みなさんこんばんは、代表の前田です。
三連休の三日目です。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?私は充実した三日間だったと自信を持って言えます。
今日は当店の数少ない雑貨の一つである演劇パンフなどを卸していただいている「子供のためのシェイクスピア」という劇団の東京公演がありました。
私とこの劇団は20年近い交流がありまして、舞台を観劇するだけでなく、劇団員主催のワークショップへの参加や学生時代に台本の使用許可を頂くなど自分の構成要素の大きな一部となっています。
その子供のためのシェイクスピアは年に一度この季節に舞台を行っていて、私の中では土用の丑の日に食べるうなぎと同じくらい夏場に欠かせない伝統行事です。
その舞台に最近ちょっと、疑問符を感じてしまう出来事が起こっています。
昔見た舞台に対する思いで補正の様な贔屓目な視点も含まれますが、なんだか「ふつうのシェイクスピア劇」を見ているようで「子供が見ても楽しめるわくわく感」がどんどん薄れていっているような気がします。
昔は劇の合間に舞台裏風の即興劇をしていたり、ちょっとした言葉遊びで思わずにやける場面がありましたが、今は殆どシナリオ通りに進行しています。
また私が幼いころに見ていた時は意味が分からない言葉というのはあまりなかったと思いますが、今日の舞台で幼い子供が言葉の意味が分からず親に質問している声がしたりといった瞬間もありました。
そのころの楽しさを知っている側からすると、今の舞台はちょっと味気なさを感じてしまいます。
文句ばかり書いていて非常にいたたまれないのですが、原点回帰して子供のためのシェイクスピアをまた見てみたいという我儘な気持ちがあります。
来年の公演で20周年を迎える今度の舞台ですが、次回は「ハムレット」です。もうすでに楽しみです。
文句ばかりつらつらと書かせていただいていますが、なんだかんだで私はこの劇団が大好きです。
ではでは
今日の本は、「課長島耕作の男と女の成功方程式」です。
課長島耕作というとあるビジネス漫画のストーリーやキャラクターになぞらえた男女観をまとめた本ですが、この作品を知っている人から見れば島耕作という人物のありえなさが良くわかると思います。
しかし、ありえないからこそ面白いのがドラマです。演劇・テレビドラマ・映画・ラジオドラマなど実際にはあり得ないフィクションの世界で生計を立てている人も大勢いらっしゃいます。
現実じゃないから面白くない、とフィクションを否定するのはちょっともったいない気もします。
いいなー、見に行きたかった!
子供向け要素が減ってきたとしたらそれはもうレギュラーメンバーも20年年取って、はしゃぐのが心身共にきついのではw
自分も似たような心配があるんだけど、今は若い女の子向けの服を作ってるけど年取ったらおばさん向けの服を作っているんじゃないかってこと。
大学にいたころは3,4回生の時に見ることが出来なかったから今は近場で見ることができてうれしい。
年をとっても若々しいのは素晴らしいけれど、常に若い人に合わせる必要もないように感じるなあ。
おばさん向けの服はお嫌い?
今はおばさんっぽい服とか大人っぽい服は抵抗あるけど、自分がその歳になったらそれが良くなるのかなぁ。怖いよー。
年代にこだわるんじゃなくて、自分が好きでやっていることがたまたま若い人向けだったくらいの気持ちでいいんじゃない?
じゃから、好きでやっていることが気付いたらおばさん向けになっているかもしれない将来が怖いのさ。
子供でいたい気持ちとそれがおばさん化する危機感があるのね。
杞憂な気もするなぁ。