月別アーカイブ: 2013年8月

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2013.08.31 Saturday

持続可能な商いって何?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日久々に当店の電話に間違い電話が来ました。

間違い電話と言っても、電話番号を間違えたわけではなく、この番号を以前使っていた会社に対しての連絡でした。

 

私自身とは全く関係のない相手ではありますが、確かに電話番号で検索を掛けると私とは関係ない事業者が出てきてしまいます。

 

少し億劫ですが、こうした間違い電話には誠心誠意地道に対処することが最も近道です。

 

さて今日はそんなところから想像が飛躍して持続可能な商いについて考えてみたいと思います。

 

経済的に自立して生きていくためには、当たり前ですがお金を稼ぐことが必要です。

しかし、どんな商いであれ景気には波があります。

 

利益を追求するのが企業の目的とはいえ、利益が出なくなったからといってすぐ解体できるような組織でないのも企業の一面です。

 

では解体しにくい会社組織を可能な限り持続させるためにはどうすればよいのでしょう?

 

こればかりは事業者全体の命題でもあるので答えはありませんが、方向性の一つとしてこちらの「ビジョナリー・カンパニー」はおすすめです。

 

 

本書はどちらかというとスケールの大きい企業が対象になっていますが、事業の継続に規模はそこまで重要ではありません。

 

変な言い方になりますが、「持続する事業」は「持続させる人」が居て初めて成立します。

 

うまくいかないからと言って、すぐ見切りを付けずに自分のできる範囲で持続させてみる。

すぐ成功するビジネスは、同じ速度で失敗します。持続可能なビジネスはその逆ですぐに成功しないものだと私は思います。

 

ではでは

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2013.08.30 Friday

敷居の高さ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近私のいる建物に新しい入居者が入るみたいで今改装作業をしているようです。

 

近くお店が完成したらご挨拶に伺おうかと思います。

 

さて、そんな良い出来事もありますが、私のところは相変わらずです。

 

私のお店は、「路面店ではない」「二階で階段しかない」「店の中身がマニアック」ということでなかなか敷居の高いお店になってしまっています。

 

敷居が高いと言っても、書籍だけなら定価の半額以下から2割弱で販売しているのですが、書籍そのものの価値が暴落している今それでも高い、と感じる方が多いようです。

 

敷居の高さは一般的な商売において排除すべきものです。

 

敷居の高さ自体を魅力にしているところは別にして、多くの商店はお客さんにまず入っていただきたいと思っています。

 

自分がターゲットにするお客さんにどの商品をどれくらいの値段なら買ってもらいやすいだろうかと思案しながら仕入れ値付けをし、仕入れ値と販売価格の差額を手数料や手間賃として自分の利益に変えているわけです。

 

そのターゲット層が入りにくい敷居の高さがあってはお店に人は来てくれません。

 

店主の個性をお店に反映させるのも良いかもしれませんが、あくまでお客さんに入りやすいように、です。

 

その敷居の低さを魅力にした成功例がフランチャイズやチェーン店なのです。

 

ではでは

 

今日の本は、「覆面調査員は見た!感動のサービス あきれたサービス」です。

記事でも何度か取り上げましたが、日本は過剰なサービスで世界的に有名です。時給800円のアルバイトが一流5つ星ホテル並みのサービスを提供しているとまで揶揄されるほどです。

しかし、サービスは本来その代価をお金で受け取るものです。無償で行うのはホスピタリティです。

お金は出さないけれどサービスは徹底しろというのは矛盾しています。

 

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2013.08.29 Thursday

ルールを破ること

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

いやはや、びっくりするような出来事もあるものです。

 

WordPressを使っているユーザーに向けてハッキングを仕掛けたトラブルがおきました。

このサイトも一時的に文字化けや表示があいまいなバグが起こっていました。

 

ご迷惑をおかけしました。

幸いにも状態が復元されましたが、こうした愉快犯の行為は非常に困惑させられるものがあります。

 

悪戯に費やす以上に有益な技量を持ちながら宝の持ち腐れでしょう。しかも犯罪行為とは。

 

確かに、ハッキングの中にはネット防壁の脆弱性を指摘し、より強固なネット防壁を構築することにも一役買っていることは確かです。

 

しかしそのために周りに顰蹙を買ってしまう行為は避けるべきです。

セキュリティの脆弱さを提示するのに、セキュリティ内の情報端末に侵入する必要はありません。

 

お店や企業にも同じようなことがうかがえます。

例えば価格破壊と言われるようなサービスの提供は、基本的に起業希望者がとるべき策とは言えません。

 

既得権益だなんだと言われてしまうと困ってしまうのですが、大企業はともかく中小企業や個人商店の方で価格を宣伝材料に使っているお店はほとんど見かけません。

 

