月別アーカイブ: 2014年10月

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2014.10.31 Friday

浅く回転率を上げるか、深く利益率を高くするか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、商売でまずぶつかるであろう価格の選択について考えてみた。

飲食店が多分一番気を遣うのが、商品の原価や廃棄率、お客さんの回転率(来店者数と置き換えてもよい)なんかを考えて値段設定をすることだと思う。

 

店主の好きに決められる値段設定ではあるものの、消費者にも商品ごとの相場みたいなものがあるので下手に高くしてもいけない。

とはいえ、生業として生計を立てる以上値段を下げて薄利多売の商売をしても体がついてゆけなくなることだろう。

 

だから、薄利多売で回転率を上げるのであれば、薄利に見合う仕事の落としどころが存在する。

漫画などでも、古本屋で既存の商品が回り続けて出版社や著者にお金が落ちないことを懸念して、電子レンタル業や紙質の落ちるコンビニコミックなどで薄利であっても利益を取る道を選んでいる。

 

では逆に利益を高くとる道はどうだろうか。

少なくとも、それなりに技術のある人が自分を安売りしていいことなんてあまりない。

個人事業で儲ける商売をするなら、体が一つである以上単価を上げて商売に臨まなければならない。

 

結果、価格の二極化が進んでいる。

消費税の高さ、所得の格差拡大、円安に伴う事業縮小もこの二極化を前進させている。

 

価格のポジショニング戦略。

私は一体どちらに向かうのだろう。

 

手間を省いて低価格化?

色々と後押しをして高額化?

 

どっちにせよ、人が来なけりゃ話にならんというのは変わらないか。

 

ではでは

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2014.10.30 Thursday

初心に帰って本を書く

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日たまたま寄った古本屋でビジネス書のコーナーを見てみた。

ビジネスのあり方に革新的なものが次々と生まれているものの、本という媒体はその変化に対応しきれていないのかなという印象を受けた。

本の品ぞろえが半年前とあまり変わらないというのはそれだけ書籍の流動性が下がっている証明でもある。

 

ビジネス書の印税で生計を立てる作家たちにも似たような人はいるだろう。

スマッシュヒットした作品の改訂版を何度も発行し、トータルでの発行部数を増やしてベストセラー作家のようにふるまうのは限界だと思われる。

 

よほど過去とかい離した内容があって改訂版を出さざるを得ないような状況ならともかく、二年やそこらで改訂版を出すのは第一版を購入した読者に対して未完成の書籍を売ったという不義理に近いと思っている。

 

どうしても過去の誤りを指摘したいなら改訂版として再度発行するのではなく、自身でブログなりなんなりで告示をして訂正すればよい。

 

改訂版として発行している書籍の中には10数ページの書下ろしを加えただけだったりすることもある。

本の1ページに対する労力を馬鹿にするつもりはないけれど、改訂版の中身の8割が旧作と同じというのは手抜きと取られても仕方がないのでは?

と、最近の改訂版ラッシュを見てもどかしさを感じる。

 

改訂版が出るほど旧作の価値を暴落させるという古本屋の本音もあるけれど、せっかくだから別の題名で勝負してほしい。

 

過去の功績にすがって売り上げを維持するのはよくない。

 

ではでは

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2014.10.29 Wednesday

ハロウィン=仮装イベント!?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

そういえば今年もハロウィンの時期がやってきた、と近くのスーパーを見て思う。

10年ほど前はハロウィンにこれほど熱心ではなかったような気がするのだけれど、今ではハロウィンイベントと称していろんな人が奇々怪々な衣装をして町を歩くイベントになったりしている。

 

もう「自分たちが楽しめればよい」と仮装イベントのようになっていて、トリックオアトリート(お菓子くれなきゃ悪戯するぞ!)なんてないのかなー。

今のところは仮装服作ってるところが儲かっている感じがする。

 

個人的にハロウィンの時期はいろんな仮装があって見るだけでも十分面白いのだけど、東急ハンズやドンキホーテに行っても男性用の仮装より女性向けのほうが多いので野郎の私としてはちょっと不満だったり。

 

学生のころはお化け屋敷企画とかをしていろんな仮装で来場者を驚かせていたから、衣装のことにはちとうるさかったりする。

 

でもまあ、仮装はともかく本格的な衣装やコーディネートには全く疎いので普段から奇抜な衣装をしていると言えば間違っていない。

警察に職質されなければいいや。

 

あ、そうそう。

明日、明後日にはお店にお菓子コーナーを置いておくので、来店者にはちょっとしたサービスかも。

 

ではでは

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2014.10.28 Tuesday

南門ピカ一、ストリートフェスティバル!

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

むう、最近またしても運動不足が深刻化している気がします。

体を動かさないと。

 

それにしても、早稲田の町はお祭り前の準備で一番盛り上がっている時期でしょうか。

通りには模様しものに使われるであろう機材が行き来していて、なんだかこちらまであてられてしまいそうです。

 

とはいえ、実際に早稲田祭が始まったところで、あんとれボックスはいつも通り静かなスペースだったりするのですが。。ちくせう。

 

さて、商店街にもそんなイベントの波が来ている模様。

早稲田南門ピカ一、イルミネーションフェスティバルが本日より開催!

