月別アーカイブ: 2014年4月

Untitled Document
2014.04.30 Wednesday

すぐできること、早いこと

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日の雨は大変でした。

春や夏の雨は、湿気が屋内にこもりやすいので降り続けるとカビが生えそうで心配。

 

勿論、カビが生えるよりも先に本を動かし続けていれば問題ないのだけれど。。。

売れない古本屋の痛いところですな。すぐ動くことが出来ない。

言い訳していても仕方がないので、少しずつ本を動かしているけれど。

 

さて、皆さんは何かを始めるときすぐにてきぱきと行動できる人でしょうか?

すぐやること、行動が早いこと。

 

それになんの価値があるのだろうと思う人もいるかもしれないけれど、スピードの速さは鮮度を維持するためのものと考えると話は違うのではないだろうか。

 

例えば牛肉を配達する際に、車ではなく自転車は徒歩で届けていたら日中の暑さで痛んでしまう。

特殊な例を除いて、鮮度が落ちて痛んでいるかもしれない牛肉にお金を出す人は皆無だと思う。

 

すぐ行動できるということはそれだけで大きなアドバンテージだったりする。

 

ではでは

 

今日の本は、「いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法」です。

気持ちのスイッチを切り替えるともいうけれど、行動が鈍化する要因の一つにあれこれ考えすぎるというものがある。

その邪念を取っ払い能動的に動き回るには人それぞれ異なった切り替え方が存在すると思う。

とはいえ、切り替え方にも違いがあるように行動速度自体も人によってまちまちなので、あくまで「自分の中で出来る最善」を示し続けることがいい。

 

Untitled Document
2014.04.29 Tuesday

シリーズ化

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は紹介メイン。

 

最近、ビジネス書のヒット作が出ていないような気がする。

分野ごとにスマッシュヒットはでているのかもしれないけれど、『伝え方が9割』や『生き方』のような旬なビジネス書は見かけない。

 

そんな時期の節目を狙ってか、漫画化、新書版、改訂版、新版と手を兼ね品を変え過去のヒット作を出版するところが増えている。

 

ロバート・キヨサキ氏の金持ち父さんシリーズ(おかげでキャッシュフロー101は品薄状態に)

 

フランクリン・コヴィー氏の『7つの習慣』は漫画版で再ブレイク

 

書いてある中身が充実していればどんな著者のどんな題名であっても売れると思うのだけれど、視野が狭いのだろうか。

 

あと、ビジネス書作家の宿命なのかもしれないけれど、自著のシリーズ化が著しいと、なんだかなあという気持ちになる。

 

初期のころは充実した内容を凝縮していたのに、シリーズ化が進むと薄い内容を繰り返し書いているだけの浅い本ばかりで一冊の価格と価値が釣り合わない。

 

本を集める側として、これほど残念なことはない。

やっぱりこの人はすごいなあと思える本を書いてほしい。

 

と、自分で何も書かない消費者が述べております。

 

ではでは

Untitled Document
2014.04.28 Monday

多様性がものをいう

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はちょっと体調がすぐれなかった。

体の調子は悪くとも、お店を開けるのに支障はないので、休み休み体を動かしていた。

 

以前から伝えているように、自営業は体が資本。

体調を崩せば即休業なんてこともありうる。

 

商店街をうろついていても、シャッター前に体調不良のため一時休業の札がチラホラ見かける。

 

要因は店主の高齢化だろうか。

後が続かないので、商店会の店主たちは創業者が多い。

 

日本の高度経済成長の黎明期を過ごしてきた経験値はやはり大きい。

ただ今どきの若造に比べても根性がある世代であっても、やはり時の流れは容赦なく体力を奪う。

 

商店会活動なんてその顕著な例で、商店会構成員のうち、役員を担う若手はほぼ皆無だ。

 

私の様な若輩者(今年25歳)が役員として所属している商店会が近くにあれば教えて頂きたいのだけど、おそらくそんなに多くないと思われる。

 

私は、どんな組織でも活動を活発化させるには多様性が大事だと思う。

若手の自由な発想とエネルギーで新しい活動の担い手になるもよし。

年の功の経験値で若手の暴走を鎮めて全体的なまとまりを創るもよし。

 

おかげで、私の所属する早大南門通り商店会はいつもまとまりがあってエネルギッシュだ。

 

ではでは

 

今日の本は、「ユダヤ人大富豪の教え」です。

日本人は、外国人の言葉をうのみにしやすい。それをうまく生かしたビジネス自己啓発書。

私が留学生半分の大学に通っていて気付かされたことは「彼らだって嘘をつく」ということ。

当たり前のことなのに、これに気が付いた時なぜか感心してしまったことを覚えている。

 

