みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近ちょっと物議を醸している話題があるので取り上げてみたいと思います。
「盗品を返さなかったら顔写真を公開する。」は脅迫にあたるか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00001884-bengocom-soci
古物売買業を営むまんだらけが窃盗を行った犯人に対し、盗品の早期返却がなされない場合顔写真を公開するという警告文を出しました。
これに対し法律はまんだらけの行為が脅迫罪にあたるのでは、という議論が上がり
・犯罪に犯罪で対抗するのは悪いことでは?というまんだらけ批判側
・犯罪者を法的に擁護する必要はないというまんだらけ擁護側
に分かれて論争がネット上で繰り広げられています。
古物商に限らず小売店にとって万引き(窃盗行為)は商売における死活問題ですので、額の大小はともかく万引き犯に対して厳しい態度を取りたいという気持ちは私も同様です。
しかしながら犯罪に犯罪で対抗するのは商売で培った信用を損ないかねない行為だと思っています。
悔しいかもしれませんが、犯罪には法律にのっとった手段で措置を取る。
そして防犯への意識を徹底する。
どうしても窃盗が減らないのであれば警察の方に巡回地として定期的に来ていただく、といった対策を講じましょう。
窃盗犯が犯罪をあきらめるのは割に合うかどうかだと思うので「割に合わない」と思わせられれば御の字でしょう。
ではでは
今日の本は、「これからの『正義の通報』の話をしよう」です。
商売人に限らず出来れば関わり合いになりたくない疎まれ役な警察官のお仕事。
私も不審人物というだけで何度も警察官の方に職務質問で呼び止められたという嫌な思い出があります。
しかし、自分がいざ被害者に回った時、まず一番に味方になってくれるのも警察官です。
そういえば万引きしたことないなー。
するなバカ。