月別アーカイブ: 2013年10月

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2013.10.11 Friday

人の上に立つこと

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

のどの痛みは引きましたが、咳が止まらず体調は依然不調なままです。

恐らく病原菌をばらまいているので、マスク着用は必須です。

 

早く元気な体を取り戻したいものです。

 

さて、今日は定例の商店会役員会が開催されました。

 

大学の学園祭イベントとの調整や相談、先月の活動報告や今後の展望など充実した内容でした。

 

新宿区の商店会の中でもこれほど参加者と内容が充実しているところはあまり多くないのではないでしょうか。

 

さて、そんな役員にも重要な役割を担っている人たちがいます。

商店会の顔役として方々へ出席し、意見を集めたり会計処理を担ったり商店会の回覧板資料を作成したりと責任が重大な人たちです。

 

責任が重大なうえ、仕事量も多い反面金銭的な見返りは一切ありませんが、この人たちの陰の努力で商店会は滞りなく運営されています。

 

そんな役員の中の役員の皆さんは常に心にとめていることがあるそうです。

人の上に立つのだから、役員の誰よりも平身低頭であるべきだ。

 

私自身も大学時代のサークルで経験があります。

メンバーに対して強引な牽引よりも、常にお願いする姿勢で部員と接することで目的を実現させました。

 

人の上に立ち人を動かす立場になると高圧的・強情になりがちですが、人より高い位置にいるからこそ周りに合わせて姿勢を低くして話をすることが重要です。

 

権力を持っても変わってしまうことのないように教訓としておきます。

 

ではでは

 

今日の本は、「人を動かす」です。

私が経営学を学ぶ前に一番初めに感銘を受けた書籍です。題名からあまり人を寄せ付けない印象を受けますが、人を動かす立場になって悩みを抱えたらまず読んでおいて損はないと思います。

人を思い通りに動かすのは、自分自身を動かすことの何倍も難しいです。しかし、だからこそ人を動かせる人は非常に重要な存在なのです。

理想論かもしれませんが、理想を求めるひたむきな姿勢こそリーダーシップを養う最も大事な要素です。

 

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2013.10.10 Thursday

有名税

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近大企業の不祥事に目が留まります。

 

社会通念上不適切な融資を実施した問題を事実上先送りにしていた某メガバンクや、産地偽装問題に対し被消費者へはおざなりな保証しか検討していない某小売大手企業など悪い意味で注目を集めている大手企業は後を絶ちません。

 

これくらいでは経済基盤は揺るがないという絶対の自信があるのか分かりませんが、このような会社が自社のホームページで「最もお客様志向に徹する企業集団」だの「サービス提供力No.1」だの書かれていると些か不条理な気もしてきます。

 

所詮企業は営利目的で作られた法人です。有名になれば利益も上がりますが、不祥事や失敗に対しては有名税として長く糾弾されることになります。

 

しかし、問題は問題として早急に対処して信用をまた獲得するよう誠心誠意行動する方が、責任転嫁や見て見ぬふりよりずっと建設的なはずです。

 

ほんのちょっとの保身や時間稼ぎ程傷を深くするものです。

 

ではでは

 

今日の本は、「問題だ!そのバイト語」です。

コンビニなどでアルバイトの経験がある方は多いかもしれませんが、そういった場所で絶対に学習する機会が少ないのが、話し方です。

何度も経験を積んで漸く自然に話せるようになっていくもののようです。

私も挨拶の仕方やお礼の言い方などを実際にアルバイトを通して続けていくと、自然な時にも同様の動作をしていました。よく同世代の人に他人行儀だと言われます。

 

 

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2013.10.09 Wednesday

外見の印象と中身のギャップ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

まだ咳が続いていますが次第に快復に向かっていることを実感しています。

ここ数日は残暑の様な蒸し暑さが続いています。立ち寄ったコンビニで蚊を見かけたときはぎょっとしてしまいました。

 

道行く人たちも長袖にするべきか半袖にするべきか半々のような気がします。

さて、そんな今日は外見と中身についてお話したいと思います。

 

実は私は過去に何度かイメチェン企画を立ち上げられてしまうほど外見がずぼらです。

リュックを背負って街中を挙動不審に歩いている姿はまさにオタク、とまで言われたことのある人間です。

 

確かに見た目はその人の第一印象を決定づける大事な点です。

派手めな衣装を着ていれば派手そうな人、地味めな洋服を着ていれば地味そうな人。

 

その印象は中身との乖離がなければなかなか覆りません。

もしそれが、お店にも当てはまると考えてみればいかがでしょうか。

 

