月別アーカイブ: 2013年9月

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2013.09.10 Tuesday

準備と突貫の境目

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日、さっそくオープンしたての油そば屋へ行ってきました。

開店後すぐに出かけたのですが、残念ながら二番手でした。うーん、くやしい。

 

油そばというものを初めて食べましたが、見た目に反して食べやすくてびっくりしました。

ただ、個人的な感想ですが学生街の中では価格設定が高めな気がします。近場の競合店(油そば屋)と比べてもちょっと強気な値段設定です。

 

値付けに関しては人それぞれですが、値下げはともかく値上げはなかなか難しいので始めから低い値段にするのはお勧めできません。

 

無論高い値付けも人を寄せ付けなくなるので、そのさじ加減は絶妙です。事前調査と試行錯誤が必用でしょう。

 

さて、今日は起業について準備と突貫の境目について考えてみました。

 

起業してお店を構える場合、商材・値付け・需要・顧客層・回転率・顧客単価と沢山の情報が必要になってきます。

 

その上で費用を上回る利益が必要なので入念な準備が必須です。

 

しかし一方で準備に時間を割きすぎていわゆる期を逃す状態になってしまうこともあります。

準備はどれだけやっても足りません。万全だと思っていても計画通りに進まないのが現実です。

 

だからこそ、自分で納得のいく準備を済ませられたら突貫で起業してみる。

計画通りいかない・失敗ばかり・利益が出ない・なのに費用はたくさん掛かる…そんなトラブルの連続です。

 

起業後の課題を受け止め、改善し、楽しむことができて漸く起業準備完了です。

さあ、準備はおーけー?では起業いってみましょう。

 

ではでは

 

今日の本は、「56歳での起業」です。

起業を考えるに当たり必要なことが一つあります。絶対成功するという妄執を捨てることです。

どんな起業家も程度の差こそあれ必ず失敗しています。そのため起業を考える年齢はいつでも失敗を取り戻せる20代か、定年後の趣味兼サイドビジネスを模索する50代が多いと言われています。

どちらも起業を考えているという意味では同じ土俵に立っています。

 

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2013.09.09 Monday

循環するビジネスモデル

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今まで、少しずつ準備している姿は見ていたのですが、なんとあんとれボックスがあるビルの一階テナントに油そば屋さんが出来ました。明日開店ということで行ってみようと思います。

 

さて、今日は昨日の結論で息の長い創業をお勧めしました。

その理由についてお話したいと思います。

 

私のあんとれボックスは創業一年と20日の超ど素人運営。古本屋のノウハウも起業支援の知識も自分で働きながら勉強する!という無茶ぶりが過ぎるお店です。

勿論今もおっかなびっくり営業活動を続けています。

 

さて、そんな私ですが所属する商店会の役員として役員会へ参加するようになったのが4月、新宿区の産業振興を話し合う産業振興会議の一員になったのが8月、そしてこの9月には地域のイベントに出張古本屋として出店させて頂くことになっています。

 

創業間もない自営業の若者を快く受け入れてくださった商店会・区役所・地域の皆様には深く感謝しております。

 

私は非常に恵まれている人間ではありますが、それでもあえて運が良い理由を考えると自分に裏表がないことと長期的につながる商いを評価されたのではないでしょうか。

 

個業は独立して商いをしますが、個人では活動範囲に限界があります。

その限界を押し上げるには、個業同士がつながっていくことが大事です。

 

例えば、店主が自分のお店を宣伝していても宣伝の範囲は自分とつながっている人だけですが、店主同志がつながるコミュティを作ってそこで宣伝の流布をお願いすればコミュニティに参加する人の関係者全員にいきわたります。

 

そうやって互いにお客さんを紹介しあって利益を循環させていくことが個業の利益を押し上げる手助けになると考えています。

 

ではでは

 

今日の本は、「1年間のボランティア」です。

ボランティアというと、金や時間に余裕がある行為として羨ましがられたり、ねたまれたりするものです。

時には、そんなことをして自己満足以外の何が残ると批判的な発言をする人もいます。

しかし、批判をするのに頭を使う余裕を使ってボランティアをしてみてください。

私は相手に感謝されるような見返りのあるボランティアなら出来る範囲でやります。

 

