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2014.12.29 Monday

売れるとわかっていても作らないわけ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は雨が降ったりやんだりで、踏まれたり蹴られたりでした。

傘をさしていたら突風で裏返ったり、傘を持たずに出かけたら急に降りだしたりと大変でした。

 

さて、以前話題になった記念スイカですが、今はだいぶおとなしくなっています。

恐らく希望者全員が購入可能になったことが大きい。

 

欲しい人が手に入るというのは非常にいいことですが、商業的には必ずしも良いわけではありません。

あえて生産量を抑えて希少性を高めて価格に反映させた方が規模の経済性を盾に大量生産するよりもコストが低く利益が上げやすいからです。

 

イベント会場限定のグッズなどはそうやって高い価値を維持し続けています。

嗜好品の分野ですから価格の適性などは測れませんが、製品の機能自体は安価な代替品が大量に存在します。

 

しかしこうした嗜好品は、高付加価値でも完売御礼になります。

欲しくても買えなかった人はもっと早めに来て買えばよかったと思うのと同時に、なんで売れるとわかっていながらもっと作らないのかと思うでしょう。

 

限定品と言えば、完売御礼になるのが当たり前です。

しかし、売れるとわかっていてもあえて売り切れる量しか用意しない。

 

それは買えなかったことによって希少性(人気)を明らかにして訴求力を高め、買えた人にはそのプレミア感を味あわせる二つの効果が期待できます。

 

それに限定品が売れ残ってしまったら処分するしかありません。

イベント参加者限定品が、通販で容易に買えてしまったらイベントに参加する意義が減ってしまいます。

 

人に来てもらって、人気を実感してもらう。

限定品の強みはそこでしょう。

 

ではでは

コメント4件 “売れるとわかっていても作らないわけ

  1. 姉貴

    じゃあ限定スイカの保証金を2万円くらいにしとけばちょうど良かったかな?

  2. 前田 投稿作成者

    それでも難しいかな。スイカは後でチャージ金の移動や返金が可能だからね。。

  3. 姉貴

    だからチャージ金じゃなくて保証金が2万円なら、ってことなんだけど。チャージされてるのは同じ1500円で。

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