みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、朝から雨が降っていたので、傘を差して徒歩で出かけました。
傘をさして歩いていると、普段と違う気分になります。
前向きでかっこいいことを言うのであれば、これからの行動を熟慮している、と言えますが実態は些細なことにうじうじ悩んでいるというのが正解です。
案ずるより産むがやすし、行動してから考える方が賢明です。
他にも人事を尽くして天命を待つ、という言葉がありますが待つことは人事を尽くしてからでなければ意味がないと解釈できます。
それなのに、私は待ってばかりです。
天候とは関係なく、私自身の行動を振り返るとどんよりとした気分になります。
お店に着けばそんな考えも払しょくしますが、自己回復力の高い人がうらやましいです。
さて、最近はあまり仕入れに出かけることができていません。
定期的に出かけることが望ましいのですが、在庫を増やすことばかりではよくありません。
とはいえ、売値をただ下げるのは利益が減るうえ価格の安定性も揺らいでしまいます。
かといって市場原理を無視した価格設定ではお客さんの信用を失います。
大事なのは、お客さんにわからないように利益を生む仕組みを作り上げることです。
ブックオフやアマゾンの出現でほぼ瓦解してしまいましたが、以前は買取の値付け自体が古本屋儲けの仕組みの肝でした。
しかしもはや価格競争は泥沼です。
価格面以外の利点を生み出して利益を上げていくカイゼンが求められます。
ではでは
今日の本は、「『あとでやろう』と考えて『いつまでも』しない人へ 『のろま』でなくなる仕事術」です。
確かに合理的に物事に打ち込むことで生産性が向上し、時間を引き延ばす人はその足を引っ張ることになります。
しかし、多くの日本の従業員が時間給で労働に従事していることを考えると、急いで仕事を片付ける動機がなくなってしまいます。
同じ仕事を100やっても120やっても労働時間が同じであれば給与も同じになってしまい、愚直に120をこなす人が恵まれないというのは残念な話です。
待ってると予想以上に何も起きない。それが人生w
なので自分から面白くなるように仕掛けていかないとつまらないんだよー。
仕掛けるほうも大変ですよね。
待っているほうが気楽だけど、あくまで消費者であって仕掛け人でない。