月別アーカイブ: 2014年12月

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2014.12.11 Thursday

商品+サービスで来客を集める

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は昼ごろまで雨に降られて少し窮屈でした。

気温は思ったほど低くはありませんでしたが、それでも雨というのは行動範囲を狭めてしまいます。

 

そんな今日でしたが、途中から天気も回復傾向になり、ついついお昼休みの外出もかねて遠出してみました。

といってもちょっとした散歩のようなものですが。

 

少し歩いてみて思ったことは、一般的なチェーン店等メジャーどころを除き、個人営業の小売店が非常に少なくなっているという事。

飲食店だとまだまだ個人営業も力があるのですが、サービスではなくものを提供する店舗はどうしても通販に押し負けている印象を受けます。

 

実店舗に出向く理由がお客さん側にある商品ならともかく、定期的に購入するような商品を通販で安価で購入できるとしたら、やはり実店舗へ出向くことは減るでしょう。

そうなると、オリジナル商品や独占販売などの差別化が図られるわけですが、オリジナル商品や独占販売に消費者が簡単に動くわけはなく、集客に苦労するのが現状です。

 

良い立地であれば集客の苦労は多少減りますが、それでも賃料は高いですし、日々の売り上げを固定費分上乗せしなければならないので、結局価格は高くなり商売は苦しくなる。

だから、多くの小売店では商品+サービスの追及で新しい価値を提供しようと奮闘しています。

 

例えば、私が最近熱中しているボードゲーム。

その専門店で有名な「すごろくや」というボードゲーム屋さんがあります。

http://sugorokuya.jp/

 

高円寺にあるこのお店は最近ちょっと移転をしたのですが、前の店舗を「す箱」と称してボードゲームを楽しめるイベントスペースとして提供するようです。

 

ただ単純にボードゲームを販売するのではなく、それを遊べる空間を提供する。

商品とサービスが合致した良い形だと思います。

 

ほかにも、書店と著者の講演会がセットになった新型書店や、楽器店と音楽教室、和服店で着付け教室、お茶葉屋さんで茶道の会を開いたりなど、商品とサービスがつながる形のサービスがどんどん生まれています。

 

これから、商品を商品のまま売る商売ではなく、サービスを加えて店舗に来ていただく工夫が求められるのです。

普通の商品にどんなスパイスを加えたら深みが生まれるのでしょうか。

 

ではでは

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2014.12.10 Wednesday

小銭稼ぎを謳うネットワークサービスが定着しない

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

帰り時に少し雨に降られてひやひやしましたが、なんとか大降りになることなく帰宅できました。

寒い季節の雨に打たれるなんて、風邪を引けと言われるようなものですから。

 

さて、今日は「小銭稼ぎを謳うサービス」について。

世の中には小銭稼ぎを勧誘用語として人を集めるサービスが時々出てきます。

 

人によっては「それの何が悪いんだ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はあえて声を上げて言いたい。

小遣い稼ぎを謳うサービスで小銭稼ぎが出来る人は単独でも儲ける才覚を持つ人だけだ。

その他大勢は、日当100円にも届かないことだろう。

 

起業同様ほぼ9割が小銭稼ぎはもとより、缶ジュース代にもなりゃしない収益でせっせと何かを提供しているということ。

 

フェイスブックのような構造とミクシィの勧誘手段を併せ持つ、ユーザーが小遣い稼ぎ出来るSNS「tsu」もその一つ。

 

自身のページから得られた広告収入のうち、9割がユーザーに還元されると謳っているけれど、その構造には大きなカラクリが仕組まれている。

 

ミクシィのように現会員からの招待がなければ加入できないのだけれど、そうやって加入した際には紹介者へ新会員が得た広告収入のうち一定割合を得られるという倍々ゲームの逆構造のようになっている。

親になればなるほど儲けが進み、末端になるほど儲けが減る。

 

一部の流行先駆者たちが興味を示しているものの、大きくユーザー数が増えてはいない。

単純に小遣い稼ぎ位しかそのSNSサービスへの魅力がないのも問題点だと思うけれど、自身が提供できるコンテンツを通して広告収入の小遣い稼ぎが出来るような人間がわざわざここを使う理由もない。

 

既にフェイスブックをやっている人間が、フェイスブックに似たSNSをさらにやりたいかと言われたら、答えはいいえだと思う。

金儲けをネットワーキングの前面に押し出したら人は離れてしまうだろう。

 