Untitled Document
2014.04.27 Sunday

まずやってみることと、博打の違い

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は定休日にお店でまったり。

ビジネス書を読んでいると、都合よく成功した本がよく見られる。

 

特に「自分は成功者!!」と大々的に記事にして人や金を集め、事業の中身が全くなくて破綻するベンチャー企業は後を絶たない。

 

去年までは儲け話で業界紙に引っ張りだこだったような人間が、今年になって破産申請をしていたなどと言う話はマネーの虎からの悪しき伝統だろうか。

 

人やお金を集めることができた力量は素直にすごいなと思うけれど、自分の器を超えた資産運用は博打と一緒だ。

 

お金を稼ぎたい、豊かな生活をしたい。。

そのために起業をすることは決して変なことではないが、自分が本来稼ぎたかった領分を超えたビジネスは良くも悪くも人をゆがめる。

 

起業をする際には、自分はどれくらいまで稼ぎたいかを考えてその目的に向かっていろいろと挑戦することがいい。

 

あくまで自分の力で。

他人の財布でする買い物は楽しいが、商いには向かない。

 

ではでは

Untitled Document
2014.04.26 Saturday

ビブリオバトルをしながら思うこと

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、26日。

ビブリオバトルとキャッシュフローの日でした。

 

私が話したのはこれ

 

ヒット作を二つも作りながら、出版社と真っ向から対立し、漫画業界に一石を投じた著者渾身の一冊。

 

日本のサブカルチャーを支える現場の人たちが薄給で苦しい思いをしているのは、クールジャパンとは言えないだろう。

 

無制限に優遇しろとは言わないけれど、理不尽には対抗すべきだと思う。

 

… さて話は変わるけれど、古本屋が抱える理不尽はなんといっても一円出品されている本だ。

 

送料などを含めるとそうでもないけれど、市場原理に基づいて本の価値を無制限に下げると売る意味がなくなる気がする。

 

かといって、最低価格よりも高く物を売っているとせこいと思われる。

逆に聞きたくなるのだけど10円50円で本を売ってどうやって生計を立てるのか。

 

家賃はおろか、一日の光熱費すら出ないんじゃないか?

 

それに、1円の本に中身は決して1円では得られないものもある。

 

今度のビブリオバトルではそういう「1円もの」をテーマにしてみようかな。

 

ではでは

Untitled Document
2014.04.25 Friday

アルバイトと正社員の給与差逆転?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日から、早稲田大学の学生会館のそばに新たにセブンイレブンが開店しました。

 

そういえば、セブンイレブン自体近辺にはなかったかも。

物見遊山でお店の中をうろうろしてみたら通路が広く、従業員も開業時営業のためか5,6人もいて雰囲気はよかった。

 

あえて難点を上げるなら、入口がちょっと狭いことくらいか。

 

さて、開業と言えば欠かせないのが人員募集のポスター。

このセブンイレブンはどうかと見てみたら、昼間、夕方920円、夜間25%増し、朝950円(パッと見なので正確じゃないかも)となっていた。

 

ぎょっとしたのが募集している夜間帯のシフト。夜10時から朝8時って。。。

深夜を超えて朝のラッシュに接客をするのはつらいと思う。

 

この求人はいつなくなるだろうか。

…意外とすぐ埋まるのかもしれない。若者が集う大学そばだし。

 

さて、そんなアルバイト事情だけれど現在大都市の外食産業は人員不足に頭を悩ませている。

時給1650円なんて物凄い額で募集を掛けているところもあるそうだ。

これはもはや正社員並みの時給ではないだろうか。

 

高いとは思うけれど、それだけ都心部の人員不足が深刻だということだろう。

これから時給が上がり続けると、アルバイトの方が正社員よりも稼げるなんてことになるのではないだろうか。

 

その原因はの一つが、少子高齢化に伴うアルバイト人口の激減だ。

市場は供給の少ないところから価値が上がるように、今やどこのお店も若手欲しさに破格の賃金、自由な雇用体系で人を集めようとしている。

 

時間帯労働者でも安心して子育てに専念できる社会を目指すのであれば、時給は高い方がいい。

少子高齢化を乗り越えるには、正社員以上の所得がある時間帯労働者を増やしていくのがいいのかもしれない。

 

ではでは

 

今日の本は、「覆面調査員は見た!感動のサービス、あきれたサービス」です。

「お客様は神様(誤用)」が叫ばれて久しい今も、相手が強気に出られないことを盾に言いたい放題な客がいる。

今日も偶々出かけたお店でそういうお客様に遭遇したが、他の客の注意を引く位の大声で店員を怒鳴り散らすさまは、たとえ年齢的に大人であったとしても大人げないと感じてしまう。

