月別アーカイブ: 2014年8月

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2014.08.11 Monday

好きに偲んじゃダメなのかい?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は告別式。

遠方より縁者が集まって慎ましいながらも円満な式になったと思います。

 

無事式も済んで帰路に着く最中、自分の興味本位であれこれと考えてしまった。

日常的に死と関わる宗教家と死が非日常である一般人の感覚の差について。

 

住職はこの一連の式典について

・非日常として忌避するのではなく、むしろ日常として捉える

・故人をしのぶためではなく、遺族自身のために実施するもの

・仏縁によって巡り合った参列者同士で故人に感謝する場

といったことを仰っていたけれど、故人に親しい人ほどなんだかなと思う内容である。

 

世俗にまみれた人間だからこそ親しい人の死はやはり非日常であってほしいだろうし、宗教や宗派が何であれ故人を偲ぶ気持ちに偽りはないのだから偲び方くらい好きにさせてやってよと思う。

 

関東地方では、理由はどうあれ式典の過程を飛ばした直葬が増えているとのことですが、故人や残された遺族の気持ちを汲んだ式典が減っているのが原因かもしれません。

 

宗教や宗派に疎い若造の意見ですが、ご清聴ありがとうございました。

 

ではでは

 

今日の本は、「ぼうず丸儲けのからくり」です。

ぼうず丸儲けなんて言葉が今も残っているように、宗教法人は営利法人と異なり税制上非常に手厚い保護がなされています。

宗教法人にだって多くの制約はあるし公益事業等で微々たる儲けなんて吹き飛ぶと叱られそうですが、政府に長く保護される前提で宗教法人は創設されているので税制優遇と公益貢献はセットなのです。

 

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2014.08.10 Sunday

見かたは人それぞれ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は台風の影響が西日本を中心に猛威を振るっている。

あんとれボックスのある東京でも雨が突然土砂降りのように振ったり止んだりを繰り返していて不安定なまま。

 

セミたちもころころ変わる天候に体力を消耗している事だろう。

夏も中盤ではあるものの、普段以上にセミの死骸を見かけるのでふとそう感じた。

 

外出の予定があった人たちは非常に残念な天気になってしまった。

一方で自宅で休養する予定だった人にはちょうど良い休養日になったのでは。

 

雨ひとつとっても好印象と悪印象ははっきり分かれていく。

今日雨が降ったという現実は変わらないのに、人の印象は立ち位置によって大きく変わる。

 

ある人によってはいいことでも、別の人から見ると悪いことになりうる。

その逆もしかり。

 

しかし、一方が幸運(もしくは不幸)だからといって他者にもそれを強要するのは間違っていると思う。

 

どこぞの話で、弁護士か誰かに対して誹謗中傷をした人に対して弁護士が言った内容が妙にしっくりと来た。

 

あなたの言葉を私は支持しないけれど、あなたが発言をする権利は憲法が保障する。

 

ではでは

 

今日の本は、「タテ社会の人間関係」です。

縦社会と聞くとピラミッドの構造を連想しますが、ピラミッドの下の人たちが実は一番自分がピラミッドを支えていることを誇りに思っているという検証がなされたことがあるそうです。

社会の構造に不満を持つ人が多ければ構造自体みんな投げ出している事でしょう。

 

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2014.08.09 Saturday

滞りなく進めるために

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日の今日ですが早速祖父のお葬式の準備が進行しています。

葬儀屋さんと打ち合わせに臨んだり、住職さんから焼香の作法を聞いたりして午前中が過ぎていきました。

 

そう遠くないうちに通夜があるので、今から身なりを整えないと。

そんなことを考えていると、ついつい通夜のことを考えてしまいます。

 

どれだけの人が来て、どれだけの作業があって、別れの挨拶を滞りなく済ませて頂けるか考える葬儀屋さんの予測は常に真剣勝負そのものでしょう。

 

綿密なスケジュールを立てつつも、遺族の要望に柔軟に対応する力が求められる。

葬儀に関わる事務的・儀礼的な作業を代行する葬儀屋さんの仕事はやはりなくてはならないものなのだろう。

 

言い方は変かもしれないけれど、葬儀屋さんのお仕事は技能職だと思う。

ありとあらゆる宗教に通じ、事務的な手続きの補助を行い、遺族とタイムテーブルを共有して進行が滞りなく進むように行動する。

 