逆に言うならば、価格で勝負しようとする起業は周りの同業他社から多少非難されることを覚悟するべきです。

 

ではでは

 

今日の本は、「会社のルール 男は『野球』で、女は『ままごと』で仕事のおきてを学んだ」です。

「地図が読めない女、人の話を聞かない男」という男女の性別差で性格・気質の分野に脳科学的視点で切り込んだベストセラーの書籍があります。

ジェンダーフリーだなんだと言われても、男性的な仕事、女性的な仕事の境界はそう簡単になくなるものではないようです。その垣根を飛び越えるためには人一倍の努力と苦労があると思います。

 

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2013.08.28 Wednesday

値付けと消費動向

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

よく古書店では買取が命だと言われています。

 

物が売れることよりも、買取のお客さんを大事にしてしまうくらい、買取が商売を左右するからだそうです。

 

書籍の価値を古書店が自由に決め、独自の価格設定で買い取りと販売が出来ました。

 

だいぶ昔の話ですが、古書店で蔵を建てた人も大勢いたそうです。

 

しかし、その古書店の暗黙のルールであった書籍の値付けが明るみにされ、ブックオフなどの新古書店やアマゾンの様なネットを介した中古売買が可能になると、書籍の価値は買い手によって左右されることになりました。

 

消費者からすると今まで足元を見られていた書籍の価格がある一定の尺度で知ることができるようになって、大変買い手有利な立場になりました。

 

家電量販店などではすでにネット市場との価格競争が激化していて、表示価格が交渉のスタート地点を言われるようになっています。

 

価格交渉すらできない気弱な人は表示価格で買うしかないのか、といった疑問点はありますが家からでも注文できるネット販売に比べてお店に来てもらっているというチャンスをものにするためには価格や保証で惹きつけなければならないということでしょう。

 

私のお店もそろそろ値付けの幅を広げるときかもしれません。

 

ではでは

 

今日の本は、「お金の才能」です。

皆さんは古書店の収入源は店頭販売以外にどこにあると思いますか?

古書店同士の古本市場?ネット販売?お得意さんへの定期的な卸売?

確かに上記のことも考えられますが、実はそれ以外の収入が大きな容量を占めていることがあります。

執筆、編集活動、棚づくり、イベント主催など実に多岐にわたります。何をどれだけやっても自由なのが自営業者の特徴です。

 

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2013.08.27 Tuesday

自助努力ってなんだろう

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はお昼ごろに説明会を受けに出かけたり、ちょっとした野暮用があったりと外出が多い一日でした。

 

そんな移動の合間にどうでもよい物思いにふけるのが密かな楽しみだったりします。

 

今日は、景気がよくない事業者に対してよく使われる言葉「自助努力が足りない」について考えてみました。

 

フランチャイズやチェーン店と違って、一般の商店に新規のお客さんが事前情報なしに入ってくる機会はめったにありません。

 

以前販売機会のお話をしましたが、日本全国どこに出かけても同じお店がある安心感というのは新しいお店を開拓しようと考えている人を除くと非常に大きいものがあります。

 

そのため、普通の独立開業者は新しいお客さんを呼び込む営業活動が非常に重要になります。

 

しかし商いの世界は魑魅魍魎の弱肉強食世界。

如何にお店側が頑張ろうと新しいお客さんが来なければ衰退するばかりです。

 

勿論お店側に出来ることはたくさんあると思います。些細なところから営業活動の枠を広げてみたり、需要に呼応したサービスを提案していくことなど、自助努力の範疇になるでしょう。

 

しかしそれでもお客さんが来るかどうかはわかりません。

頑張った結果成功するということはありません。

 

しかし、世の中の風潮として成功していない=努力が足りないという方程式がまかり通っています。

 

一生懸命な人に自助努力が足りないというのは、自助努力で成功をおさめた人が言える言葉です。

 

それに、商いに一生懸命なら助けてくれる人が出てくるはずです。

 

ではでは

 

今日の本は、「本気になればすべてが変わる」です。

どんなものであれ、物事に真剣に取り組んでいる人は美しいものです。

真剣であっても失敗したりうまくいかないことがあります。しかし、間違いなく取り組む前と今では見えているものが変わってきているはずです。

青臭いと思われるかもしれませんが、一心不乱に取り組める何かを語り合うのも楽しいものです。

 

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2013.08.26 Monday

人を雇うリスクと可能性

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今朝は穏やかな晴れで残暑もなりをひそめたような気がします。

 

勿論、脱水症状には逐次注意が必要です。

 

さて、今日は人を雇うことについて考えていました。

 

皮算用ですが、人一人をアルバイトとして雇う場合、日に8時間で週に5日働いてもらう場合、月に13万円前後(800×8×5×4)必要になります。

 

自分一人でお店を賄えなくなったときに必要な手数料がこれに相当します。

なんとも物凄い金額です。

 

大したことがないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、起業初期の自営業者にとって月13万円以上の収益はなかなか見込めません。

 

勿論単純な損益以外にもアルバイトを雇うメリットはたくさんあります。

自分が働かなくてもいい時間が出来るというのが一番のメリットと言えるでしょう。

 

時間が出来るということは、自分の商いを発展させる余裕が生まれるということです。

 

一度走り出してしまった商いには、利益の限界が出てきます。そこを突破するにはアイデアと時間が必要です。

 

時間をお金に換えてアルバイトをしている人の裏側には、お金を時間に変えて商いをしている人がいるのです。

 

ではでは

 

今日の本は、「問題だ!そのバイト語」です。

最近、就業中の合間を縫って衛生的に問題のある行為をネット上に公開する問題が多発しています。

世間的に批判は広がっていますが、それでも公開する人は増え続けています。

小コミュニティの身内でワイワイ騒ぐつもりで投稿した筈が、無関係の人を巻き込んで大騒ぎになっています。企業も寝耳に水の様なこの不祥事の対応に追われています。

ネットに投稿するということは、全世界に自分を公開していることと同義です。

ネットを活用するリスクをまず知ることが必要です。

 

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2013.08.25 Sunday

振り返り地点

みなさんこんばんは、代表の前田です。

今日は第六回目の起業家ネットワークイベントでした。

 

参加者の皆さんと最近のビジネスについて話し合ってみたり、ビジネスモデルを考えたりする企画で最近ようやく会としてまとまりができ始めています。

協力してくださっている校友会の皆様には厚くお礼を申し上げます。

 

このイベントでは、参加者の皆様からの問題提起や実際のケーススタディなどを募集しております。

商売に革新を求めている方や、起業を漠然と考えている方に御参加いただければ幸いです。

 

さて、気付けば創業から一年が経過しました。

 

振り返ってみると、自分の未熟さを痛感した一年でした。失敗ばかりで、皆さんには迷惑をかけることも多々ありました。

 

まだまだ自身の未熟を恥じている日々が続いていますが、あんとれボックスをここまで進めてこれたのもひとえに皆さんのお力によるものです。

 

誠にありがとうございます。

これからも頑張るぞー!

 

ではでは

 

今日の本は、「叱って感謝される人、逆切れされる人」です。

私は叱られる側の人間ですが、叱り方にも二種類あります。一つは素直に言うことを聞きたくなる叱り方、もう一つは反発したくなるものです。

この区別は人によってまちまちです。ただ間違いなくいえることは、怒鳴りつける叱り方はほぼ後者の叱り方に相当すると思います。

こちらの身を案じて叱っているのか、自分本位に怒っているのか分からないからです。

会話は双方の理解によって成立します。そんなつもりで叱ったのではないと弁解しても、叱られた側の印象はなかなか覆りません。

 

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2013.08.24 Saturday

販売機会

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

いつも通りお店で必要な事務作業をしてから、午後のお出かけに備えました。

 

今日はお昼ごろに食事会に出かけて大学の校友達とお話しました。

 

大学の卒業生の創業メンバーの一人であるお店をお借りして懐かしの学食を提供していただきました。

 

宣伝になるかどうかもわかりませんが、お店の情報はこちらからどうぞ。「totoru」といいます。丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩二分の良い雰囲気のお店です。内装に物凄い力が入ってます。

http://totoru.jp/

 

創業してまだ間もないので、今のうちに常連さんになっておきましょう。

 

以前から、隣の芝生は青いということで飲食店を営んでいる方の優位性ばかり目がいっていましたが、物販にはない課題として鮮度の課題があることに今更ながら気が付きました。

 

物販は比較的長期なスパンで物が売れることが前提にあります。賞味期限もなく、結果として売り切れば在庫処分をする必要がなくなるということです。

 

しかし飲食関係は一日、いや昼だけ・夜だけの営業であっても食材のあまりが出たら処分しなければなりません。

 

物販は、商品を持ち出すことによって売ることも可能ですが、飲食では不可能です。

販売機会の幅でいえば、物販は大いに期待できると言えます。

 

出店やショーケース出品、ネット販売などの店売り以外の販売機会の幅を販売チャネルというそうですが、店内で売れないのであればお店の外に積極的に持ち出してみてはいかがでしょうか?

