みなさんこんばんは、代表の前田です。
夏らしい一日でした。
夏休みということで、書籍の売り上げも伸びると良いのですが、はてさてどうなることやら。
さて、先日お店を貸した学生団体の方がお礼参り?ということで挨拶に来てくれました。
年もほとんど変わらない若造である私にお礼なんてと思いましたが、今後ともよろしくということでしょうか。
お礼の品を頂きました。商店会のお店のお菓子でした。
商店会仲間の業績に貢献できてよろこんでいいやら、うちのお店の売り上げにも貢献してくれと文句を言いたいやら複雑な気分です。
さて、そんなお菓子を頬張りながら私は考えていました。
やっぱり消費されるものの方が、形が残るものより財布のひもが緩くなると。
町のラーメン屋に600-700円払うのには疑問を抱かない人が、同じ金額で買える雑貨や書籍には抵抗感を抱きます。
ダイニングバーで払う3000円で、ある作家の全集が買えるといっても作家のファンでなければ買う人はまずいないでしょう。
飲食店では疑問を抱かない金額でも物販では非常に気にして1円でも安く手に入れることに躍起になります。
なまじものが残ってしまうからこそ使うお金は吟味したいと考えてしまうのでしょうか。
しかし安くしすぎれば今度は利益が出なくなってしまいます。
安く売って成功するのは、売るより安く仕入れることができる企業だけです。
価格で勝負の世界に切り込むのではなく、アイデアと付加価値・人との繋がりで挑むのが自営業の商いです。
ではでは
今日の本は、「飲食店 成功と失敗の法則」です。
飲食店の強みは来店時に売り上げが確定することです。物販は、来店後気に入った商品が満足できる価格で販売されているかどうかまで売り上げにつながるかわかりません。
飲食店に比べて物販の店主の態度があまり芳しくない、と時々風評が立つことがありますが、それは上のような意識の差があるからだと思います。
たしかに。残るものの方がお金出しそうなものだけど、
食事ではほいほい千円とか出すのに千円の靴下買うのはちょっと考えちゃうな。
まず本当にいるものなのかどうかで迷ってるんだろうね。
起業希望者の業種は飲食やそれに類するものが多い。
ネット上の古本に関して言えば、誰かの大出血特価がまるで商品の相場のようになってきていて割に合わないことが多すぎる。古本だけでは事業を維持できない。