月別アーカイブ: 2015年1月

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2015.01.31 Saturday

遊びの仕組みを考える

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日の雪から、今日は少し晴れやかな感じです。

商店会の新年会でもおいしい食事を頂き、とてもいい気分です。

 

今日は、ハッとする瞬間について。

 

「気付き」や「インサイト」といった言葉も用いられますが、そんなかっこいいものではありません。

日常の中で、「この仕組みを考えた人はすごいな」程度のぼんやりとしたものです。

 

新年会のボードゲーム会に向けて様々なゲームに触れたからでしょうか、ただ単純に「ゲームが面白い」ということから、「この遊びを一から考えた人たちはすごいな」と思い始めました。

 

かなり脱線しますが、私が最近遊んだボードゲームの中で「これは」と思ったものをいくつか紹介します。

 

「キャメルアップ」

ラクダのレースで順位を予想するという単純なルールですが、サイコロ一つで順位が劇的に変化したりする点がとても面白い。余談ですが、このゲームのテストプレイに参加した人たちに敬意をこめて、ゲームの肝であるピラミッドに参加者の名前が記されているそうです。

 

「アクワイア」

ホテルチェーンの株式投資ゲーム。このゲームの面白さは、実際にやってみて初めて分かります。

どのホテルチェーンが次に買収されるのかを予想しつつ、成長するホテルチェーンの株をいかに多く確保するのか。最後の決算で大逆転が起こることも。

 

どちらも、「運に左右される熟練者も初心者も楽しめる作品」です。キャメルアップに至っては、軽く品薄状態なので、興味のある方はお早めにどうぞ。

テーマ、役割、小道具、ルールなどなど一つのゲームに「ハッとなる」要素が詰め込まれています。

 

ただのゲームと侮るなかれ。気がつけば、日が暮れるかも。

たまには電気いらずのゲームはいかが?

 

ではでは

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2015.01.30 Friday

手作業の価値はどうなるか。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は雪が積もって去年の悪夢再来かとも思っていましたが、幸いにも雨で積雪はだいぶ流れてしまったようで、安心しました。

 

とはいえ、昼間はだいぶ足が冷えて困りました。

特につらいのが、雨でぬれてしまう部分。

 

基本的に出先に着替えはないですし、かといって着続けても冷たいので弱い目に祟り目です。

普通は会社の暖房で自然と温まるようなものなんでしょうか?

 

つらいといえば、最近は空気が乾燥しているせいなのか、寒さで感覚がマヒしているのかやたらと細かい傷を作ってしまいます。

どうも乾燥で肌の弾力性が失われていることも原因らしいのですが、気が付かないうちに紙や本に血が付かないか、気が気ではありません。

 

手だけでも5,6カ所の切り傷がありますし、寒さで痛みが増すのでしんどいですね。

 

とはいえ、自分の身の回りでてっとり早くものを動かすには手を使うのが一番。

そんな仕事が世の中にはごまんと存在します。

 

宅配から、料理、掃除、運転、製造、執筆、散髪。

ありとあらゆる手作業が、今の世の中を支えています。

 

しかし、そんな手作業主導な現代を改革しようという動きが出てきています。

機械化ですね。

 

ありとあらゆるものを自動化し始め、手作業よりも正確で効率的な成果を上げることが可能になっています。

 

その結果、手作業の価値は一時暴落しました。

今も多くの手作業に支えられている業界に機械化の波が押し寄せ、10年以内になくなると言われている職業の大半が手による技巧ばかりです。

 

それでもまだ手作業の価値が残っているのは、ひとえに機械化のエネルギー問題があるからだと思います。

 

しかし、これからエネルギー革命が起こりそうな現代、いつまでも「手に職」で安心できないかもしれません。

 

ではでは

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2015.01.29 Thursday

タイムいずマネー?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、時間とお金の関係について。

最近消費税増税に合わせてか、頻繁に最低賃金の上昇がみられます。

 

都内で少し前に、869だったはずだったのに、今は888になっています。

最近は商店街でも時給1000円での募集ポスターがよく見られます。

 

とはいえ、事業収益が上がらずに賃金ばかり上がっていては商売が成り立ちません。

最低賃金以上の収益が見込めるビジネスモデルが構築できなければならないのですが、収益性の高いビジネスというのはなかなか見つかりません。

 

そもそも人を雇う原因の一つに、「自分一人では賄えない部分があるから」というのがあります。

 

自分で賄えない部分を再考すると結局は時間などの制約が原因になっている場合が多い。

 

だからこそ、事業規模自体を絞ることが重要になる。

規模を縮小するのではなく、より効率的に利益を確保する道を模索する。

 

ただ、そういった模索には時間が必要で、代わりに誰かに事業を担ってもらう必要が生まれる。

 

時は金なり、人を雇う理由は自分の時間を確保するために他人に時間を代替させるためでもある。

試しに考えてみましょうか。

自分の新しいビジネスアイデアは一時間に1000円を稼ぎ出せるものなのかどうか。

 

