みなさんこんばんは、代表の前田です。
今朝、慌てて歯科に出向きました。最近、時間管理が疎かになっています。
気を引き締めないと。
さて、今日は二つの外出予定がありました。
一つは、高田馬場にある新宿区の官営創業支援センターが「高田馬場ビジネスサミット2013」を開催していたので参加しました。
一事業者として公営のイベントには興味がありますし、新宿区の産業振興会議委員としても創業支援がどのような形で行われているのか知るべきだと思い、申し込みました。
別の用事もあって多少ごたごたしていたものの、講演者や施設長とご挨拶ができ、非常に有意義な時間だったと思います。
特にこの施設の活用方法にはとても興味がわいたので、機会があれば詳しくお話を伺いたいものです。
サミットが終わったその後原宿あたりで待ち合わせて、若手クリエイター達の合同展示会に行ってきました。
若手ということもあって、これから羽ばたこうという熱い意志を感じられる作品が所狭しと置いてありましたが、どうも私には前衛的過ぎるきらいが感じられます。
需要があって供給手段を講じるのがニーズ業界ですが、古本屋やデザイナーのオリジナル作品はどうしてもシーズ、つまり供給が先に来る業界です。
勿論事前に需要を図るアンテナを張り巡らした結果を作品作りに反映させているとはいえ、手間や技巧を懲りすぎて価格が跳ね上がるような作品を「さとり世代」の若者はなかなか手を出せないのではないでしょうか?
売る機会や場所を増やしても、作品のファンが付かなければ生き残るのは大変な世界です。
ファンが付きやすいシンプルな構造になっているかどうか、とっつきやすさも起業の成否には重要な要素です。
一ひねりであれば、人はとっつきやすさを感じます。
しかし、二ひねり以上を作品に押し込めると、片方は気付かれないか、両方とも理解されないかというとっつきにくさを生んでしまいます。
凝り性なのは結構ですが、創造力も行き過ぎると独りよがりの妄想になってしまいます。
ではでは
今日の本は、「はじめての『雑貨屋さん』オープンBOOK」です。
古本を巡り歩いていると、起業本の人気業種がうっすらと見えてきます。特に雑貨屋・喫茶店・飲食店の三つは大人気です。
しかし、これら「店舗を構える起業」は初期投資が膨らみやすいリスキーな形態です。
飲食はともかく、雑貨屋・喫茶店は顧客単価と商品回転率がどうしてもネックになります。
そんな雑貨屋や喫茶店を成功させている人たちは非常に有能かつ稀有です。
安易な気持ちと生半可な才能・センスでは決して成功しません。
バランスがね。。。奇抜すぎると見るのはいいけど買うのはいいやってなっちゃう。
物を持つことにお金を出すのは、食べたり、遊んだりすること以上に慎重になる。
モノの値段が高い!!とか言われても、安くすれば買ってくれるのかと言えばそうでもない。