ではでは

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2014.12.09 Tuesday

何をするにも、男女一緒がいいらしい

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は知人が訪ねてきました。

ちょっとした羽休めだそうで、いい感じに居つける場所ということであんとれボックスに白羽の矢が立ったようです。

 

さて、そんなわけで今日も少しお話をしていたのだけれど、不純な理由抜きで一つ大事なことを言っていました。

「会議でも、セミナーでも、物事に活気がみちるのは男女それぞれがいたほうが良い」ということ。

 

以前参加したセミナーで講師を務めていた慶応のシステムデザインマネジメント科の講師の方は、ワークショップにおける机ごとに必ず男女を混ぜて実施すると仰っていました。

 

というのも、男性のみ、女性のみのグループでは男女が含まれているグループより、知的生産性が下がる傾向があるというデータがあるそうなのです。

勿論、傾向は絶対ではないので男性のみの場合、女性のみの場合で良い結果が挙げられることだってあるでしょう。

 

が、イベントを主催する側は参加者の男女比にそれなりに気を配るとよいのかも。

男性だけの会議だと話が滞りやすいので、女性にも参加していただきたい。。。

 

……こういうことを書くと私が女性に飢えているような感じがするのですが、私をよく御存じの方がいたら「前田はそんなやつじゃないから」と弁解してくださると幸いです。

いやむしろ笑ってやってくださいな。

 

ではでは

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2014.12.08 Monday

同じ土俵で戦うの?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近円安の影響で輸出産業は好調ですが、輸入産業は苦境に立たされているようです。

いずれ急激な円安にもストップがかかるのかもしれませんが、現状日本円への経済的な信用性を如実に表しているものと受け止めましょうか。

 

原料費の高騰に伴う飲食関係の値上げが少し家計に響きそうですが。。

 

さて、今日は市場規模と競争についてのお話。

当たり前の話ですが、どんな産業も需要と供給のバランスで成立しています。

 

市場規模はそんな需要を指す指標の一つです。

例えば日本の大都会で増えすぎたと言われるコンビニエンスストアは、市場規模を超えての出店数で互いに利益を侵食しあい、非常に厳しい状況に立たされていると言われています。

 

20年ほど前であれば、フランチャイズ出店による利益は非常に大きなものだったのかもしれません。

今ではアルバイトへの求人でも最低時給に近い水準でしか人を雇用できないほど競合の進出や市場の過当競争が起こっています。

 

コンビニに限って言うならば今からフランチャイズを目指す人は

・集客の見込める土地を所有しているか、土地を購入できるほどの資産を持っている。

・すでに店舗のオーナーであり、多店舗展開を目指している。

・従業員から経験を認められて、オーナー業を引き継ぐことができた。

・自分の体力に自信があり、(文字通り)年中無休で仕事に従事できるだけの熱意がある。

 

競争力(もしくは運)がなければまず借金を抱えて終わるだけです。

あんとれボックスの隣のビルは私が起業してからすでにサークルKサンクス、ローソンストア100と二つのフランチャイズが何らかの事情で撤退しました。

 

日本におけるコンビニエンスストア産業は成長期を過ぎて安定期に入りました。

そんな市場に今から同じ土俵で戦うというのでしょうか?

 

少なくとも上記の強みがないのであれば、私はあまりフランチャイズをお勧めできません。

同じ土俵で戦わないように、新たなのぼりエスカレータを見つけ出すアンテナが必要です。

 

ではでは

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2014.12.07 Sunday

唇と笑顔

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて、今日は歯列矯正のため歯科に出かけてきました。

上顎のワイヤーを取ったので、見た目はだいぶすっきりしてきましたが、先生曰くこれからがもっとも大変とのことでした。

 

というのも、私が口を開けて呼吸をする性質でせっかくワイヤーで固めた歯列がまた前に出てしまう可能性があるそうなのです。

私の口の閉じ方は少しいびつらしく、顎のあたりの筋肉を使って唇を閉じているため唇の筋肉が衰え前に出そうとする歯列を押し戻せないとかなんとか。

 

まあ、これだけ聞くとただの矯正談義ですが、ここで興味深いと思ったこと。

それは、私が鍛えるのを怠って衰えてしまった筋肉は笑顔を形作るのに重要な要素だとおっしゃっていたこと。

 

以前自分は笑顔を即座に作るのが苦手だというお話をコメントか何かでした気がします。

笑顔を作るのに必要な唇の筋肉がないため、無理をしないと笑顔を作れなかったことが遠因だったのかもしれません。

 

とはいえ、自分の唇の筋肉があるのかないのか、すぐには判断がつかないと思います。

 

というわけで、皆さんにも手軽で簡単な唇の筋肉の見分け方。

用意するものはクリップ一つだけ。

 

クリップの重複している部分を折り曲げて凸の形にします。

そしてそれを唇でつかんで支えます。

 

意識せずともしっかりクリップを留められたら大丈夫。

グラグラしたりしっかり意識しないとぽろっと落してしまいそうな人は要注意!!

