みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、涼しい環境の中ゆるゆると作業を進められました。
慌てると碌なことがないので、落ち着いて行動できる範囲で進歩してゆきます。
さて、今日は巷を騒がせているとあるマスメディアについての記事。
『池上彰氏が原稿掲載拒否で朝日新聞の連載中止を申し入れ』
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4316
ここまで来るとジャーナリズム宣言やら報道の自由やら今まで朝日新聞が主張してきたことに対して、この対応は矛盾していると言えます。
報道というのは人の印象を変え得る恐ろしい力です。
だからこそ事実を捻じ曲げたり、ありもしないことを偽装して報道することは報道の力を持つ存在であればそれこそ禁忌と言える所業です。
飲食店の食品偽装、ベンチャー企業の粉飾決算、研究者の研究成果でっち上げ……どれをとっても取り返しのつかない最悪の行為です。
その禁忌を犯しておきながら、自社への批判は一切受け入れない、批判的な記事に対しては規制を掛けようする。
これのどこにジャーナリズムがあるというのか。あるのはエゴだけだ。
対して池上彰氏の行動力には脱帽です。
普通、パートナーシップを結んでいる相手のことを批判するにはかなり勇気が必要です。
変に批判をすれば、最悪パートナーシップを打ち切られて収入がぐんと下がってしまう。
しかし、それでも自身の主張を曲げずに記事を作成し、掲載を断られたら連載を辞退するという申し入れまで行う。
報道に携わる人間でこれほど実直に行動できるというのはなかなかできないことだと思いますが、さすがは池上彰氏。
自分もこんなかっこいい道を歩めるかどうか、今から思い悩むのであった。
ではでは
今日の本は、「親が死ぬまでにしたい55のこと」です。
誠実に生きるというのは非常に難しい。
大人は、人生は矛盾に満ちている。そんなことを教えてくれたのは誰だったか。
しかし、その矛盾の中で自分の生きる道を決めて進んでいかなければならない。
収入がぐんと下がっても平気なほどの収入があれば、あきちゃんも大丈夫だよ!
つまりそれまでは、大丈夫じゃないということで!