みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日も雨に降られてしまいましたが、最近研究の成果か普通に歩いてもそれほど濡れない歩き方のコツをつかんだので、少しだけ憂鬱な気持ちが減りました。
さて、世間では就活解禁に合わせてあんとれボックスでも採用や就職に関わる本が少し出ています。
一般的に古本業として魅力が低いビジネス書ですが、数少ない利点は季節によって売れやすいものが明白だということ。
12月~2月あたりは確定申告や資産運用、転職についての本。
今の時期なら、就活や採用、新入社員向けの教科書、自己啓発など。
あくまで目安ですが時期によって求められているジャンルが集中しやすいわけです。
逆に言えば、時期を過ぎると一気にその本が余るようになるわけで、見極めが大事です。
とはいえ、昔に比べるとやはりビジネス本の価値は低くなりつつあります。
一部の高価格、高付加価値本を除けば大抵の本が出版後数年で中古市場で見向きもされなくなる。
これは、本を出す背景が昔と違って、「世間に認められた結果出た本」から「世間に認めてもらうために出す本」となり、名刺代わりに本を出版する人が増えたからだと思う。
名刺代わりに本を出すこと自体は悪くない考えだし、自分の企画が通ったことは素晴らしいことだけれど、出版した後その本が世間的にどのような価値を持つかまで考えているかどうかは分からない。
出版を経て得られる短期的な収益にばかり目がいっている気がする。
本は良くも悪くもその人を形作り、指し示すものになる。
自分自身をブランドとして売り込む行為だ。
それが一過性で終わるような内容でいいのだろうか。
少なくとも数年は読む人にとって価値があると思わせる内容であってほしいと思う。
ではでは
姉貴の本は4年目の今でも展示販売会での売れ筋商品だから問題ないね!
そりゃすごい!いっそイラストレーターにでもなるかい?