 

日が落ちる夕方ごろから、およそ9~10時あたりまで町の街頭にイルミネーションが飾り付けられるイベント。

実はすったもんだがあってこの開催には商店会長さん以下重役たちの多大な苦労があったのだけれど、私は直接かかわってないので割愛。

 

寒くなってきても上を向いて明かりを見てやってください。

ハロウィンのジャックやクリスマスのサンタは見えなくても、いいものが見られるかもしれない。

 

12月27日まで!!

 

ではでは

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2014.10.27 Monday

信念の表れ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、飛び入りでとある社会起業家の東京活動講演会を聞きに行きました。

http://www.dreampossibility.com/

 

共同代表が私の大学の先輩にあたる方で、過去に何度かお会いしたことがあるのですが、相変わらず熱い信念を持った方だと思いました。

 

とはいえ、今回は東京での単独講演会・交流会ということでNPOの財政事情や実際にお手伝いとして参画したボランティアの生の声なども聞けて、非常に有用でした。

 

とはいえ、NPOは非営利法人です。

日本が震災に見舞われてから一時期社会起業に対する熱が急上昇しましたが、その根底には「活動で営利を上げてはならない、利益を来期に持ち越してはならない」という原則があります。

 

それに、寄付や助成金で賄える人件費などもカツカツだったりします。

私はこの団体の活動に非常に感銘を受けていますし、もし大阪から日本各地へと広がっていくのであればお手伝いが出来ればとも思いますが、それでも現実は決して甘くはない。

 

お聞きしたところによると、代表であっても新入社員の給与分ぐらいの報酬がぎりぎりらしいです。

あんとれボックスよりは利益が出ていることは間違いありませんが、お金ではない報酬を糧に信念で貫く姿には脱帽ものです。

 

半端な営利団体には到底まねできない覚悟が社会起業には求められます。

 

もしこの団体の活動に理解を示していただける方がいたら、是非この団体のFacebookにいいね!をしてください。それが寄付となって活動の源泉に加わります。

 

ではでは

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2014.10.26 Sunday

遊びで交流もいいかもね。

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて、今日は起業家ネットワークの日でした。

どうも最近は日取りが悪いせいか中々人が集まりません。

 

もしかしたら創業熱が下がって、起業に対する意欲ある若者が減っているのかも知れません。

とはいえ、あんとれボックスでは起業の何かしらためになるものを提供できるように日々小ネタを仕入れております。

 

さて今日はそんな中で一つアイスブレーキングを兼ねてゲームを紹介してみたのですが、意外と好評で満足です。

どんなイベントでも同様ですが、やはり刺激的なものには人は惹きつけられるもの。

 

そして、それがどんなものであれ夢中になるという姿勢を持つきっかけにもなるのです。

周りに言わせれば、所詮遊びは遊びです。

 

しかし、ゲーム一つとってもそれで生計を立てている人がいて需要があるのであれば、これも立派なビジネスだと私は思います。

ゲームを通せば人は交流しやすくなる。本音が出てくる。そして人を見る目が養える。

 

たかがゲーム、しかしシミュレーションやコミュニケーションを鍛えるツールとして機能することもあります。

 

個人的な趣味もあるかもしれませんが、卓上ゲーム会を本格的に定期開催してみようかな。。

 

というわけで、ページだけ作っていた卓上ゲーム会

http://entrebox.biz/table-game/

参加費500円でいろんなゲームを楽しみませんか?

 

ではでは

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2014.10.25 Saturday

追随者の商い

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

寒くて暑い微妙な天気です。

じっとしていると鳥肌が立ちそうですが、少し動くと汗をかきそうな。。

 

さて、今日は来客が一件。

ビジネス業界のトレンドを追いかけている方なので、話をするだけで勉強になります。

お互い自営業という身の上で何かと気遣ってくださるのでありがたい限りです。

 

とはいえ、流行というのもは移ろいゆくもの。

意外に思われるかもしれませんが、古本屋は流行に敏感でなければなりません。

 

過去の書籍の価値の再発掘。

そんなことが流行で繰り返されるからです。

 

例えば、半沢直樹のドラマ化で一挙に大ベストセラーとなったあの本なんかは放送中ほぼ全国の書店で再入荷の依頼が殺到したことでしょう。

同シリーズの在庫を抱えていた古本屋も万々歳でした。

 

流行は同時に廃れると価値が急落するというもろ刃の刃でもあります。

既に大流行してから商品を集めても時すでに遅く、つかまされるのは在庫の山。

 

だからこそ、盛り上がりそうな分野には事前に唾をつけておき、最高潮のその時に売り切るという嗅覚やアンテナが求められるのです。

 