ではでは

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2015.01.28 Wednesday

ゼロサムゲームを超えることはできるのか?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、需要についてのお話。

欲しいものにはお金を出してでも買う。

ものにするまでに時間や手間がかかるものは高くなる。

 

需要と供給、価格の関係はきってもきれません。

しかし、中でも需要の部分は曖昧さの占める割合が大きい。

 

わかりやすい例で言えば、為替。

国家間で通貨を替える際にどれだけの人がその通貨を欲しがっているのか、需要が価値を左右しますが、その需要の変遷は非常に繊細です。

経済状況や政治、その他ありとあらゆる誘因がその国の紙幣の価値を左右しています。

 

しかし、為替というのはゼロサムゲームと言われるように、誰かが得をすれば同様に損をする人がいるということです。

 

そのゼロサムゲームを変えるために、起業が注目されていたこともあります。

ブルーオーシャン、日本では枯れた技術の水平思考みたいな形で今までにない市場を創造してゼロサムではない道を開拓するのも一つの手段です。

 

とはいえ、ブルーオーシャンの陰には、市場の衰退や滅亡に追い込まれた市場があります。

 

完全にゼロサムゲームから抜け出すのは難しいですね。

 

ではでは

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2015.01.27 Tuesday

勝ち続けることに価値はあるのか?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、勝負のお話。

 

世の中は勝負事であふれています。

どんなに美辞麗句を並べたところで人は勝負から逃れることはできません。

 

一時期勝負事は野蛮として、全員横並びの徒競走や全員が主役の演劇なんてものが取り上げられた時もありました。

しかし、子供のころから勝負事から遠ざけられた人間が、いざ大人になって競争社会に突入したらどうなるでしょう。

 

周りから見ればルールを知らない人間がドッジボールのコート内に突っ立ているように見えるのでは?

しかも追い打ちをかけるかのごとく、負けることが人生の転落などと吹き込む輩もいます。

 

人によっては上昇志向が強く、誰に教わらずとも自ずとルールを学んで勝ち抜いていく人もいるでしょう。

しかし、多くの人はただ戸惑うだけだと思います。

 

そんな時は、勝ち負けにこだわらせないことです。

勝ちと負けに意識が向きすぎて、大局を見失ってはいけません。

 

しかし、勝ちにこだわることをやめられない人もいるかもしれません。

そんな時は、適度に「負けてもいいこと」をすることです。

 

自分が今までやったことのない趣味でも構いません。

自分が今できることを出し切ってもそれでも、「できなかった」という経験が、「勝ち続ける」ことよりも価値があることがあります。

 

皆さんは勝ちにこだわりますか?価値にこだわりますか?

 

ではでは

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2015.01.26 Monday

記載している情報は自由に使っていいわけじゃない。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、情報のあり方について。

 

今日は、ちょっと営業の電話がきました。普段だったら、言葉を濁して消極的に断っていたら相手の方が遠慮してくれたのですが、今日の方はちょっと様子が違いました。

 

こちらが何度か営業の連絡をお断りしている旨、これ以上のネット通販の販路を広げるつもりがないこと、当方にはっきりと明確な出店メリットがないことなどを言葉にして伝えていたのですが、ただただ食い下がるばかり。

 

相手がかたくなにイベントへの参加を進めてくるのでこちらも意地になってこちらから切るまいとしていました。

結局、こちらがイベントに出向く意思がないこと、仮に興味がわいたとしたらこちらから連絡することを伝えてお断りしました。

 

電話を切ってから、しばらくしてようやく気が付いたのですが、

彼らがあんとれボックスのことを知るきっかけになったのが、アマゾンでした。

 

そういえば、今アマゾンでは大型出品者に対して、営業所の情報を明記するように指示しています。

長期にわたって従わない場合はアカウント停止という措置を取ることも明言しています。

 

住所、代表者、電話番号に至るまで、です。

これがアマゾンの競合他社にとって非常にわかりやすい顧客情報と化しています。

 

マーケットプレイスを活用している出店者は、自分たちがこのような形で他店への営業に記載した情報が使われる思ってもみなかったことでしょう。

 

営業側だって情報源を明かすはずがありませんし、正直お手上げでしょう。

 

しかし、少なくともあんとれボックスはアマゾンのマーケットプレイスでお客様が安心して買い物ができるようにと情報を載せているのであって、他の営業等で使われることを望んでいるわけではありません。

 

ではでは

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2015.01.25 Sunday

これからもどうぞよろしく。。。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、トップページでも紹介していたイベント「新年早々、ボードゲーム会」の開催日でした。

初めてのお客様も何人か参加表明を出していただきまして、非常に楽しみでした。

 

「でした、でした」でお察しいただけ方、あんとれボックスの常連さんですね。

 

そうです、本日閑古鳥です。

IMG_0263

写真に写っているゲームはこの日のためにテストプレイを繰り返してルールの容易さと面白さを選別したものです。

 

経験者が強くなりがちな頭脳ゲーム偏重にならないよう、運の要素もそれなりにあるゲーム。

メンバー間での勝ち負けで場が冷たくならないよう全員が協力して勝ち負けを決める協力ゲーム。

 

どれもこれも2週間近く前から準備してきたものです。

イベント開始時刻から2時間が経過したあたりでさすがにくじけました。。

 

ああ、そんなにも期待されてなかったんだって。。

 

主催者側もこの日のために時間をかけて準備はしてきたつもりですが、人が集められなかったことに関しては当方の力不足でしかありません。

気持ちはズーンと沈んでしまいました。

 

……はぁ~~~ぁあぁああ。。

 

いやいや、沈んでばかりではいけません!

