みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近円安の影響で輸出産業は好調ですが、輸入産業は苦境に立たされているようです。
いずれ急激な円安にもストップがかかるのかもしれませんが、現状日本円への経済的な信用性を如実に表しているものと受け止めましょうか。
原料費の高騰に伴う飲食関係の値上げが少し家計に響きそうですが。。
さて、今日は市場規模と競争についてのお話。
当たり前の話ですが、どんな産業も需要と供給のバランスで成立しています。
市場規模はそんな需要を指す指標の一つです。
例えば日本の大都会で増えすぎたと言われるコンビニエンスストアは、市場規模を超えての出店数で互いに利益を侵食しあい、非常に厳しい状況に立たされていると言われています。
20年ほど前であれば、フランチャイズ出店による利益は非常に大きなものだったのかもしれません。
今ではアルバイトへの求人でも最低時給に近い水準でしか人を雇用できないほど競合の進出や市場の過当競争が起こっています。
コンビニに限って言うならば今からフランチャイズを目指す人は
・集客の見込める土地を所有しているか、土地を購入できるほどの資産を持っている。
・すでに店舗のオーナーであり、多店舗展開を目指している。
・従業員から経験を認められて、オーナー業を引き継ぐことができた。
・自分の体力に自信があり、(文字通り)年中無休で仕事に従事できるだけの熱意がある。
競争力(もしくは運)がなければまず借金を抱えて終わるだけです。
あんとれボックスの隣のビルは私が起業してからすでにサークルKサンクス、ローソンストア100と二つのフランチャイズが何らかの事情で撤退しました。
日本におけるコンビニエンスストア産業は成長期を過ぎて安定期に入りました。
そんな市場に今から同じ土俵で戦うというのでしょうか?
少なくとも上記の強みがないのであれば、私はあまりフランチャイズをお勧めできません。
同じ土俵で戦わないように、新たなのぼりエスカレータを見つけ出すアンテナが必要です。
ではでは
フランチャイズで上手くいった場合は近くに直営店を建てられて潰されるってネットで見たけど本当だとしたらフランチャイズやり始めるのって詐欺みたい…
あくまで噂だけれど、そういうことはあるみたいだね。
肥料や開墾の成果で漸く芽が出始めた農地を焼畑のごとく荒らすなんて、本当に酷だと思う。