それこそ日課のように情報収集を行う。

苦労して集めた情報をフル活用して利益を得る。

 

追随者のビジネスモデルはのぼりのエスカレータを常に探して上り続けることで成立するのです。

 

ではでは

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2014.10.24 Friday

金勘定と店子の孤独

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

私は前から不動産関係の情報を見る癖をつけています。

特に自分の近隣である新宿区内は週に二回以上はみているでしょう。

 

別に移転したいわけではないのですが、賃貸の数を見るとなんとなく商売の興亡が見える気がしてチェックしています。

いつか書いたかもしれませんが、自営業で事務所を持つとすると賃料は売り上げの2割くらいが相場だと言われています。

 

そうすると家賃が6万円の場合月商は30万が不可欠ということに。

ふむ。なかなか厳しい。

 

コンサルタントや会計士さんなんかに言わせるとそれが出来ない商売は商いを畳んで当然ということなのでしょう。

しかし、実際問題店子には切実な金勘定問題になります。

自分が真剣に挑戦していることを第三者から「無駄だからやめろ」と言われて素直に諦められるようなら始めから起業なんてしません。

 

とはいえ都内で4万を下回る事務所となると何かと不便利な場所が多い。交通費などを含めると割高になるかもしれないし、そもそも来客数が少なくなる。

店舗であれば立地は商売の大事な要素。

 

よほど集客に自信があるならともかく、辺鄙な場所に人を引き込むことは容易ではありません。

結局行きつく先は価格に反映させた高付加価値商材サービスの提供ということになる。

 

しかし、数多のチェーン店がこぞって低価格高付加価値に力を注いでいる今、高い商品に消費者の目が行くのか、疑問ですね。

半端なものでは付け焼刃にしかならない。

 

店子には色々と苦労は尽きない。しかし、一人でもがいていても仕方がない。

相談できる人が身近にいるといいのですが。

 

私にはコメントを打ってくれる姉がおります。

皆様にはいらっしゃいますか?

 

私も一店子として皆さんの力になれたらと思います。

興味がありましたら、明後日開催予定の起業家ネットワークにご参加くださいませ!!

お待ちしております!!

 

ではでは

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2014.10.23 Thursday

人が見てなきゃ何とやら

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて、今日は仕事場について考えてみた。

というのも、一時期注目された働き方、ノマドワーカーにNoを突きつける事例が増えてきているからだ。

 

ITのベンチャー企業などで多種多様な働き方を推進する動きがあり、パソコンなど通信媒体の発達も伴ってパソコン上のやり取りで完結する仕事が次々にできていった。

そのため、顔を突き合わせて働く必要性がないと、職場に足を運ばずに家や喫茶店などで仕事を済ませる働き方、通称ノマドワークが注目された。

 

詳しいことはこちらの「ノマドライフ」を参考にどうぞ。

 

しかしこのノマドな生き方は、現実的には大きなリスクをはらんでいた。

平たく言えばさぼりやすいということ。

 

成果報酬で仕事をする自由業の方々はともかく、毎月決まった給与を手にできる従業員は手を抜くことが容易になってしまう。

 

そして個人的な成長はともかく、企業にとって有益なイノベーションが起こりにくくさせてしまうらしい。

限られた人材は例外としても大手IT企業でノマドな働き方を推奨している会社はめったにない。

 

やっぱり人が見ている環境でないと仕事に手を抜く人は抜くものだ。

自分はその環境を自分で作っているのだろうか、自戒を込めて仕事に取り組もう。

 

ではでは

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2014.10.22 Wednesday

焦る位なら落ち着こう

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近靴を新しくしたのだけれど、前のと同じと考えて試着してなかったのが災いしてか指先が締め付けられて痛む。

この痛みが続くようなら靴擦れとかではなく足が合ってないだけなので新しい靴を獲得することになるかも。

 

さて、今日はミスについて。

大抵の人は自分のミスには甘い癖に、周りには厳しい。

 

当然のことながら、完璧な人間なんて存在しない。

 

完璧に近づこうと一生懸命な人はそれなりにいるけれど、やはり完璧とは言えない。

自分では完璧にならないと自覚しているからこそ、自身には寛容になりがちだ。

 

しかしそれが周りのことになると完璧を求めて時には叱責することもある。

ミスが全くない人間はいないのに、ミスを必要以上に非難するのは得策とは言えない。

 

自分が失態を犯そうになった時、焦るよりもまずは落ち着くことを考える。

浮ついた感情では余計に失態を引き続けてしまうかもしれないからだ。

 

これを周りにも適応したらどうなるか。

相手のミスを理解したうえで落ち着くように指示する。

 

変に不安を煽ったり、焦りを誘発させるようなせっかちさはかえって傷を広げる。

私は自分にも相手にも甘いので最悪かもしれないけれど。

 

失態を犯した時点でまずは落ち着くこと。

それが事態を鎮静化させる最大の抑止力となり得る。

 

ではでは