初めて入ったお店の印象がものでごちゃごちゃしていたら、乱雑なお店だと思うはずです。

店員さんが親身な接客をしていたら、親切なお店だなと思うでしょう。

 

そしてその印象が良ければよいほど、お客さん自身がファンとして再来店してくれたり、お店の宣伝をしてくれるようになります。

個人商店はこういった宣伝が非常に重要です。生命線と言っても過言ではありません。

 

だからこそ第一印象を非常に気にします。

 

この第一印象はいつでも変更が可能です。

季節感に合わせて模様替えをしてもいいと思いますし、馴染みにお客さんにより快適にするために意見を求めたりするのも悪くないと思います。

 

忘れてならないのは、中身が印象とかい離しすぎないことです。

たった2000冊弱しか蔵書がないあんとれボックスが看板に「ビジネス書蔵書数日本一」と書こうものなら詐欺で訴えられそうです。

 

あくまでお店への入店意欲を引き立たせ、中身との差を広げすぎないようにすることです。

 

無理して背伸びした格好をしていてもメッキははがれるものですから。

 

ではでは

 

今日の本は、「トップ1%のプロフェッショナルが実践する『見た目』の流儀」です。

もし能力が同程度の従業員が二人いたとして、片方を解雇せざるを得ない状況だったとしたら、身だしなみに気を配っている方と配っていない方どちらが残りやすいでしょう。

答えは分かりませんが、きっと気を配っている方が残るのではないでしょうか。

これは見た目がどうこうというお話ではなく、人に見られていることを意識して仕事をしているのか、自分の業務以外のことにも気を配れる器量の良さを取ったと言えるでしょう。

ステレオタイプかもしれませんが、見た目を整える技量も人が認める価値なのです。

 

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2013.10.08 Tuesday

古本の価格の上限

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日、昨日より幾分か体調がよくなってきています。

ただ、まだマスクを外せないままです。

 

さて、最近アマゾンをチェックする機会がよくあります。

自分の出品チェックもそうですが、アマゾンでの書籍の中古価格を見て、市場価値を見るのによく使います。

 

そうしていると時々出品されていない、いわゆる絶版状態の書籍があることが分かります。

 

現代のせどりはこの絶版本を「自由に価格を付けられる価格競争のないお宝」として常に目を光らせています。

 

勿論売れないことも少なくないので一概に利点を強調するわけにはいきませんが、時々定価の数倍は数十倍で出品しているところをみると一定の需要があることは間違いないようです。

 

確かに、価値ある希少な商品は定価を超えた値段で売れても良いと思っています。骨董品や芸術品として買い手にその魅力を感じられたということですから。

 

しかし、一方で買い手に選択肢がない状態で足元を見るような値段を吹っ掛ける行為は甚だ疑問です。

 

勿論買うか買わないかは買い手の判断ですから値段が価値にそぐわなければ値段を下げればよいのですが、安易な値下げはお店の評判を落としかねません。

初めの値付けがやはり重要になります。

 

以前私は古本の原価の平均は売値の3割というお話をしましたが、希少価値のある商品については本当に難しい部分です。人によって判断が異なることでしょう。

 

吹っ掛けても良い、お店のポリシーに従って適正価格で、3割計算で価格を決める、扱いかねるので最安値棚に入れる。

 

どれも正解です。自分が来てほしいと思えるお客さんに対して納得させられる値段設定で行くことが重要です。

 

ではでは

 

今日の本は、「勝間式『利益の方程式』」です。

利益を得るための経済活動に計算式は必須です。

経費を計算し、固定費と変動費に分け、固定費+変動費を上回る利益を生み出す仕組みを作る。

ややこしいかもしれませんが、自分自身の棚卸にも計算を組み込むことによって、より具体的な将来像が見えてくる側面が必ずあります。

 

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2013.10.07 Monday

久々に急病日誌

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

以前から少しずつ話題にあげていましたが、不調を自覚してからゆうに5日が経過しており、二度の通院で未だに回復の兆しが見えていません。

 

症状を自覚した当初はこれほどひどい状態になるとは考えられませんが、咳が止まらなくて寝付けない経験は初めてでした。

 

お医者さんの見解だと「鼻腔の奥に蓄積した痰が喉に伝って炎症を起こしているのでは」というお話でした。

 

個人的にこれ以上不調が続くのは気分も良くありません。

 

病は気からと言いますが、中途半端に元気なのも考え物です。いっそ完全に不調になってから元気になった方が良いのかもしれません。

 

