急病日誌」カテゴリーアーカイブ

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2012.09.12 Wednesday

外出許可

 みなさん、こんばんはちゃっぴーです。
 
 
変わらない入院生活に慣れ始めた私にとって、なにもしなくていい日々というのは、不登校だったころに自分を想起させて、とても不安になります。悪いことをして怒られるわけではありませんが。
 
 
また入院生活というものは、「なにもしなくていい」わけではなく「なにもしてはいけない」わけですから、余計に息苦しいです。
 
 
入院の原因である食事もミキサー料理からついに五分刻み料理として半固形物まで進歩し、豆腐を食してもほとんど痛まないほどに改善されました。間食を貪るほど元気です。
 
 
 
もうそろそろ、外出して娑婆の空気を吸うべきなのではないでしょうか?
運動不足もありますが、私は「何もできない」状態というのが酷く落ち着かないようです。
 
 
というわけで、お医者さんに外出許可を頂けるように聞いてみます。(@早朝)
 
 
 
 
…速攻で断られました。(@朝食後)
 
外出の理由に「仕事」って書いたのがよくなかったそうで、外出時間を縮小して理由を書き換えたらいいみたいです。
 
病人が仕事?っていうのがだめらしいです。
爪切ったり、鼻毛切ったり、延長コード取りに行ったり、店の様子見に行ったりする(見るだけ)だけなのに…
 
 
どうやら、私の手術について麻酔科から連絡があり次第説明があるとのことで、私にあんまり外に出て行ってほしくないような様子でした。
 
 
本読んだり、文章書いたりするだけでは、どうしても飽きが来ます(元々飽きっぽいので)。
今度の外出申請書には「理由:気分転換」とでも書いておきます。
 
 
入院生活での苦労は「持て余した時間・退屈との戦い」ばかりです。
 
 
ではでは

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2012.09.11 Tuesday

石と医師と意思

さて、私は6人部屋へ移ることになりました。
 
 
元々空きがないところへの緊急入院だったため、個室とまではいかないものの、保険外の出費のかかる部屋へいました。
 
 
今までの相方さんは静かな方で、若干看護師さん達に対して神経質な面がありましたが、長い入院生活で疲れ切っていらっしゃるのだと思っています。私のような若造にもしっかりと挨拶を欠かさない礼儀正しい方でした。
 
それで5日間過ごしていました。
 
今朝漸く空きが出たということで、ベッドごと移動することになりました。急いで荷物をまとめ部屋替えを決行。
 
 
人見知りが激しい私にとって、大所帯の部屋は緊張しそうで不安でしたが、ここも以前の部屋と同様に相互不干渉ということでかなり有意義に過ごせそうです。
 
私の症状に見合った部屋だと思います。
食事が満足に出来ない・時々口が痛む以外は至って健康な人間ですから。
 
難点を挙げるならば、この病室の人数が多いせいか人の出入りが多いことでしょうか。
 
 
話は少し変わりますが、今朝の診察はやたら患部を触られました。今までとは違う若いお医者さん達でしたが、事前研修か何かでしょうか?
 
 
慣れない手つきで口のなかをぐりぐりと触ってきました。今でこそ痛くはないですが、もし入院する前に同じことをしていたら痛みで暴れるところです。
 
何も説明を受けませんでしたが、○○病院としてどう思っているのでしょうか?
 
ちょっと医者患者間の意思疎通が取れているのか不安になる一幕でした。
 
 
ではでは

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2012.09.10 Monday

そんなこんなで月曜日

相も変わらずこんばんは、ちゃっぴーです。
 
 
週末が明けて早朝に採血をしました。
私の腕を見た看護師さんが一言
 
 
「内出血すごいですね」
 
 
月曜日の診断時から度重なる点滴、採血等の注射ラッシュのおかげで私の腕は内出血のお祭り状態で、最後の採血から四日たった今でもその名残が確認できます(下図参照)。
 
 
別段事後処置を誤ったわけでもないので、多分持病の皮膚過敏症(意訳:注射怖い・痛いの嫌い病)の類で体が過剰反応しているものと思っています。
 
 
 
そして早朝の診察。
今までの経過を判断して投与していたステロイドを一端止めることになりました。痛み止めとして成果を出してはいるけれど、長期的な投与は体内のバランスを崩すということで今日から様子見だそうです。
 
 
様子見と言えば、今日は昼食のグレードを一段階挙げてみることに。ほぼ液体の流動食からおかゆ程度の進歩ですが、このままでは十分な栄養が摂取できないという理由で水分も自発的に摂取するように言われました。

 
 
このまま固形物も食べられるようになりたいですが、無茶をして大きく腫れても困るのでそのさじ加減が難しいところです。
 
 
ではでは

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2012.09.09 Sunday

三日目

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。
 
 
三日目になりました。私も初日から相当回復して、今では軽口を叩けるほどになりました。
 
 
残念ながら、不調の原因たる唾石はばい菌やウイルスなどとは違って体外に排出されることがないので、取り除く手術をしなければなりません。
 
 
 
