みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は一年のご報告に墓参りに行ってきました。
街では花屋さんとお蕎麦屋さんが年末の大仕事よろしく繁盛していました。
さて、そんな中お寺さんに頂いた冊子に気になる逸話があったので、紹介します。
ある村人が、旅人さんを自宅に泊めた際にお礼として「なんでも願いが一つ叶う指輪」というのを手に入れます。
村人は願いを考えますがどうしても一つに決められず、暮らしがよくなるようにと一生懸命に働きます。
結局村人が当時願っていた願望は日ごろの行いによって叶うのですが、その時には彼は指輪のことなどすっかり忘れてしまっていました、というお話。
仏教らしい煩悩から解脱する説話ですが、私には「初めから有利じゃないか」と思うばかり。
なぜなら実際に「願いがかなう指輪」なんて代物を持っているわけですから。
多くの人はそれを手にするどころか、目にすることさえありません。
そんな夢のような代物を持っていれば、誰だって活用するでしょう。
それこそ世界観が変わる位のズルに近いです。
そんな人間と普通の人を比べて、「こういう風に生きなさい」と言われても、「だったら願いの叶う指輪をおくれ」ととんちのごとく返事をしてしまいそうだな、とひねくれてみたり。
さて、今日は来年のことを言っても一日しか鬼に笑われない日です。
色々来年のことについて計画を立てていきましょうか。
それでは良いお年を!!