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2013.09.08 Sunday

起業=大儲け?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

連日の創業入門コースを無事終えました。

言葉通り、起業を漠然と考えている人向けの講習だったこともあり、私にはちょっと内容が浅い印象を受けましたが、充実した二日間でした。

 

さて、起業について再度考えてみたいと思います。

多くの方は、起業家を「成功者」「金持ち」「自由」と捉えていると思います。

 

勿論、自分のやりたい仕事を自分の裁量で出来るという点では起業は自由と言えます。

 

しかし、成功者・金持ちはテレビに出てくる一部の存在だけであって、多くの起業家は従業員以上に一生懸命働いています。

 

起業家は金持ちというわけでもありません。商店街に出店している商店主はほとんど自営業の起業家ですが、大半が日々の資金繰りにてんやわんやです。

 

多くの商店主はその苦労を知っているためか、次世代への引き継ぎに消極的であったりします。

 

結果として早急に儲けが出る仕組みづくりや世界No.1を目指す起業ばかり持て囃され、個業で息の長い商いは見向きもされなくなりました。

 

しかし、だからこそ息の長い商いを志すべきです。

 

起業で人生が大きく変わることはありません。起業を通して人生を変えることができるだけです。

 

ではでは

 

今日の本は、「起業家2.0」です。

今や起業に際して事務所を構える時代は終わりつつあります。

事務所を持つこと自体コストだと考える風潮があり、事務所を持たず、好きな場所で自由に仕事をする起業家が増えています。

しかし、今やネット市場は飽和状態で新規参入はなかなか見込めません。

ネットとリアルの絶妙な摺合せが必要です。

 

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2013.09.07 Saturday

入門向けの講義

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、土曜日でしたがほとんど外出していました。

 

まず歯科で矯正の調整をしていただき、次に母校の文化祭を覗き見に行きました。

 

そして朝食と合わせてブランチを頂いてすぐに勉強会へ向かいました。

 

東京都中小企業振興公社という財団法人が主催する創業入門コース講演だったのですが、老若男女合わせて100人規模の参加者がいました。

 

私見で申し訳ありませんが、私は大人数向けの講演があまり好きではありません。

どうしても講演者と参加者との間に距離が出来てしまいますし、内容も参加者全体のことを踏まえて差し障りのないものに陥りがちだからです。

 

今日の講演もほとんど聴講という形式だったので、参加者の中には舟を漕いでいたり、机に突っ伏している方もいらっしゃいました。

 

入門コースと銘打っていましたが、起業を漠然と考えている人向けの内容で創業をある程度真面目に考えている人には真新しい情報が見られなかった気がします。厳しめに言ってしまえば、殆ど起業のノウハウ本に書かれていることでした。

 

ただ配布された教材には、起業にあたって役立つ資料やワークシートがまとめられていて、これだけでも儲けものだったと思うべきでしょうか。

 

いずれにせよ多くの人がお金を出して参加するわけですから、起業熱が冷めているということはなさそうです。

 

明日は、朝から夕方までの長丁場なので鋭気を養っておきます。

 

ではでは

 

今日の本は、「プレイングマネジャーの教科書」です。

会社組織においてマネジャーとは責任者であり、グループを引っ張っていく立場であると考えられています。

しかし、現場経験を踏まずに管理者となったエリート意識が高く現場認識を無視した管理手法などを展開し、かえって成果を下げることもあります。

現場で動きつつ、同時に指示を出せるマネジャーの存在が貴重になってきています。

これは企業教育の結果でしか獲得できない人材です。

 

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2013.09.06 Friday

新宿区産業振興会議!

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、以前よりお話があった産業振興会議の第一回会議がありました。

 

新宿区長から直接委嘱状を受け取り名実ともに会議の一員になりました。

 

とはいえ私を除いて全員が産業振興に関わるベテランばかり。多くの実績や肩書を持つ人たちばかりで壮観です。

 

そんな中に創業一年足らずの若造がぽつんといるわけです。

 

え、なにこの罰ゲーム?