「お前じゃ話にならないからほかのやつを呼んで来い」という定型句を久々に聞いた。

文句の中身はともかく周りの客を不快にさせた時点で自分が疫病神と化したことを自覚するべきだ。

 

Untitled Document
2014.04.24 Thursday

時代を受け入れる

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はいろいろと慌ただしい一日だった。

色々あったけれど、何とか今日も一日を過ごすことができた。

 

いつもと違う非日常でも、落ち着いて行動する。そのなんと難しいことか。

 

どんな状況でも一定の成果を上げるのがプロという話はよく聞くけれど、そうなる日はまだ遠そうだ。

 

さて、今日はそんな専門職のプロフェッショナルについて。

独立起業をする際に強みの一つと考えられるのが、『専門性』というやつだ。

 

本のリサイクル業で ブックオフやアマゾンが台頭している中で、なぜ古書店が生き残っているか。

答えの一つが専門性だ。

 

生き残っている古書店も、一時期出店が増えた新型古書店も取り扱う種類は違えど専門性に特化した古本屋であるところが多い。

 

それだけ、専門性は差別化を強調する強みになる。

 

しかし、専門性だけで生き残れるほど商売は浅くない。

時代の需要を外すと専門性という武器は趣味に成り下がる。

 

だから時代に適合して商売を変えることもある。

ラーメン屋がつけ麺に手をだし、油そばにも手をだし、餃子にも手をだし、炒飯やサイドメニューにも気を遣うようになるのは、時代に合わせてメニューを考えるからだ。

ラーメンしか出さないというお店は、よほどの魅力がなければ、時の流れとともに需要を逃してしまうのである。

 

専門性以外にも武器は必要だ。

プロフェッショナルがプロフェッショナルでいられる理由は、彼らの専門性を価値に還元するプロモーターやマネジャーの力があるからこそ。

 

ではでは

 

今日の本は、「こだわりカフェを開く」です。

起業希望者の願望としてよく聞くのが、喫茶店経営。

夢がある仕事に見えるらしいが、趣味や道楽で始めるならともかく、利益を獲得するために始めるのは非常に険しい道と言える。

一杯500円のコーヒーを粗利400円で売ったとして日に1万円得るためには毎日25人に売らなければならない。

 

Untitled Document
2014.04.23 Wednesday

いるいらないを明確に

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて、今日も商店会イベントの目玉を紹介。

といっても、これが一番の大目玉。

 

なんと、5月8,9日はガラガラのブースにて一冊10円のチャリティ古本市を開催予定!?

 

去年は、5冊購入ごとに抽選券一枚を進呈でしたが、果たして今回はどのような結果になることやら。

ちなみに、この古本市での売り上げは全額盲導犬育成のための募金になります。

 

本を格安で買え、抽選にも挑戦でき、その上奉仕活動にも貢献できる。

まさにいいこと尽くし。

 

もってけドロボー!の精神でお待ちしております。

 

……もってけドロボーなんて慣用句、最近はあまり耳にしないな。

 

価格勝負になると実店舗がネット通販に対し苦戦を強いられているのは周知の事実で、ネットで購入したほうがはるかに安く物が買える時代に実店舗でもってけドロボーもないか。

 

とはいえ、必要なものでない限り極力安いものを手に入れようと考えるのは、主婦スキルの持ち主であれば当たり前の話だ。

 

全く同じ商品を定価で売る店と、すぐ隣で全品10円引きで売っているお店があったら絶対に後者を選ぶのと同様価格は購買意欲を大きく左右する。

 

実際定価だと手を伸ばさないようなものでも、安くなったら買ってみるかという気持ちにさせるのが値引きの魅力だけれど、割安商品が本当に必要なものなのかどうかは別問題だ。

 

本当に必要なものだったら例え定価であっても買うだろうし、必要でなければセール時にしか買わないだろう。

 

この安かったら買う、というのは無駄の集積だったりする。

この無駄を削るだけでも、節約になるし将来への保険になる。

 

なまじお金が使えると我慢の精神が緩むのが恐ろしい。

 

ではでは

 

今日の本は、「マンガ 節約ママのちょっと得する株日記」です。

とある保険屋の知り合いの方が「貯金がお金を最も無駄にする行為」であると言っていた。

株式投資、不動産投資、FXなど貯金以外の投資に資産運用する方が理性的なのだそうだ。

小額スタートなら株式、それなりに資産を持っているなら不動産、複数国への行き来をよくするならFX。

資産運用における投資はどれもこれも修練が必要なのでまずは市場を見るところから。

 