しかし、流動食ながら完食が常、口調もほぼ元通りにまで回復しました。
こうなると逆に入院生活が窮屈に感じるようになります。
 
 
なにせ、休む・本を読む・体を清潔にする・食事をする・治療を受ける・こうやってパソコンを弄る(非ネット接続)以外のことができません。
時々点呼確認(体調管理)のため看護師さんが見回りに来ます。
 
 
しかも自分はその看護師さんから心配されるほど重体ではありません。
 
 
申し訳なさや、身動きの取れない苛立ち、時々苛む痛みなどが合わさって非常に落ち着かない。
 
 
そういった状態を今までの3倍近く長い期間手術まで待たなければいけないというのが、店で待つよりもつらいです。
 
 
さて、昨日までは体をおしぼりのようなもので拭いていましたが、さすがに不衛生極まりません。今日は、入院後初のシャワー体験をします。
 
 
点滴を通している管を防水テープで覆っていただき、時間が来たら30分間の病院シャワー初体験です。
 
 
ではでは

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2012.09.08 Saturday

入院生活

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。
 
病院生活二日目にて、漸く記事が書けそうな状況になったので、病室にて記事を書いています。
 
といっても、下書きを別個にまとめて、代替してアップしてもらっています。
 
 
まず、入院当日の話から
 
早朝に父親と診察に行った私は、入院時の必要事項について看護師さんに聞きましたが、どうやら統制がとれていないらしく、部門外のことにはあまり詳しくないようでした。
 
 
「入院まであと2時間ほどあるけれど、ご飯でも食べてくる?なんてね」
 
看護師さんの愉快なジョークにちっとばかし笑みがこぼれる私。
 
 
どちらにせよ、入院開始時刻まで2時間ほど余裕があったので、家に戻って必要なものを持っていくことにしました。
 
 
着替え、タオル、清潔用品、コップ等いろいろなものを運びました。まるで家出をした若者のような状態で病院に戻ってきました。
 
 
まず、自分の病室に案内され、次に簡単な病棟案内、そして点滴の準備を済ませて、することもないので仮眠を取っていたら、私の担当医を名乗る方がいらっしゃいました。
 
まだ若いのにしっかりしている方だな、と思いました(自分の方が若造なのに)。
 
 
早速今までの診察内容を確認するために触診と鼻からカメラを通しました。
診断結果は今までと同様、唾石による急性顎下腺炎ということでした。
 
 
色々と世話を焼いてくださり、非常にありがたかったのですが、言えなかったことがあります。
 
 
「入院させるくらい深刻なら、手術も早くしてもらえませんか?」
 
 
でも言えない私。手術は予定通り18日に行うそうです。
 
さて、診察も終わりのんびり寝ようかとも思った時に母親が見舞いにやってきました。ご苦労様です。
 
 
ほしいものを聞かれたので、持ってこられなかったものをいくつかお願いしました。
 
ありがたいことです。
 
 
就寝時間になり、私も熟睡しようかと思ったのですが、頻繁に看護師さんが点滴を持ってくる。
 
 
大変だなぁ、と他人事のように思って、漸く私が入院したことを自覚しました。
 
 
 
 
さて、二日目です。
 
早朝から看護師さんはハッスルしています。時間が経過して管を逆流する私の血を押し流しながら点滴を取り換えています。
 
私は元々高血圧気味と健康診断でも言われてきたのですが、ここに来てから看護師さんに「実際は低血圧なんですね」といわれてちょっと複雑な気分です。
 
 
さて、そんな入院生活ですが思いのほか体は快方に向かっています。何せ飲み物を飲んでもそれほど苦しくないばかりか、食事(といってもミキサーでどろどろになった流動食)も7,8割平らげることができているからです。
 
