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2014.10.30 Thursday

初心に帰って本を書く

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日たまたま寄った古本屋でビジネス書のコーナーを見てみた。

ビジネスのあり方に革新的なものが次々と生まれているものの、本という媒体はその変化に対応しきれていないのかなという印象を受けた。

本の品ぞろえが半年前とあまり変わらないというのはそれだけ書籍の流動性が下がっている証明でもある。

 

ビジネス書の印税で生計を立てる作家たちにも似たような人はいるだろう。

スマッシュヒットした作品の改訂版を何度も発行し、トータルでの発行部数を増やしてベストセラー作家のようにふるまうのは限界だと思われる。

 

よほど過去とかい離した内容があって改訂版を出さざるを得ないような状況ならともかく、二年やそこらで改訂版を出すのは第一版を購入した読者に対して未完成の書籍を売ったという不義理に近いと思っている。

 

どうしても過去の誤りを指摘したいなら改訂版として再度発行するのではなく、自身でブログなりなんなりで告示をして訂正すればよい。

 

改訂版として発行している書籍の中には10数ページの書下ろしを加えただけだったりすることもある。

本の1ページに対する労力を馬鹿にするつもりはないけれど、改訂版の中身の8割が旧作と同じというのは手抜きと取られても仕方がないのでは?

と、最近の改訂版ラッシュを見てもどかしさを感じる。

 

改訂版が出るほど旧作の価値を暴落させるという古本屋の本音もあるけれど、せっかくだから別の題名で勝負してほしい。

 

過去の功績にすがって売り上げを維持するのはよくない。

 

ではでは

コメント2件 “初心に帰って本を書く

  1. 姉貴

    まあねーでも買う側にとっても作者が誰か分かりやすいのは良いよ。映画でも「◯◯制作チームがおくる感動のなんちゃら」って使うじゃん。

  2. 前田 投稿作成者

    作者が分かりやすいのは確かにいいことだけど、映画みたいな創作活動とビジネス書とはやっぱり違うと思う。
    棘のある言い方だけど、私のブログみたいにどんどん書くネタに困って薄ーい内容になってしまう著者が増えている気がする。

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