みなさんこんばんは、代表の前田です。
昨日の喧騒はどこへやら、今日は早稲田が閑散としていました。
燃え尽き症候群でしょうか、お疲れ様でした。
明日からまた元気な姿を見られることと思います。
さて話は少し元に戻りますが、実は昨日西荻窪の一箱古本市というイベントにお客さんとしてお出かけしました。
古本屋さんはもとより、本が好きな人たちが集まって、思い思いの本を売るイベントです。
私もちょっと物色して、二つの本を買いました。
「僕がメディアで伝えたいこと」と「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」です。
古本屋という視点を抜きにしても、良い買い物でした。
多くの出品者が自分なりのこだわりを感じられる内容でした。
好みが分かれるところですが、好きな人には堪らないイベントだったと思います。
最近古本に関連したミニイベントが次々と開催されています。
私も11月17日に雑司ヶ谷で「みちくさ市」という古本市に出品する予定ですが「商店街の店先でスペース販売」「古本屋店主や地元ライターのトークショー」+αという大まかな枠は変わりありません。
みちくさ市についてはこちらから
集客の力が衰えつつある古本業界へのテコ入れとも考えられますが、イベントへ人が来ることはあっても、お店に人が来てくれるようになるかは別問題です。
それにイベントで得られる利益はイベントを開催するまでに掛けた労力に見合うかどうかは別問題です。
私も含めて古本屋さんは今苦境に立っています。
高く売るには質の高い希少な本を仕入れる手段が不可欠です。
安売りをするにはものが沢山売れるか、買う人が増えなければなりません。
どちらも容易ではない道です。
そんな中で古本屋が生き残っていくにはどうするか。
集客のためにはイベントは必須です。しかし、売買を外でやるだけのイベントではどうしても集客が弱く感じられます。
むしろ売らない古本市があってもいいのかもしれません。
古本屋が自分自身を紹介するために選りすぐりの本を集めて置いておく。
ラインナップが気に入ったお客さんは店主と直に仲良くなれる、みたいな。
賛同者、募集中!!
ではでは
イベント出展は楽しいし直接お金をもらえるのに感動するけど、 労力と参加費に見あってるかどうかビミョー。いや、宣伝費だよ、己を納得させるけど。
イベントで一番つらいのが、売れ残っている商品を持って帰る瞬間。
売れるはず!と思ったものを持って行っているけど、それでも残ったらその価値すらないのかと悲しい気持ちになる。
それねー、自分の場合は持っていった物の9割はそのまま持って帰るから!帰りは疲れてるのに駅から家まで上り坂だし汗だくになる。
本もたくさんあるととんでもない重さになる。
50冊の本を箱に詰めるだけでもかなり体にくるからね。