仕事柄人の死に多く触れるので仕事が増えたからと言って楽に一喜一憂できる立場ではないとは思いますが、少なくと人からは求められる仕事であることは間違いありません。

 

ではでは

 

今日は、「おくりびと」です。

人の死に携わる仕事はなぜかタブー視されてきており、なかなかその実態を知ることはできないのですが、その世界の一端を映画化するというのは非常に大きな挑戦だったと思います。

 

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2014.08.08 Friday

じゃあね

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日、幼いころより一緒だった祖父が鬼籍に入りました。

今年に入ってから急に体が弱くなり、しばらく入退院を繰り返していましたが、最期は自宅で苦しむことなく静かに逝ったとのことでした。

 

自分は死に目には会えなかったのですが、それでも表情から安らかな最期だったのだろうと思います。

自分の中では別れの悲しさよりも安らかに逝けたことへの安堵が勝ったのか、あまり涙は出てこなかったです。

 

昨日の帰り時に祖父と別れの挨拶をしていたのが悲しさを和らげる助けになったのかもしれません。

実は昨日祖父の家で食事を取ろうという話になり、私がピザを取りにいってみんなで談笑しながら食べました。

 

今生の別れだとは夢にも思っていませんでしたが、互いに目を見て手を振ってお別れが出来たことが幸いでした。

 

お医者様が死亡の確認をして診断書を書いたり、葬儀屋さんやお寺さんに連絡を取ったりと慌ただしい時間が過ぎましたが、孫の私に出来ることはあまりなかったようで別室で邪魔にならないように待機して過ごしていました。

 

なんとか一段落が付き、明日お寺へ運ぶことが決まったので自宅に帰って記事を書いているところです。

 

生前の話ですが、どうも祖父と私は気質が似通っているのか結構性格が近くて、同じような言動をするたびに祖父から「お前は将来大成する。だってそっくりなのだから」と笑いながら褒めてくれたことを覚えています。

 

自分が将来どうなるかなんてわからないけれど、少なくとも自分の将来を悲観することなく前を向いてこられたのは、この言葉があったからかなとぼんやりと物思いにふけっています。

 

ではでは

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2014.08.07 Thursday

泣き寝入りは確かに嫌だけれど

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近ちょっと物議を醸している話題があるので取り上げてみたいと思います。

 

「盗品を返さなかったら顔写真を公開する。」は脅迫にあたるか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00001884-bengocom-soci

 

古物売買業を営むまんだらけが窃盗を行った犯人に対し、盗品の早期返却がなされない場合顔写真を公開するという警告文を出しました。

 

これに対し法律はまんだらけの行為が脅迫罪にあたるのでは、という議論が上がり

・犯罪に犯罪で対抗するのは悪いことでは?というまんだらけ批判側

・犯罪者を法的に擁護する必要はないというまんだらけ擁護側

に分かれて論争がネット上で繰り広げられています。

 

古物商に限らず小売店にとって万引き(窃盗行為)は商売における死活問題ですので、額の大小はともかく万引き犯に対して厳しい態度を取りたいという気持ちは私も同様です。

 

しかしながら犯罪に犯罪で対抗するのは商売で培った信用を損ないかねない行為だと思っています。

悔しいかもしれませんが、犯罪には法律にのっとった手段で措置を取る。

 

そして防犯への意識を徹底する。

どうしても窃盗が減らないのであれば警察の方に巡回地として定期的に来ていただく、といった対策を講じましょう。

 

窃盗犯が犯罪をあきらめるのは割に合うかどうかだと思うので「割に合わない」と思わせられれば御の字でしょう。

 

ではでは

 

今日の本は、「これからの『正義の通報』の話をしよう」です。

商売人に限らず出来れば関わり合いになりたくない疎まれ役な警察官のお仕事。

私も不審人物というだけで何度も警察官の方に職務質問で呼び止められたという嫌な思い出があります。

しかし、自分がいざ被害者に回った時、まず一番に味方になってくれるのも警察官です。

 

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2014.08.06 Wednesday

ちょっと変える

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近お店の建物が塗装を一新して白くなりました。

一時ペンキ独特のにおいで辟易したのですが、何事もきれいになるといいものです。

 