 

それは、直さないとまずいかもしれませんよ。

 

ではでは

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2014.12.06 Saturday

ざっくり稼ぐ?じっくり稼ぐ?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は商店会の忘年会でした。

普段は機会が合わず中々一堂に会さない面々がこうして集まると壮観ですね。

 

勿論四方山話もたくさんありますが、時には商いくさい話もちらほら。

どうも学校法人系が場所を探しているだの、粉物は儲かるらしいがどうなのかとか、管理費の引き下げ等々いろんなお話がまぜこぜになっています。

 

以前から結構繰り返し発言していますが、私にとって起業家というとテレビに映っているイケイケな人たちではなく、むしろこうした方々をイメージしてしまいます。

 

急激な盛り上がりもないけれど、堅実に信用を広げて商いをする姿勢。

安定志向と揶揄されそうですが、商売は堅実に長くできる方が稼いだ額なんかより重要だと思っています。

私は、どちらかというとこちらの起業を支持しています。

 

とはいえ、世間で起業家といえばテレビに映る方々ばかり。

同世代とは思えないほど羽振りのいい生活を送っている方々のように感じられます。

一見するとお金があって豊かに感じられますが、ある種の人気商売に近いので、人生のすべてが仕事に向かっているくらいの過密スケジュールで稼いだお金の額を見るくらいしか余裕がないでしょう。

 

と、一方的に両方の起業家について偏見を語っていますが、皆さんはどちらの起業家がお好きでしょうか?

むしろ、どちらの生き方を選びたいですか?

 

ではでは

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2014.12.05 Friday

せどりを見かけない

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近は寒さにも少し慣れてきた気がしますが、気を抜くとまた体調を崩しそうですね。

さて、今日はちょっと活きのいい学生さんが来店してついつい話が長くなってしまったりしました。

 

そんな中で、「いい本が安く見つからない」という話が出ました。

あんとれボックスも古本屋ですが、やはり最近の読書への関心は二極化が進んでいるようです。

 

・どんな本でも安くなければ読む気にもならない。定価の半額以上なんて。。。と安物買い。

・気になるコンテンツには金に糸目は付けないが、熱が冷めれば即買い取り。

 

結局、予定外の物に手を出してみようという需要はありませんね。

似たり寄ったりではなかなか成果を上げるのは難しいのかもしれません。

 

そういえば、つい最近都内のブックオフを久々に観覧したのですが、値付けが偏っていてびっくりしました。

ほぼすべての書籍に専用バーコードと個別の値付け、100円棚と半額+50円というのはなくなっていたようで、ほとんど値上げに近い状態でした。

 

これなら定価で買うよ、と突っ込みたくなるくらい強気な価格設定に少し気が引けてしまいました。

とはいえ、これによってバーコードを片端から読み込んで利益を得るせどりが激減したようで店内は本を真剣に探している人たちばかりでした。

 

どうもこの価格変更はアマゾンの中古価格を参考にしているようです。

個人的には棚ボタは望めそうもありませんね。

 

対個人の買取価格を売値の1~2割程度に引き下げることで実現していると言えるでしょう。

あんとれボックスに評判のビジネス書持ってきて下さったら3割以上は堅いのに。。

 

というわけでちょっとした宣伝も織り交ぜて終了。

 

ではでは

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2014.12.04 Thursday

旨みを作り出す工夫

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は9月に実施した早稲田の地球感謝祭の商店会メンバーの反省会が実施されました。

一応末端とはいえ商店会側で携わったので、一応いくつか提言も持って会に臨みました。

 

……起業家ネットワーク同様、人の集まりが悪い。

イベントに参加した側は、当日まで準備をしてピークを迎えて終わりなのだけれど、運営側はイベントが終わってからが本番ともいえる。

私も大学の文化祭で事後処理の大変さは理解しているつもりだ。

 

しかし、その事後処理は学生ではなく店子が担っている。

当たり前だが、自分の商売があり日々くたくたになるまで働いている方々ばかりだ。

補助金申請のためとはいえ、正直一人や二人でこなしていい作業ではないような気もする。

 