 
父親も荷物を届けてくれた他、ちょっと心配をしてくれましたが、軽口を叩けるほどには回復しているのがわかります。
 
 
診察も滞りなく済んで、「外出許可」が出るほどに元気だと思われています。
 
 
なのに18日まで手術ができないのはなんででしょう。
おいしい(といってもデロデロな)食事を飲みながら自分がここにいる意味を考えてしまう私です。
 
 
ではでは

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2012.09.06 Thursday

急きょ

皆さんこんばんは、ちゃっぴーです。

連日病院へ点滴を打ち、薬を飲む日々を4日間続けてまいりましたが、症状は回復せず、むしろ悪化しています。

一般的に唾石症というのは、唾液を分泌する左右合わせて6つの腺のうち特に顎下腺と呼ばれる部分にカルシウムでできた石「唾石」が詰まる病気です。

そして、唾石によって腺が詰まっている状態で唾液が出ると顎下腺が腫れ、痛みを伴うようになります。これが顎下腺炎というものです。

涙が出そうなほど沁みる痛みを堪えてようやくご飯を飲み込むことができるようになる症状だ、と思っていただけたら幸いです。

そうでなくても唾液は分泌されるので常に顔を顰めるような鈍痛を伴います。

腺が腫れているため舌が回らず言葉も思い通りでなくなり、石が取れない限り症状は改善しません。

自然に石が取れることもありますが、基本的に大きくなった石は治療や手術で取り除くしか手立てがありません。

放っておくと顎下腺に膿がたまるようになり、そこからさらに細菌やウイルスの温床になることもあります。

これが、唾石症の症状です。

私の場合ものを飲み込む際に起こる激痛は当初リンパ腺のあたりのみだったのですが、今では右頬から耳の下あたり全体にまで広がるようになりもやは飲み物ですら飲み込むことが難しい状況です。

石がそれなりに大きいようで、寄り添っているように二つあることがCTの検査によって確認されました。

担当医の話では、石だけを取り除くことは難しく、顎下腺そのものを切除する可能性が高いという話でした。

私が痛みを感じ始めてまだ1週間もたっていませんが、膿が出始めているというお話でした。

早急に入院し、点滴による栄養管理と治療が必要であるということで、

「明日」

入院することが決まりました。

ちなみに手術日は、当初の予定(13日)からずれて、18日にするそうです。

お医者さんは真剣に相談に乗ってくれていますし、予断を許さない状況というのもわかりますが、手術日18日って遅くないですか?

重篤のままであれば予定を繰り上げるかもしれないというお話でしたが、なんというか唐突な判断の多い病院です。

しかし、このままでは家族に迷惑しかかけられないので、病院でゆったり過ごすのも良いかもしれません。

というわけで、まことに残念ながら、「あんとれボックス」カテゴリーもお店と同様に一時的に更新頻度が遅くなります。

病院内でネット環境が整い次第、「急病日記」カテゴリーでの更新を随時してゆきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

PS
入院ってどんなものが必要なのでしょうか・・・?

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2012.09.03 Monday

ひーはー

変な調子で申し訳ない、こんばんはちゃっぴーです。文章の中ででも調子を上げておかないとふさぎ込んでしまいそうなのです。

先日、まさかの疾病(唾石による急性顎下腺炎症)でテンションが駄々下がりな私ですが、
「ご飯が一切食べられず、声が出ない、また右顎下に常に鈍痛がある」
程度の痛みなので、体力は衰えても体は点滴による栄養摂取で問題なく機能しています。点滴の跡以外の見た目はそれなりに元気に見えるのが恨めしい。。。

しかし、手術をすればこの痛みから解放されるということで、早急に何とかしてほしいという思いで今朝病院に出かけてきたのですが・・・病院側の予定合わせにちょっと辟易しました。

なんと、この極端な食生活(点滴・ゼリー系のみ咀嚼)を10日間する必要があります(予定日13日)。この手術日も『キャンセル待ち』ということで、手術できる可能性は低いのです。

また、この手術
口の中を切る場合ならば簡易手術で日帰りができますが、顎の下から切る場合には全身麻酔のため入院が必須となります。
医者の話では「(唾石が)結構大きい」ということで、簡単な手術で済むかどうか怪しいです。

あれ、思いのほか重体?な私。
薬を飲んで炎症を抑えていますが、それでも腫れは全く引かない状態です。
両親にも心配と苦労を掛けています。
皆さんも、リンパ腺の腫れに違和感を感じたら迷わず総合病院へ通院しましょう。

PSこの疾病、何がきついって・・・

食欲はあるのにご飯が食べられない(一応食べられるけれど、咀嚼の度に体が強張るほどリンパ腺や舌が痛む=食べない方がまし)
つばを飲み込むだけでも痛い、口を開けられなくなる(腫れがひどい為、口が自然と強張るようになる=薬で抑えているが、それでも痛む)

なのに、体は動くこと

ですかね。

ではでは

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2012.09.02 Sunday

大変申し訳ないです。

先日の初来店から一転して、暗雲の中にいるちゃっぴーです。

実は、おとといの夜あたりからリンパ腺が腫れていて、昨日食事ができないほどその痛みが悪化しました。

これは、いつもと様子が違うと思い、今朝病院に診断してもらったところ、

「唾石による顎下腺炎症」

ということでした。

唾液を分泌する通路にカルシウムの石が詰まり、食事など唾液の分泌が促進される行動をとるとその腺が圧迫され、文字通り「のた打ち回るほど痛む」のです。

只でさえ満足な食事がとれないうえ、常にリンパ腺が鈍痛を訴えるため、安静に眠りをとることすらままなりません。

血液検査やCTスキャンなどで調べてもらったところ、歯と同じくらいの大きさの石が映っていることが確認できました。

鎮静剤を飲み、炎症を抑える薬を服用してこれを書いているときでさえ、鈍痛は収まっていません。

先日に引き続き、大したことをかけず申し訳ありません。

明日また病院に行ってまいります。

では