出来れば洗面所のほうも改装してもらえればよかったのですが、それは建物のオーナーさんの裁量によるところで私のような賃借人共用部分まで口を挟むのは横着というものか。

 

さて、今日は作り変えるということを考えてみる。

人はなんだかんだで変化しないこと、変わらないことを好む。

 

習慣化していることが一時的であっても制限されるとストレスがたまるように、無変化が好きなのだ。

 

しかし、それはあくまで自身について。

周りには少しずつでも変化していくことを望んでいる。。

 

例えば飲食店のメニューやコンビニの品ぞろえ。

年中一切変わらないお店は存在しない。

古本屋であっても、いつ行っても品ぞろえが変わらないと行く習慣なんてつかない。

 

やっぱりなにがしかの変化がほしい。

そうしたお客さんに需要に応えて微々たる変化を続けることで、いつもと変わらない客入りを維持できるわけだ。

 

そう考えると商いはやはり奥深い。

経営陣は消費者から常に微々たる変化を求められている。

 

逆に大きな変化は利用者を動揺させるだけなので、多用は禁物だ。

 

全く変化しないことと大きな変化ばかり狙うのは気を付けよう。

 

ではでは

 

今日の本は、「ドラッカー、時代を超える言葉」です。

名だたる経営学者の中で、これおほどまでに日本の経営者に評価されている人もいないであろうドラッカーの金言集です。

どんなに業態が変わっても、人の上に立つ人には知っておいてほしいドラッカーの経営理論です。

 

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2014.08.05 Tuesday

接客は大事なのに、

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日また飲み物を買いに出かけた先でとても気持ちの良い接客を受けました。

レジでの対応だったけれど短い間の出来事ほどその後の来店を左右する要素はないだろう。

 

これが逆に酷い対応だとお店の評判にも響きかねないので、接客態度の良し悪しはどんな業種でも求められる要点だと思う。

 

お店にとってみれば常連さんになってくれるかどうかの分水嶺でもある。

例えほかの部分がどうあれお客さんが「また来たい」と思わせるような接客がこなせる人がこれから基調になってくることだろう。

 

合理的な見方をすると接客だけが上手な店員さんというのは使い勝手が悪いという印象を抱きがちだけれど、この店員さん目当てで買い物に来るお客さんを失うことを天秤にかければ接客能力はやはり大きい。

 

しかし、難しいのがこの接客という分野が人によって良し悪しが分れるという事。

例えば、

・口調が砕けた馴れ馴れしい店員さん

・入店時のいらっしゃいませーの大号令

・ポイントカードがあるお店の作成催促

・商品の各種袋詰め

 

正解がない柔軟で上手な接客が求められる。

 

勿論誰に対しても平身低頭というわけではなく、必要とあればお客さんと相対する覚悟も必要なのだ。

 

ではでは

 

今日の本は、「購買の9割は女性が握っている!」です。

購買云々はともかくとして、購買店からのメッセージカードというのは、商店への帰属意識を高めやすい。

ある美容院では、顧客の囲い込みのためにカットに来たお客さん全員に担当した理髪師さんが必ず手書きで手紙を書いているそうな。

このひと工夫にどれだけお客さんが感動できたかでお店の競争力が決まる。

 

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2014.08.04 Monday

法の下の平等

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

ここ最近は荷物運びと片づけに時間を費やしています。

とはいえ、より良い空間を作るにはもっと頑張らないと。。

 

さて、今日はこの記事を紹介したいと思います。

「女性限定補助金」初容認へ

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140803/plc14080300150002-n1.htm

 

個人的な意見ですが、創業者の男女間の人数差を問題点にする理由がよくわかりません。

女性にとっては嬉しいニュースかもしれませんが、男性の創業希望者にとっては不公平極まりない方向転換だと思います。

 

女性の社会進出を狙ってのことだそうですが、「社会に出て仕事をする」ことを社会進出というのであれば、女性で社会進出していない女性のほうが少ないのではないでしょうか。

 

東京オリンピックまでに社会の指導的地位に占める女性の割合を3割以上に増やすという大層な目標を立てているようですが、このような場当たり的なやり方では決してうまくいかないでしょう。