 

とは言えない位私だけ来る場所を間違えたかのようなメンバーです。

いっそマスコット役です、と言ってくれればいくらか気が楽なのですが。。。

 

今日は、顔合わせと今後二年間の会議の方向性について皆さんの思いを自由に述べるような形でした。

 

私は大した意見も言えずに他のメンバーの意見を咀嚼するだけで精一杯でした。

 

他のメンバーの大半が前期からの継続メンバーなので、ついていくだけで精一杯なのは仕方のないことかもしれませんが、同じ机に座っている以上何か出来ることをしておこうと思います。

 

意見を出す人が多いので、まとめる作業が必要です。

今度から意見をホワイトボードにまとめて、会議の内容を円滑にしてみたいと思います。

 

あとは、自分から動ける範囲で行動しましょう。

とりあえず、新宿区で事業に困っている人は私のところまでご連絡ください。私自身は力になれないかもしれませんが、皆さんが困っている項目を収集して、改善点を模索するのが仕事の一つです。

 

注:会議の内容は秘匿事項があるようなので、中身を紹介できません。

 

ではでは

 

今日の本は、「会議は誰が仕切るかで決まる」です。

日本の会議は非常に稀有な特徴を持っています。曰く議題は始まる前から終わっている。

会社では、会議の最終決定は参加者の中で一番役職の高い人が行います。つまり課長なら課長の、部長なら部長の判断で決定します。

そして議題をスムーズに進めるためにはどうしてもその最終決定者への事前準備や根回しが必要になります。

結果、日本の会議は配られた台本通りの立ち回りをさせられるだけの演劇と化しています。

会議は上下の区別なく全員が意見を出し合い議題について最も最適な案を取るために議論する場です。

 

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2013.09.06 Friday

押しつけがましくない宣伝

みなさんこんばんは、代表の前田です。

今日は、朝から雨が降っていました。

量が多いだけで風は強くなかったので酷く濡れるようなことはありませんが、出来ればお店の中でじっとしておきたい天気です。

 

とはいえ昼ごろから晴れてきたので、帰り道はほぼ散歩道の気分でした。

 

さて、最近この通勤の道の途中で三か所の新規開店のお店が出来そうです。

 

一つは開店済み、もう一つは試運転状態、そして今工事中な一店舗があります。

 

近いうちに、開店したお店に足を運んでみます。

洒落た飲食店だと一人で行くのは憚られますが、このお店は物販なので気兼ねなく入れます。

 

さて、そんな新規開店したお店ですが、宣伝方法が開店セール時の呼び込みしかしている姿を見ていないのでちょっと考えてしまいます。

 

人に押しつけがましいと思われない程度の宣伝とはいったいなんだろう、ということです。

 

最近新宿区では客引きの行為を条例で取り締まることが決まりました。

罰則はないものの、特定個人への声掛けなどが禁止されます。数少ない例外がティッシュやチラシといった配布や不特定多数へ向けた呼びかけです。

 

この新規開店したお店も開業時には呼びかけをしている姿を見ました。

4人の店員がお店の前に並んで、通り過ぎるお客さんへ声を掛けていました。

 

しかし、その努力にもかかわらず人が入っていく姿を見ることはあまり多くありません。

 

私は、宣伝は決してお店側の独りよがりであってはならないと考えています。

しかし、消費者にとってどこまでが独りよがりに見えるか見えないかの境界ははっきりしていません。

 

その境界をはっきりする溜めの一例として、やはり消費者の層を絞ることと、絞った層が気に入る内容のPRを考えるべきだと思います。

 

売りたいものや情報を発信するのではなく、消費者が欲しい情報を提供するのが効果的な宣伝です。

 

ではでは

 

今日の本は、「マーケティングを学べ!」です。

薄い本ですが、内容はマーケティング関連の字引です。

分かりやすい具体例からマーケティング手法の意味を把握して、それを自身の提供できるものやサービスと結びつけ、今までとは違うアプローチを試みる際に使えます。

知らないことを知ることが読書の目的の一つですが、知ったうえで活用できなければ埃をかぶってしまうのが本の情報です。

 

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2013.09.04 Wednesday

イノベーション・キャンパス

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はお店を早めに閉じて日比谷まで行ってきました。不定期営業ではありますが、それ以上の意義を見出すためにはお店を離れることも必要です。

 

そんな社会経験皆無の私が社会の荒波にもまれるため、社会人の勉強会に参加してきました。

 