体がぼろぼろのまま2週間勤務をするのと、2,3日療養してから残りの日を万全の状態で迎えるのとどちらが雇用者従業員双方にとって利点が大きいでしょう、きっと後者だと思います。

 

ただ以前から何度もお話させていただいている通り、自営業は体が資本です。

私は今自分の資本価値を著しく低下させています。

 

今もマスクを装着しながら記事を書いていますが、はやくげんきになりたいものです。

 

ではでは

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2013.10.06 Sunday

お祭りにお出かけです。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

不調は一部であっても体全体に影響することを身に感じています。

 

とはいえ体自体は動くので咳をしながら外を動き回っていました。

 

今日は二つの商店会イベントを見に行きました。

 

神楽坂と四谷それぞれに自転車で行ってきました。

一通り只見てきただけですが活気にあふれているのがすぐわかりました。

 

地元の商店が店の前に出店を用意し、様々な形で売り込みをかけていました。

残念ながらわたしが地球感謝祭の出店でやったような古本のバザーは見あたらなかったのですが、お客さんも楽しめる工夫がたくさん垣間見ることが出来ました。

 

ただやはり出店に関して圧倒的なのが飲食関係で物販がなりを潜めている現状を見ると危機感を覚えます。手元に残るものを買わなくなっているのでしょうか。

 

お祭りでは、ステージもあっていろんな方が音楽やパフォーマンスをしていてとってもにぎやかでした。

町の特色を表しているみたいで、非常に独特でした。

 

人もひっきりなしで、自転車を降りて通行せざるを得ないほどでした。

 

地元のお祭りは面白いです。

興味があれば行ってみてください。

 

ではでは

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2013.10.05 Saturday

余裕がない現状を解決できないか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

雨が降っているせいか、今日は一段と冷え込んでいる気がします。

明日も今日と同じような天候だと聞いていますが、月曜日から回復する見込みだそうです。

 

さて今日は従業員側の悩みを考えてみたいと思います。

私の周りだけかもしれませんが、新社会人の皆さんはとても忙しそうです。

社会人としての下積みを積んでいる時期ですから、様々な経験をしてきているとことと思います。

 

そして社会情勢など様々な要因は考えられますが離職を望む若者は年々減少傾向にあると言われています。ここを辞めたら、後がないからという危機感もあるのかもしれません。

 

しかしそれでも、特定業種・業界の離職率は非常に高いままです。

大まかに言えば、第二次産業の若者の離職率は低く、第三次産業の離職率は高いです。

 

私は以上の点を踏まえて離職率と関係の深いものは「賃金」「将来性(人・物・金)」「余裕の有無」などがあげられるのではと考えました。

 

賃金は言わずもがな、日々の生活に直結します。

自身の生活を切り詰めた時の総支出が総所得の6割程度に収まる位の賃金が得られているか。

 

将来性は、自身が業界・企業に勤める際に自身の将来像である上司や著名人の姿を見て、精力的になれるか、幻滅してしまうかを判断材料にできます。

 

最後に余裕の有無です。

余裕は与えられるものではなく作り出すものなのかもしれませんが、度を越えた仕事量や残業は人を容易に追い込めます。

 

若い社会人には余裕がありません。

しかし、問題意識がある以上それを解決する仕組みは社会に求められるはずです。

 

ではでは

 

今日の本は、「TIME HACKS!」です。

時間は誰でも有限です。しかも取り戻せません。時間を延ばすことが難しいのであれば、普段の消費している時間を減らす工夫が必要です。

そんな時間を減らすことに特化したノウハウ本です。

 

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2013.10.04 Friday

人を雇うということ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

のどの調子がいまいちですが、体は元気に機能するので半病人な状態です。

今日は朝から曇天で寒かったので皆さんも風邪にはお気を付け下さい。

 

 

さて、今日は人を雇うことについて考えてみたいと思います。

東京にはそれこそ掃いて捨てるほどの求人広告があります。アルバイト、準社員、正社員問わず本当にたくさんの求人があります。

 

これだけ見ると仕事がないなんて嘘のようじゃないか、と考えるかも知れませんがこれらの求人が減ることはまずありません。

 

それらの求人の注意文言集「アットホームな職場」「初心者でも大歓迎」「先輩が優しく教えます」等は、良く見受けられる定型文です。

 

求人が減らないということは、それだけ需要があるという利点と、何度採用しても離職者が多いという欠点が含まれています。

 

離職者が多い職場の問題点は雇用者が被雇用者に対して賃金以上の成果や責任、負荷を押し付けていることです。

 

働く側からひと言で表すと、「全く割に合わない」のです。

 

