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2012.10.11 Thursday

ご挨拶と商魂の溝

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

日中は少し日差しが強かったですが、それでも日が沈むころには風が冷たい時期です。

私は先日の宣言通り、今後お世話になるであろう商店会の会長さんにご挨拶に伺いました。

下準備もろくにしない私ですが、今回はご挨拶ということで菓子折りを持っていきました。

しかし当初予定していた粗品を渡すタイミングを逃し、入会の手続きについて商店会の会計方まで案内されてしまいました。

(あちゃあ、菓子折り二人分は用意してない。)

ちょっと渡すのに困ったので、菓子折りは見せないように隠してしまいました。

その後、私は会長さんと別れて会計方と二人でお話をさせて頂きました。

会計方の人は、とても親身な方で私がどんなお店をやろうとしているのか、私が入院していた経緯や病気の原因とか、色々と質問されました。

私も商店会のメンバーのことや会費、会合などのことについてお話を聞かせていただきました。

間違いなく相手の商売の邪魔をしていたと思いますが、それでも私にとって会計方とのお話は刺激ある充実した時間でした。

詳しい入会手続きについては後日改めて書類等を手渡しするということになりました。その時が少し楽しみです。

さて、手元に残ったこの菓子折りですが、改めて会長さんのところへ持っていって、近々ある(と会計方から聞いた)商店会の役員会でお配りしてくださいと添えてお渡ししました。

自惚れますが、ちょっとだけできる人っぽい気分になれました。
実際はけがの功名でしたが。

商店会へのご挨拶が済んだところで私は近くの古書店を渡り歩いていました。

実際競争相手なのかもしれませんが、「月とすっぽん」のすっぽんである私にしてみれば、競争相手にすらなれないと思ってしまいます。
蔵書の発行年月日の新しさ以外何一つ勝てる要素がないからです。

「古書店の店主独特なこだわり」もなく
「地元の古書店連盟に所属」もしてなく
「大量の蔵書や卸業者との付き合い」もなく
「贔屓の常連さん」もないわけです。

なにより「古書の売買で生計を立てられている」ことが最大の違いだと思います。

この差が、「近所の古書店群」と「あんとれボックス」の「古書に対する商魂の溝」だと思います。

だからと言って、今更自分の蔵書に様々なものを取り入れようとは思いませんが……。

いつか同じ古本を扱うものとして健全なお付き合いが出来たら、と思っています。

ではでは
 

コメント1件 “ご挨拶と商魂の溝

  1. 姉貴

    値段とか在庫数で競うのは無理だから、実店舗に関してはやっぱり綺麗でモダンな店内の雰囲気で若々しさをアピールするのが一番かと。

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