みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、商売でまずぶつかるであろう価格の選択について考えてみた。
飲食店が多分一番気を遣うのが、商品の原価や廃棄率、お客さんの回転率(来店者数と置き換えてもよい)なんかを考えて値段設定をすることだと思う。
店主の好きに決められる値段設定ではあるものの、消費者にも商品ごとの相場みたいなものがあるので下手に高くしてもいけない。
とはいえ、生業として生計を立てる以上値段を下げて薄利多売の商売をしても体がついてゆけなくなることだろう。
だから、薄利多売で回転率を上げるのであれば、薄利に見合う仕事の落としどころが存在する。
漫画などでも、古本屋で既存の商品が回り続けて出版社や著者にお金が落ちないことを懸念して、電子レンタル業や紙質の落ちるコンビニコミックなどで薄利であっても利益を取る道を選んでいる。
では逆に利益を高くとる道はどうだろうか。
少なくとも、それなりに技術のある人が自分を安売りしていいことなんてあまりない。
個人事業で儲ける商売をするなら、体が一つである以上単価を上げて商売に臨まなければならない。
結果、価格の二極化が進んでいる。
消費税の高さ、所得の格差拡大、円安に伴う事業縮小もこの二極化を前進させている。
価格のポジショニング戦略。
私は一体どちらに向かうのだろう。
手間を省いて低価格化?
色々と後押しをして高額化?
どっちにせよ、人が来なけりゃ話にならんというのは変わらないか。
ではでは