反省会で挙げられたポイントは以下の通り。

・地球感謝祭で商店会としてイベントを通して得られるものは学生との繋がりくらいでボランティアとしてはほとんど割に合わない(むしろマイナス分を補てんすることもある)。

・スタッフの人手不足で店子の負担が大きいにもかかわらず、商店会連合として携わっているのは10名程度。増員が急務だが、地球感謝祭の商店会員に提供できる価値が少ない。

・コストの削減には工夫の余地が十分あるだろう、運営方法ももっとシンプルにして学生に任せていくことも検討しよう。

・主催側としてはこれ以上の「タダ働き」は難しい。イベントの一時凍結も視野に入れて地元商店会、地域住民や学生、そしてイベントを盛り上げてくださる方々三方の益になる道を模索したほうが良いのでは?

 

とまあ、私的な解釈も含まれているが大まかにはこうした点が話題に上った。

まだ曖昧な部分がいくつか残されているものの、前向きな提案が出て安心した。

 

出来れば来年以降に活かせる工夫を述べられたらよいのだけれど、今回は主要人物がいなかったため今日は実行委員長の愚痴に耳を傾けることになった。

 

でも、商店会にとってメリットがない現状は非常に不満なので、少しでも商店会が積極的に携わって、かつ旨みを作れる工夫を考えてみたい。

 

ではでは

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2014.12.03 Wednesday

試行錯誤のいつが楽しい?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

一気に冷え込みましたね、おかげで薄手のジャケットから綿入りのジャンパーに鞍替えです。

自転車乗りにとって前から受ける風は気温以上に体感温度が下がるので、防寒対策はやり過ぎて困ることはありません。

 

さて、そんな帰り道不注意で自転車を倒してしまいました。

それだけなら立て直すだけでよかったのですが、残念なことにその衝撃でチェーンが外れてしまいました。

 

始めは手作業で頑張ろうとしたのですが、どうもチェーン錆防止用のカバーが邪魔で作業になりません。

仕方がないので、いったんお店に戻って工具を取ってきました。

 

夜空の中、歩道の脇で怪しい作業開始です。

まずカバーを留めているネジを外し、無くさないように工具入れに。

 

次にチェーンをつかみ、試行錯誤。

雨除けのカバーを抑えていた金具とペダルの間にチェーンが絡まっていたので、多少力技でしたが強引にチェーンを引っ張り、何とか無事に元通りにすることが出来ました。

 

手が自転車の油で真っ黒になりましたが、何とか直ったと気を緩めたらまた一難。

歩行者の方に気をまわして台車の上に置いていた工具が落ちてしまい、工具を歩道にばらまく羽目に。

 

傍から見ているとまるでコントのようですが、結構よくある私の日常です。

さて、そんなわけで今日のお話は試行錯誤はどんな時が楽しいか。

 

やっぱり、目の前の課題に対して少しでも解決の糸口を見つけられたときでしょうか。

 

ではでは

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2014.12.02 Tuesday

物がないから、買う気が失せたから

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

頭痛は収まりました。

まだ好調とは言えませんが、旧根冷え込みに負けないようおっかなびっくり生活しております。

 

さて、今日は商いの約束事について。

最近は減ってきたのかもしれませんが、それでも絶えないトラブルの一つに「商品の予約」があります。

お客さん側、お店側双方にとって嫌なことがあると思います。

お客さん側

・予約や注文依頼をして取り置きしておいた商品が何かしらの都合で在庫がなくなり、返金処理ののち注文自体を取り消される。

 

これは人気商品の発売日などに時たま起こる現象です。私も過去に何度かそうやって注文自体を取り消されて憤慨した記憶があります。

返金されたからと言って損してないわけではないでしょう。再注文や割高になったものを買うことだってあります。

 

お店側

・予約や取り置きの依頼を受けて商品を仕入れるも、直前になって予約取り消しを受けて在庫を抱える。最悪仕入れ損として処分する可能性も。

 

通販では返品特約の明示の代わりにクーリングオフが免除されており、基本的に商品によほどの不備がない限りお客様都合での返品・返金等の法的義務はありません。

また、小売店でも小額の売買に関しては返品・返金の義務はありません。

しかし、それでも通販側の善意である返品特約を悪用して商品を安く手に入れようとしたり、返品・返金を強要する消費者も中にはいるそうです。

 

どちらも実際に遭遇すると大変なものです。

決してなくならないトラブルだからこそ、最善は難しくとも、次善を目指して解決したいものです。

 

ではでは