みなさんこんばんは、代表の前田です。
先日は「地球感謝祭」に参加してくださったみなさんにお世話になりました。
今日はその反動ということで、お店でのんびりしていました。
とはいえ、自分のお店に人が来ないことに変わりはありません。
人が気負わずに入店できる仕組みがほしいところです。
さて、そんなあんとれボックスですが未だに古本の仕入れ等は自分から動く必要があります。
仕入れにかかる経費などを踏まえてどうしても値段を下げることは難しいのが現状です。
そんな古本の原価ですが、原価率3割が平均だと以前紹介しました。
なぜそうしなければならないのでしょうか?
理由は保管期間にあります。
商品を仕入れてから売れるまでの間には人気商品や低価格でない限りは3か月から半年の期間が必要です。
そしてそこにはテナント料として保管費が発生します。
例えば店内に5000冊の本があり、半年で商品全部が入れ替わるという商品が高回転するお店であったとしても、平均販売価格を仕入れ値+100円で販売していると、お店の維持固定費が売り上げを上回ってしまいます。
半年分の利益が5000×100=50万円では年に100万円ということになり、テナント料や生活費・税金などを差し引けばまともに商売ができないことがよくわかります。
あくまで店頭のみでの販売ですので、販路の複線化や売れない在庫の処分などもっと細かい部分はありますが、原価率を高めることが結果店主の首を絞めることにもつながります。
古本屋は仕入れが命と言われるのですが、お客さんと同様に如何に良質なものを定期的に安く手に入れられるかが重要なのです。
ではでは
今日の本は、「マンガでわかる原価計算」です。
数字が苦手な方でも起業をしたら必ず計算が必要になるのが原価計算と確定申告です。
始めから人任せでもよいかもしれませんが、たとえ不慣れであっても数字の計算は起業を目指すにはよい経験になります。
どんぶり経営でもうまくいくところはうまくいきますが、だからといって初めからどんぶり経営でよいわけではありません。
書き残しがないかしっかりと確認してお金の流れを大まかにつかむことが必要です。
ちょっと思ったんだけど、このブログのテコ入れとしてビジネス関係以外のことを半分書くとかどう?
記事の内容が重複することが多いとコメントまで重複しちゃうぞー。
「のんびりしてました」の内容を具体的に発表するのは勘弁だろうけど、たとえばランチとおやつの報告を!
色々なお店に食べに行くきっかけになるし、コンビニ商品も色々試せるぞ。
了解です。
あんまり本業と離れるのはダメだけど、試行錯誤してみる。