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2015.11.06 Friday

器用貧乏が増える背景

皆さん今晩は、代表の前田です。
今日のテーマは「労働の比較優位」です。

人の性格が多様であるように、仕事にも様々なものがあります。

そしてそれを一つの大きな仕切りで分けると「肉体労働」と「頭脳労働」に分けられることでしょう。

最近では「感情労働」なんてさらに別の枠も増えている気もしますが、基本的には肉体か頭のどちらかを労働に生かすわけです。
そこに比較優位の考え方を加えると人や状況によって求められる仕事の内容は異なってきます。
例えば肉体100:頭脳70な優秀な仕事人がいたとして、自分が肉体60:頭脳40の人間だったとします。

仕事の成果を求めるのであれば、仕事人には100の成果が出せる肉体労働に従事してもらって、自分が頭脳労働を担う方がよいわけです。100+40=140です。逆に自分が肉体労働を担った場合70+60=130で成果は10下がるのです。

勿論これが80:70の人間と60:40の人間であれば自分が肉体労働をしていた方がいいことになります。
そうやって何もできない自分でも、他の人によって優位になれるものが異なるわけです。

だから専門分野に強くない人は全般的に幅広く力を身につける必要があります。
得意なことがないというのは、結局自分から困難な道を進む一歩かもしれないというお話。
ではでは

コメント2件 “器用貧乏が増える背景

  1. 前田 投稿作成者

    貧すれば鈍するよ。
    独立して稼いでいくのは大変だよね。

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