 

 

帰宅途中に立ち寄った販売機会の最大化を達成したと言えるコンビニエンスストアにてこんなことがありました。

 

私が代金を支払ってお釣りを頂こうとしたところ、店員さんが8を3と見間違えてつり銭を渡してきました。

 

財布に移す前に気付いてよかったと思って「お釣りは632ではなく682では」と店員さんに伝えると

 

3秒間、何言ってんだこいつはという顔をされる。

50円足りないんですが、と伝えるとしぶしぶつり銭とレジの表示を見直す。

お詫びもなしにはいどうぞ、と50円付け足してお釣りを渡される。

 

この対応でも当店より儲かっているお店なのだと思うと、惨めな気持ちになりました。

 

ではでは

 

今日の本は、「カフェのようにくらすものづくりレシピ」です。

喫茶店は雰囲気や環境に細心の注意を払っていると言われています。

古本屋や雑貨屋も同様に趣深い独特の味わいを大事にしているところがあります。

しかし、内装を完全に入れ替えて新しく明るい喫茶店、明るい古本屋・雑貨屋を立ち上げた企業が台頭してきました。

内装に凝る人が減り、シンプルで明るいものが好まれる時代のようです。

 

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2013.08.23 Friday

手間賃の在り方

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は吹奏楽のリハーサルを聞いてきました。

音楽プレーヤーでは味わえない生演奏の醍醐味を見ることが出来ました。

 

演奏者の苦労が身に沁みます。

 

演奏会は手間が物凄くかかっています。

もし演奏会をビジネスとしてとらえるのであれば、それには大変な苦労が伴います。

舞台セット、音響、照明、衣装といった当日の準備や、練習時間、楽器の減価償却、練習場所の使用料、広報宣伝など事前にかかる経費をすべて費用として考え、スポンサー料や広告料、チケット代やグッズ販売などの収益で賄うことになります。

公演時間に対してチケット代が高いと感じるのは、比較対象が音楽プレイヤーや音楽CDの料金になってしまうからではないでしょうか。

 

中身は同じ楽曲であっても、演奏会、音楽プレイヤー、CD、レコードなど媒体が異なれば聞こえ方も料金体系も異なってきてしまうのです。

 

この考えは他の商いにも言えます。

演奏会などは惚れ惚れするような音楽を奏でる手間を代替してもらって料金にしています。

定食屋や飲食店は料理を作り、食器を片づける手間を料金にしています。

洋服店や雑貨店も店主や店員さんのセンスで仕入れが決まり、お店の雰囲気や仕入れの手間を料金にしています。

 

しかし、ネットの登場でその手間に対する価値が大きく揺れ動きました。

料金体系の比較が容易になり、利用者のコメントが容易にお店の評判へ反映されてしまっている今手間賃の引き下げ競争が起こっています。

 

勿論顧客をより多く獲得するために求められる競争・戦略ではあるのですが、一歩間違えると共倒れになりかねません。

 

手間賃をしっかり取ることを考えて値下げを極力避けましょう。

 

ではでは

 

今日の本は、「35歳までに身につけておくべき プロの経理力」です。

経理が理解できるということは、会社のお金の流れを知ることにつながります。

数字は嘘をつきません。物事を冷静に判断する指標になりえます。

 

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2013.08.22 Thursday

喜びの沸点を下げる

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

この夏場は例年に比べても猛暑だったと思います。

おかげで腕がいい感じに焼けてしまいました。来年は長袖で過度な日焼けを避けようと思います。

 

さて、今日は喜びの沸点についてお話したいと思います。

 

以前、イベント主催者の義務は人を集めて有意義な時間を演出すること、イベント参加者の義務はイベント中は楽しむことというお話をしました。

 

というのも私自身楽しいリアクションをしていないな、と感じることが多々ありました。

筋金入りの天邪鬼なので皆が盛り上がっているときに腰が引けてしまうような「ノリの悪い」私ですが、それを加味してもなんでこんなに盛り上がっているのだろうかとつい斜に構えて考えてしまうイベントがあったりします。

 

自然に盛り上がっているならまだしも、イエスマンしかいないハッピー☆なイベント環境はちょっと恐怖を覚えてしまいます。

 

一方で、厳格で冷え切った環境下の企画は非常に鬱屈がたまってしまいます。

 

初見の参加者を通過儀礼のごとく叱責して体育会系よろしく鍛え上げるといったプロフェッショナルセミナーなどは講師自身の質がまちまちのくせに参加費が常軌を逸していることが多いです。

 

私はどちらも好きになれそうもありません。

 

もっとシンプルで楽しめるイベントにしようと考えるのではあれば、やはり全員参加型イベントで沸点の近い者同士で意見交換などを行うのも良いかもしれません。

 

いずれにせよ、スポンジのようにイベントの内容を吸収するのであれば、喜びの沸点を下げて参加してみてはいかがでしょうか。

 

ではでは

 

今日の本は、「坪田まり子の士業のためのセミナー講師養成講座」です。

講師を育てるための講座というのはなかなかわかりにくいですが、講師の数を増やすことには利点と欠点があります。

利点は、家元制度のようにつながることが出来ることや講師認定試験の様な試験によって利益を生むことができる点などがあげられます。

欠点は、講師の増加に伴う希少性の損失や顧客の奪い合いが起こりえます。