誘われたわけでも、知り合いがいるわけでもありませんが、だからこそ余計なバイアスがかからずに勉強会に打ち込めます。

 

今回は、日比谷図書文化館と慶応義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科とのコラボレーションで去年より開催しているHIBIYAイノベーション・キャンパスの初級体験版ワークショップを受講しました。

 

http://hibiyal.jp/data/card.html?s=1&cno=1870

 

午後7時から9時までで参加費3000円、参加費分以上の意義があることを期待して受講しました。

 

まずは同じ机にいる人同士でアイスブレーキングを実施して、議題に関わるバリューグラフを作りました。

 

写真がバリューグラフの事例としてグループで書いたものです。

 

バリューグラフ

 

議題『書籍を読む』について、上位の目的【黄色い紙】や代替案【緑やピンクの紙】を繰り返し示すことで、問題を可視化・多視化・構造化することが目的です。

 

こうすることで、議題に対する理解を深めることができます。これを収束と呼ぶそうです。

 

次は、逆にブレーンストーミング、発散を行いました。

アイデアを次々と出していって、より多くのアイデアが出るようにします。

 

ブレーンストーミングの最中は、無批判・自由奔放・多量・組み合わせ改善が必須です。

円滑に物事を進行するにはこうした原則を守ることが不可欠です。

 

体験版ということで時間も短く、共有化が尻切れトンボになってしまいましたが、次の起業家ネットワークでのワークショップに取り入れられる可能性を感じました。

 

大事なのは、試していくことです。暗黙知を形式知に変えるには、実践が一番有効です。

 

ちなみに、次回の起業家ネットワークは22日を予定しています。参加できる方は是非お待ちしております。

 

ではでは

 

今日の本は、「『要領がいいね!』と言われたい人の仕事の習慣」です。

要領の良し悪しは人によって千差万別です。初めから要領の良い人もいれば、そうでない人もいます。

しかし、どんなものであれ人の癖は訓練によってある程度は改善されます。

要領が悪いこと自体は悪いことではありません。要領が悪いことに胡坐をかいて、人に迷惑をかけることに罪悪感を抱かなくなってはいけません。

出来ることが増えると視野も広がりますよ。

 

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2013.09.03 Tuesday

アルバイトの報酬・価値・姿勢とか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近、巷ではアルバイトの従業員が店内で好き勝手に行動している写真をツイッターなどネット上に投稿し、お店側が大変な被害を受けている事例が数多く報告されています。

 

商品の処分や消毒処理などはまだ軽い方で、お店によっては営業停止や休業、中には閉店を余儀なくされたところもあります。

 

勿論、写真を投稿した当人たちは身元が判明しているため、厳しい処分が行われているそうで、賠償請求まで話が進んでいる事例もあるようです。

 

今話題になっているネチケット問題。誰でも簡単に写真や動画の投稿が出来るようになって、自由度が広がった反面こうした問題が表面化しやすくなっています。

 

アルバイト側は時給800円で仕事を「やらされている」という意識があって、それが店舗側の求める「プロ意識」とかい離している、割に合わないと感じているのでしょう。

そのため、不満をこのような形で吐き出してしまうのかもしれません。

 

しかし、消費者からすればアルバイトであっても、社員であっても、店長であってもお店の一員であることに変わりありません。誰であろうとあそこのお店の従業員は評判が悪いということになります。

 

プロ意識がどんなものかはわかりませんが、勤務中は誠心誠意お店の一員として奮闘するのがアルバイトのあるべき姿勢だと思います。

 

たかがアルバイトですが、その給与を賄う利益を出す苦労は並大抵ではありません。

 

きっとこれからアルバイトの採用基準はどんどん厳しくなることでしょう。

それくらいしなければお店が守れないのであれば仕方のないことかもしれません。

 

ではでは

 

今日の本は、「新人のうちにマスターしたい接客・サービスの超基本」です。

接客はテクニックもそうですが、とにかく態度や姿勢が重視されます。

面倒だとは思いますが、品出し中にレジに商品を持ってきたお客さんに対して面倒そうな顔をしたり悪態をつくのは、たとえレジが丁寧であってもあまり気分の良いものではありません。

