みなさんこんばんは、代表の前田です。
明日から漸く気温が上昇していくみたい。
二月もあと4日、悔いのない月末を送りたいもの。
確定申告、新しい看板作り、イベント参加、商品の回転率を上げる等々。
実際動かなければならないことが山積している状態。
ややこしいことに目をつむってついつい本に逃避してしまうのは、この時期特有の悪い癖だ。
さて、そんな中で相反するテーマが一つ。
価格とブランド価値。
オンライン上の売買でまず始めに注目されるのはやはり価格。
アマゾンのマーケットプレイスを見ればわかるとおり、多くの同一商品は低価格順で紹介されている。
一方、自社製品を専売できている販売製造業者(SPA)はブランドとして値崩れを起こすことなく一定の価値を維持し続けることに成功している。
競合との価格差など考慮すべき点はあれど、オンラインなどを含めても価格を下げることなく商品を販売できている。
取り扱う商品が希少性の高い古書ではなく、簡単に手に入れやすい古本を扱うあんとれボックスとしては、後者の強みは生かせず、前者の価格競争に参加することになりやすい。
勿論利益が見込めるのであれば積極的に競争するべきだけど、そうでないなら低価格路線は自分の首を絞めることになる。
では扱う商品がありふれたもので、市場より若干でもブランドとして付加価値を付けて販売するのはどうするのか。
アフターケア、セキュリティ、コンビニエンスさ……
価格以外の価値をお客様に認めてもらうよう、採算の取れる範囲で働きかけることから始めるのが良いと思う。
ではでは
今日の本は、「すべては『売る』ために」です。
ブランドを創造する際には、入念な市場調査が欠かせない。
マーケティングは御用聞きとも言われる分野ではあるものの、その目的は需要を掘り起こして利益の源泉となる消費者層を明確化することにある。
より多くの消費者に、より高頻度で、より高く売る。
みっつの「より」を達成するにはどうするか、マーケティングの真価が問われる。
あきちゃんって寒い季節より暑い季節の方が良いの?
そうね、涼しい季節がいいかな。その次冬で夏は最後。