皆さん今晩は、代表の前田です。
言葉の定義からして曖昧な領域に切り込んでいきます。
さて、今日のテーマは「伝える力と伝わること」です。
アンジャッシュというお笑いコンビがいます。
一方の発言を他方が違う意味で解釈して互いに勘違いをしながら会話を繰り広げていく「勘違い」を主体とした芸で有名です。
これがお笑いで、観客には勘違いの内容が分かっているから楽しいのですが、これが当事者であった場合、本当に混沌としたものに変化します。
今回物議を醸したのは、学校という仕組みについて。
前提条件は受け手である生徒がいるというもので、学校としては授業を構成するカリキュラムが大事か、それとも教師が教える授業内容が大事かという議論でした。
私自身は学校を決める基準として授業内容を見ることはあまりないと思って単純にカリキュラムの方が重要だと思ってみたのですが。。。
そこで先生に言われた一言から、波紋が広がりました。
「カリキュラムだけがあっても、生徒がいなければ学校は成立しない」
いやいや、前提は生徒がいるというお話では?
授業内容だって、先生がその場で勝手に決めているわけではないでしょう。
そこから、授業をコンテンツと解釈してみたり、サービスの受け手は本当に生徒だけなのかといった議論も展開していましたが、結局多くの受講生に疑問符を残したまま休憩時間に。
冷静になった今となっては、良くわかります。
例え講師がどんなに準備をして、資料を集め、理論を定義づけていったとしても、それを受け手が理解できなければ、学校の授業は成立しないのだと、身をもって体験した一日でした。
ではでは