みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は第二回目の産業振興会議でした。
中身そのものは秘匿情報もあるので伏せますが、様々な議論が飛び交って、「知らないことが多いな」とつい聞き入ってしまう内容でした。
新宿という町は、ぜいたくな悩みですが特色を一つに絞ることが難しいくらい多様性に富んでいます。
新宿駅周辺の飲食や家電小売ばかりに目がいきがちですが、
高田馬場は手塚治虫の虫プロやラーメン激戦区で
神楽坂は伝統的な街並みや花柳の文化が受け継がれており
大久保は多国籍文化を受け入れ国際化が進み
早稲田は屈指の古書店街とB級グルメがあり
落合には染物のイベントが隆盛してきています
これらを取捨選択することは多様性を潰すことになりかねません。
今ある特色を無視して新しいものを創り上げて育てる必要はないように感じられます。
しかし、他の参加者と違って私は孤独な店子です。
企画を主催して人を呼び込んでみたり、自分から商材を持って行商に出かけたり、色々な講演に参加して人に会ってみたりしています。
それでも一歩を踏み出す時には周りの顔色を伺ってしまいます。
自分に自信がないのはいつものことですが、思い切った決断をするべき時が近づいています。
ではでは
今日の本は、「商店街再生の罠」です。
成功例をただなぞるだけでは、商店街は活気を取り戻すことができません。
金もある、もの(きっかけ)もある、しかし動ける人がいない。これが多くの商店会が抱える課題の一つです。
少人数でも商店会で動ける人たちが人を集客して、売上を上げるためにはどうすべきかを真剣に考え、使えるものは例え競合相手でも協力していくくらいの気持ちがなければうまくいかないかもしれません。
何をしでかすのか期待。
しでかすとは心外な。
鉢巻きを締めなおすだけです。