他にも、新人を教育する際にお客さんに見える位置でしかりつけたり、反省を求める行為は店内の雰囲気を悪くします。お店の評判を下げることにもつながります。

 

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2013.09.02 Monday

価格競争ではなく価値競争

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

お店で読書をしていると、本当にここが事務所のような気がしてくるこの頃です。

 

どこぞの古本屋は、事前予約受付の時間帯営業という変則的な運営を副業で行っているそうですが、私もそうしたいくらいです。

 

ひっきりなしにお客さんが来るお店ならともかく、限られた人しか来ないであろうお店は営業時間が短いくなって当然です。

 

営業時間が昼間のみの弁当屋さんとか夕方から営業の居酒屋とかはまさに営業時間を削って固定費を削って利益を上げています。

 

何をするかではなく、何をしないのか

 

これは、価格を押し上げてしまうコストを減らし、価格を上げずに利益を上げる考え方として注目されています。

 

消費者の方々が支払う価格以上の価値を提供できる仕組みが注目されることになるでしょう。

 

さて、価格と価値の違いはなんなのでしょうか?

価格は商品やサービスを手に入れるのに支払う貨幣を指し、価値は商品やサービスに対する消費者の需要を貨幣に置き換えたもの、と言えます。

 

例えば本には定価がついていますが、出版と同時にアマゾンでは中古で流通することになります。

本の中古価格は需要と流通量(供給)のバランスによって推移します。

 

結果、アマゾンによる現代書籍の中古価格の可視化に伴い、定価以上の価値がある本というのは絶版本などを除いて全くありません。多くの人がアマゾンで本を買うようになれば、アマゾンの中古価格がそのまま消費者の考える価値といえるでしょう。

 

本の定価は価値に置いていかれた価格なのです。

 

ではでは

 

今日の本は、「平林都の接遇道」です。

マナースクールの社長で、今も精力的にマナーについて企業を対象に研修をされている方の著書です。その評判は厳しいながらも愛にあふれているそうです。

しかし検索で関連キーワードに批判や嫌いの言葉が上がる位、批判的な意見も少なくありません。

叱られて伸びる人であればこの方の指導は励みになるかもしれませんが、褒められて伸びるタイプの人は避けるべき人です。少なくとも私はお金を払って叱られたくありません。皆さんはいかがでしょう?

 

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2013.09.01 Sunday

起業家は皆金持ちか?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は日曜日でしたが、お店で余暇を過ごしていました。

 

さて、持続可能な事業について先日触れましたが、日本では企業の寿命が短くなってきているといううわさを聞きました。

 

身近なお話で恐縮ですが、私の通勤途中の道だけでもこの一年で3軒の店舗の入れ替わりが見られました。

 

そのうちの二つは私と同時期にお店を開いたので、一年以内のお店を畳んだことになります。

 

非常に残念です。

 

お店を畳む理由はいくつか考えられますが、なんといってもダントツで大きいのは利益が上がらない、つまり経営赤字が続いてしまうことではないでしょうか?

 

テナント料・人件費・仕入れ・宣伝広告費等々出ていくお金は決まっていますが、それによる見返りがあるかどうかはわかりません。

 

お客さんが集まりやすい駅周辺の立地を求めるだけで月に数十万円の賃料が発生します。

 

アルバイト一人を雇うだけで月に十数万円、仕入れや広告もかかるうえ、フランチャイズであればロイヤリティを求められます。

 

これ以上の利益を生み続けることが困難になってきているのが現状です。

雑誌や新聞、テレビのレポートなどで注目されても十年お店を続けられれば御の字と言われています。

 

起業家はお金持ちでしょうか?

私はそうは思えません。ごく一部テレビに取り上げられるような経営者がお金持ちなだけであって、大半が普通の暮らしをしています。

 

ではでは

 

今日の本は、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」です。

お金儲けは簡単ではありません。消費者に対し、支払う対価以上の価値を提供しなければならないからです。

今消費者は貨幣に絶大な価値を置いています。

雑貨一つとってもいくつものお店やネットを調べて一番優良で低価格なものが売れていく状況が続いています。

既存のモノ・サービスを活用するビジネスでは価格競争に巻き込まれてしまいます。他のアイデアやサービスと組み合わせ、バランスよく運営することが求められます。