 

むしろ6年の期間があるわけですから、国公立大学などで指導的地位を目指す方向けの教育研修制度を充実させた方がより建設的な気が。

 

下手に女性を優遇することが結果として全体の利益になるとは考え難い。むしろ、男性側の反感を買ってしまいそうだ。

 

そこで気になったのが、当の女性たちはこの政策についてどう思っているのだろうということ。

考えすぎかもしれないけれど、余計なお世話だと思っているのではないだろうか。

 

男女共同参画がなかった時代、女性は自分たち女性労働者としての権利を男性以上に仕事を全うすることで主張し、法の下の平等における男女共同参画の権利を勝ち取ることが出来ました。

 

しかし、今度は男性を蔑視して女性を優遇する措置を取ろうとしている。

今一度法の下の平等の意義を考え直してもらいたい。

 

ではでは

 

今日の本は、「自分がいなくてもまわるチームをつくろう!」です。

チーム単位で行動するとき最も障壁となるのが、業務の寡占だと思う。

その人が欠けたら支障が出て困るなんてことが頻発していてはそれこそチーム全体に影響を与えてしまう。

そうなる前に共有化と分業化を徹底する。

良いマネジャーは自分がいないと仕事に支障を来すのではなく、自分が居なくても仕事がスムーズに進んでいる状態にしているかどうか。

 

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2014.08.03 Sunday

未来の先輩

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて、今日は早稲田大学のオープンキャンパスの日。

多くの受験生が期待に胸を膨らませられたらと思う。

 

とはいえ、期待だけでは大学には入れない。

受験を潜り抜けてきた先輩たちの受験勉強アドバイスに真剣に耳を傾ける受験生たちの姿は何とも微笑ましい。

 

未来の先輩からの助言や応援ほど、受験の励みになるものはないだろう。

しかし一方で、先輩から受ける大学への偏見も気になった。

 

聞き耳を立てたつもりはなかったけれど、一部不良自慢にも聞こえたりしてアイタタタと思うことも。

 

別にそれほど縁のない相手ではあるものの、変に保護者気分に浸って「余計なことを吹き込むんじゃない」と考えたりしてしまった。

 

未来の先輩の行動はそのまま大学の評判へと直結する。

大学が学生たちに受験生への接触をけん制する理由を考えればそうした自分の首を絞めるような発言は自ずとしなくなると思うのだけれど。。

 

大学の学生は、大学の看板と同義だ。

優秀賞や佳作を見てもらいたいに決まっている。

 

ではでは

 

今日の本は、「悪が教える不動産投資マニュアル」です。

不動産投資に限らず、いかなる商売にも儲けのカラクリというものがある。

ただ成功話を聞いてその通りに実践してもうまくいかないのはそうしたカラクリを把握していないからだ。

建前ばかり聞いてノウハウは十分と思ってはいけない。

 

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2014.08.02 Saturday

感受性の強さ、動揺のストライクゾーン

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日もジワリと暑い一日になりそうです。

おかげで眉をしかめていることが多くて困ってしまいます。

 

眉をしかめるといえば、最近自分の表情が硬くなった。柔らかい表情がなかなか出来ない。

 

平たく言えば、最近感動してない。

気持ちが仕事人間モードで、昔ほど素直に喜びを表現できていない気がする。

 

社会人になったら自分の感情をコントロールして一人前という話を聞くけれど、コントロールには公私の切り替えも含まれるのだと最近知った。

 

良き父親像とかに、仕事の話を家庭に持ち込まないという格言があるが、子供のころはよくわからなかったけれどいざ働き始めてみるとその難しさが身にしみてわかる。

そう思うのは私だけだろうか?

 

ともかく、鉄のように固くなってしまった私を溶かすのはやっぱり熱しかないだろう。

自分の予想を大きく超え、動揺させるに足る出来事の存在。

 

映画鑑賞にでもいくかー。

 

ではでは

 

今日の本は、「『顧客感動』で売り上げを伸ばす方法」です。

動揺の揺れ幅の大きさが感情の変化につながる。

だからこそ、感動し続けることそれ自体が感受性の強さを表している。

些細なことでも一喜一憂できるのは才能だと思う。

少なくとも私には一日中表情をころころ変えるのは疲れる。。