これからもイベント開催自体は継続していきますので、どうぞ切に、切にあんとれボックスとイベントを温かく見守っていただければ幸いです。

 

ではでは

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2015.01.24 Saturday

ネット時代の消費者反応

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は広告宣伝に対する消費者行動の中で、株式会社電通が提唱しているAISASというのをご紹介。

 

今までの消費者行動とかでは、

顧客の注意を引く(Attention)

顧客の関心を引く(Interest)

顧客の欲求を満たすことへの納得性を持たせる(Desire)

顧客が行動を起こす(Action)

というAIDAという考え方があって、近年「顧客に記憶させる(Memory)」を含めて「AIDMAの法則」といってビジネス書のキーワードになっていたこともありました。

 

それに対して電通が双方向性を強いネット環境の充足に伴い提唱したのが、AISASというもの。

注意と関心は今までと同じですが、そこから

顧客がそれを調べる(Search)

行動を起こす(Action)

共有する(Share)

として消費者行動がより能動的であることを定義づけている点が非常に興味深いです。

 

少し前まで自己主張は控えめな日本にそんな共有なんて定着するのかと思っていたのですが、今では動画投稿サイトでユーチューバーなんて人たちが注目を浴び、有名ブロガーが発言した内容が大きく消費者行動に影響を与えることも。。

 

世の中は私が大人になった間にもせわしなく動いているもんですね。

というわけで私も今回共有してみましょうか。

 

今日は姉貴の誕生日でした!誕生日おめでとう!

このブログの数少ない読者諸君、姉貴の誕生日を祝ってやってください。

 

よろしく!!

 

ではでは

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2015.01.23 Friday

後継者バンクは起業家の進路足りうるか?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、後継者について。

よく中小企業などでは、事業継続断念の最大の要因として「後継者不足」を上げていることがすくなくありません。

 

従業員はいるのに自分の後継者がいない。

自分は好きでやっていることだけれど、経営者としての立ち位置は決して楽なことばかりではない。

そのうえ、自分を信じてついてきた従業員たちを納得させられるような有能な経営者候補を見つけ、育てることは至難である。

 

そんな思いが、後継者不足という一言にまとめられている気がします。

勿論、それも踏まえて事業計画だと言われるとぐうの音も出ませんが、多くの中小企業で普段の事業以外に経営者の育成や後継者の選定をする余裕はないと思います。

 

それを踏まえて政府は「後継者バンク」という起業希望者と後継者を探す企業をすり合わせる仕組みを提案しています。

 

現実にうまくいくのかどうかは眉唾ものですが、起業希望者にとっては少し面白い進路が加えられたと考えています。

 

個人的な見解ではなく、あくまで一般論の話ですが

起業を一から始める場合と、こうして後継者候補として既存の事業を引き継ぐ場合どちらのほうが軌道に乗りやすいかという話です。

 

実際、後者の方が既存の事業が働いている分比較的容易に軌道に乗せられることでしょう。

さて、起業を考えている皆さんはどう思いますか?

 

ではでは

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2015.01.22 Thursday

クロネコメール便が廃止になります。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は普段から利用しているサービスに衝撃が走りました。

 

ニュースなどでも話題になっていますが、手紙などではなく2cm以下の物を全国に配達するサービスである「クロネコメール便」が3月末にサービス終了とのことです。

 

正直寝耳に水ですが、個人の利用者で「信書の発送ができない」というルールを知らずに、もしくは信書に相当する書類の判別がつかずに発送し、郵便法違反で摘発されるケースが相次いでいることがその最大の要因のようです。

 

結局、法人に限り「クロネコDM便」としてサービス内容を一新して4月に運用する予定で、個人のお客様にも宅急便のサービス拡充や二種類の発送方法

・定型ボックスに詰めて送るタイプ

・薄型の小型荷物をポストに投函するタイプ

 

が提案されるようです。

詳しいことは3月以降に発表されるということですが、それでも冊子類を業界最安値で発送出来たサービスが終了するということで発送サービスを利用している通販業界には衝撃が走ることでしょう。

 

これを契機に数で稼ぐリサイクル古本屋がより減るのではないでしょうか。

私はこれからもビジネス書を扱うこと自体は継続しますが、数を稼いで利益を上げづらくなることは間違いないので、これからのやり方を見直す必要がありそうです。

 

ではでは