みなさんこんばんは、代表の前田です。
さて、ビジネス書と言っても千差万別。
当然事業そのものが千差万別ですから、その多様性に対応するにはそれなりの豊富さが求められる。
しかし、ビジネス書の中でも特に無視できない分野が「自己啓発」。
私も数多の古本屋に調査目的でお邪魔したけれど、自己啓発分野はそれだけの他のビジネス書とほぼ同数位あるところが少なくなかった。
その自己啓発ビジネス書でも今廃れつつあるのが「格言系」の自己啓発書。
当然と言えば当然だけど、過去の著名人の格言はネット上に蓄積される。
その無作為の格言から著者が吟味した以上、一定の質は保っているものの偉人系格言集には限度がある。
それに、著者自身の格言であっても重みが出るものはごく一部でほとんどが寄せ集めであることが少なくない。それだけ格言というのは醸成されたものだと思う。
人は格言それ自体を持て囃すのではなく、発言者の立場を踏まえて格言を値踏みする。
著者自身が有名でないといくらいいことを言っていてもだれも耳を傾けようとしない。
ただ、需要が減ってだいぶ数は少なくなったとはいえ、格言系の自己啓発書は誰かが不安を抱き続ける限り出版され続けるはずだ。
……私のような、ね。
ではでは
今日の本は、「誰も知らない名言集」です。
格言は発言者の立場によって価値が変わると書いたけれど、この本はその前提を大きく覆した。
発言者の立場は様々だけれど、良くも悪くも『有名人』ではない。
しかし、名言を述べるに至った経緯はまさに醸成にふさわしい環境・条件だと言える。
そんな誰とも知れない人々の名言集にご興味は?
その本読んだことある気がするな。
リリーさんのラジオ大好きだったけど、その本はちょっと際どいネタがあったような。
そらそうよ、これ姉貴に紹介された本だし。
確かにきわどいネタがたくさんあるが、きれいごとだけが名言じゃないって再認識できる。
あ、そうだった思い出した!
あきちゃんがムスッとしてたときに笑わせようと思って、音読してあげたんだった。
おねえちゃん昔からやっさすぃー!
はいはい、やさしいやさしい。