Untitled Document
2014.04.22 Tuesday

報酬の上限

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、雨が一段といやらしい感じに降っている。

何とか雨に打たれることなく帰宅できたけれど、昼間に暑くて、夜が冷える春の季節に体が濡れるのはよくない。

 

傘を持ち歩いて行動するように心がけよう。

 

さて、昨日に引き続き春のイベント宣伝。

昨日から始まった商店街イベントですが、5月8,9日の会場には同時に盲導犬育成募金及び支援ブースの様なものが設置されます。

 

本来盲導犬に手を触れることはマナー違反とされており、普段なかなか触れ合える機会がありませんが、このブースでは支援者の協力で特別に触れ合える機会を設けています。

 

商店の中には、盲導犬育成の募金箱が設置されております。

ご理解とご協力をお願いいたします。

 

また別件で当店主催の

・ビジネス書ビブリオバトル

・キャッシュフローゲーム会

を26日土曜日に実施予定です。興味がある人は是非どうぞ。参加費は無料。

 

宣伝終わり。

 

さて、今日は報酬の上限の話。

 

報酬の上限とは、自分が今の仕事で最大限の成果を上げて得られるであろう最高の賃金ということ。

時給900円の仕事なら24時間働いたとして日当の上限は深夜帯割増含め23175円。

赤ペン先生や造花の内職など在宅の成果給なら相場はもっと低くなることだろう。

 

これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれ。

でも、若者は自身の給与に満足していないことだろう。

例え現状には満足していても、今後上昇する見込みが見えないので不安になるのが大半ではないだろうか。

 

そこで、自分が行っている仕事と報酬を分析してゆけば、仕事のどの部分にいくら賃金が支払われているのかが分かるかもしれない。

 

昔は年功序列と終身雇用制度が日本企業の特徴だったが、今その前提は覆ろうとしている。

会社は従業員の雇用をを守ってくれず、一生懸命会社に尽くしても給料に影響することが少なくなった。

 

要するに会社は従業員を値踏みし始めたのだ。

事業の継続という大義名分のために、報酬を据え置いて仕事の質を上げさせることを選んだのである。

 

自分の仕事に対して会社はどれだけ期待し、報酬を定めているか知っておくのは重要なことだ。

仕事における報酬の上限が低いと感じれば、賃金を上げてもらえるように交渉するのもいい。

 

自分の貢献に見合う報酬を請求するのは決して卑しい行為ではない。

そうしなければ、いつまでも会社にこき使われるだけになってしまう。

 

会社は会社しか守ってくれない。

自分を守るのはいつだって自分だ。

 

ではでは

 

今日の本は、「幸せ!の給料学」です。

当たり前の話だけれど、仕事にも需要と供給が存在する。

需要があれど、急流が少ない仕事は報酬が高くなるし、逆に供給があっても需要が少ない仕事は報酬が低くなる。

賃金の大小で人の器は決まらない。人に与える影響力はほとんど変わらない。

 

Untitled Document
2014.04.21 Monday

人の上に立つ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、小雨が断続的に降り続けるという厄介な天気で、3月並の寒さだった。

 

明日は多少ましになるらしいけれど、体調を崩さないように気を付けよう。

 

今日は、あんとれボックスが所属している早大南門通り商店会の春イベント初日。

店舗で500円程度の買い物をすると、抽選券をプレゼント。

抽選券を5月8,9日早稲田大学南門付近の抽選会場で使うと、はずれ無しで景品が当たる。

是非足を運んでみてくださいな。

 

宣伝終わり。

 

今日は人の上に立つことについての話。

 

主役とか、リーダーって子供の頃は憧れていた人が少なくないと思う。

誰よりも目立つし、自分で決めたことに人がついてきてくれるのは、自己顕示欲が満たされる。

 

しかし大人になると、リーダーという立場が非常に重苦しく感じるようになる。

大人のリーダー像は自身の裁量権以上の責任が付いて回る立場として多くの人が敬遠する。

 

大人の世界でリーダーの仕事は、人を動かして結果を出す。言葉にするとただこれだけ。

ただ、言うは易く行うは難し。

 

時にはフォロワーから反感を買うようなこともしなければならない。

しかし、誰かが上に立たなければ組織は成り立たない。

 

人の上に立つのは大変なのだ。

 

ではでは

 

今日の本は、「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」です。

パナソニック創始者の松下幸之助氏が自身の創設した松下政経塾での逸話や人間教育の源泉をまとめたものがこの本。

リーダーを目指す人にとって一番必要な素質は姿勢だと私は思う。

上に立つ人の姿勢がぶれているとついていく人も不安になる。