人を雇って仕事に従事させる、雇用を創出している人たちを否定するつもりはありません。

しかし、必要人員を下回る人数で事業を運営していたり、従業員の賃金を低くしたりして従業員への負荷がかかっている場合は、従業員の流出を促進してしまう傾向があります。

 

人を雇えないあんとれボックスが言うのも甚だ筋違いかもしれませんが、従業員が従業員として長期間働き続けるためには、雇用者も人・物・金の魅力を被雇用者に提供する必要があります。

 

ではでは

 

今日の本は、「欲しい社員を無駄なコストゼロで取る方法」です。

どんな企業も人員不足です。有能な人材を求めています。

しかし初めから有能な人材は多くはいません。有能な人物へ育て上げるのも企業の投資機能です。

 

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2013.10.03 Thursday

教育系イベント

みなさんこんばんは、代表の前田です。

一昨日あたりからのどの調子が芳しくなくて今朝病院に行ってきました。

 

炎症自体は軽いものの、咳が出始めているので注意してほしいということでした。

 

体が資本の自営業にとっては些細な不調も命とりです。必要であれば無理せず医者に診てもらう方がずっといいはずです。

 

その後、病院の帰りに私は早稲田古書店街連合組合が実施している青空古本市をのぞいてみました。

仕方のないことかもしれませんが、私の様な本を知的財産としてではなく、商材の一部として見てしまう人間からすると、どうしても価格が高めに感じてしまいます。

 

古本にも二種類あって、日焼け虫食いがあってもおかしくない時代からある古ぼけた黒本が古書店連合会の主力商品だとすると、私のあんとれボックスや同じ商店会の古書店ルネッサンスその逆で綺麗で損壊の少ない比較的最近の白本がメインになります。

 

今はまだ未定ですが、時期を定めて白本系のフリー古本市が出来たらいいなと思っています。

 

さて、時間は流れて今日の夜は教育関係の関係者がメインで集まる交流イベントがありました。

 

私は完全に門外漢ですが、大学の先輩が講演をするということで行ってきました。NPO法人「D×P」の代表である今井紀明さん、普段は関西で通信制高校のキャリア教育授業・自己実現・就業支援などを行っています。

http://www.dreampossibility.com/

 

この団体のビジョン(目標)は「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望が持てる社会」

なんともかっこいいではありませんか。

 

関東に展開する際は、是非当店を活動拠点にしていただきたいものです。

なんてね。

 

ではでは

 

今日の本は、「あなたの天職がわかる16の性格」です。

人にはそれぞれ歩んできた道のりがあります。それは誰にも覆すことのできない過去です。

だからこそ人は過去の体験から多種多様な生き方を望み、自己実現を果たしてきました。

皆さんは自身の特性を把握しているでしょうか。形容しがたい自分自身に一定の枠を当てはめてみることは、正誤はともかく自身を見返すきっかけになります。

 

 

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2013.10.02 Wednesday

善意と感謝の鈍化

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日からしばらくは曇天が続きそうという天気予報でちょっと外出が憂鬱になりました。

とはいえ、売り上げは少しずつ好調に向かっていてお店としては万々歳です。

 

そんな一日でしたが、今日は久しぶりにビジネスパートナーと長時間話し合いをしていました。

始めは近況報告から、互いのビジネス相談、提案や生存確認などをしました。

 

外部からすると不毛で非生産的な会話が少なくないのかもしれませんが、日本人ならではの曖昧なネット交流は潤滑剤になります。

 

店舗側の善意に対して、お客さんが感謝の形として金銭を手渡すのがお店とお客さんの交流でした。

 

しかし、近年はお客さんが感謝する基準が非常に厳しいものになっていることを実感しています。

 

例えば、自分がお客さんである時には気が付きませんが、労働者の立場で考えると非常にきめ細かいサービス基準が求められます。

 

豊かであることに慣れ過ぎて、もっと良いこと、もっと良いものを要求する基準が天井知らずで上昇しています。

 

もはや個人商店の善意は、サービスとして至極当然のことになり、その基準すら満たせない店舗は淘汰される時代です。

 

人の善意の価値は今どうなっているのでしょうか。

 

ではでは

 

今日の本は、「20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人」です。

石の上にも三年という言葉があります。三年は何かを身に着けるのに必要な時間とも言われています。

しかし、就職後に三年間持続しない若手社員が増えてきていると言われています。

理由は様々ですが、最近の若者は根性がないと断罪するのは簡単です。

しかし、見方を変えると三年以内で若手社員が貴社を見限ったということです。

失敗した原因を外部に転化するのは簡単ですが、それではいつまでも持続しないでしょう。