みなさんこんばんは、代表の前田です。
さて、大型連休も最終日。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
もしかしたら、すでに仕事をはじめている方もいらっしゃるのかな?
そんな私の最終日は部屋そうじで締めくくりです。
自室の半分以上が倉庫になってしまっているような状況なので、少し本腰を入れて部屋そうじを始めました。
とはいえ部屋全体を見るわけではなく、2割弱の部分だけですが、それでも8時間以上の時間がかかってしまいました。
伊達にお店以上の在庫数を誇っていません。
でもその大半が薄利の不良在庫。
正直見切りをつけてもよいものばかりですが、稀に出荷があるので下手に一括処分するのももったいない。。
こうした見切りもビジネスにおいては大事なセンスと言えるでしょう。
というわけで、今日のテーマは「見切りと薄利多売」について
もしこれからも採算が取れないだろうと思われる販売価格を見かけたら、それは在庫処分か、広告宣伝費の代替くらいでしょう。
古本業に限って言えば「薄利多売」、「古本以外の付加価値」、「コミュニティラウンジ」、「専門店」といった住み分けが出来つつあります。
「古本以外の付加価値」と「コミュニティラウンジ」は古本販売が副次的なものなので今回は割愛。
「薄利多売」はそれこそ1冊あたり30円とかの手数料差益を日に500冊位出荷、利益の殆どを人件費につぎ込んで送り先への買取広告を出しているようなものです。
あくまで広い範囲で書籍を買い取るための宣伝広告として最安値を付けているわけです。
「専門店」はその逆で、日に数冊しか売れなくとも単価が万単位なので小規模であれば生計を維持できる仕組みになっています。
神田神保町を始めとして昔ながらの古本屋は大抵この専門店に分類されるでしょう。
薄利多売は見切りを付けず数多の書籍を集めることを極め、専門店は高い付加価値のために厳しい見切りをつけています。
どちらも一長一短ですが、薄利多売は規模の経済性に則って動く仕組みなので、小規模で始めるには不向きでしょう。
コストリーダーシップはシンプルで分かりやすいですが、競合も作りやすいのが特徴ですから。
しかし、見切りの技術はそれ自体が希少価値。熟練するには時間が必要でしょう。
ではでは
思いきって捨てちゃえば意外とすぐに持っていたことすら忘れるよ。友達のようにね、フハハハハハ!
前者同意、後者涙を誘うよ。
物欲って所有欲だけど、時間とともに欲望は移り変わりやすいのよね。。