みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。
先日の起業家ネットワークの興奮冷めやらぬ形で今朝を迎えました。
昨日の片づけと本来のあんとれボックスの形を戻すべく、什器を動かしたりしていました。
昨日のイベントから、まだまだあんとれボックスの「起業家支援の機能」に必要な要素が足りないと気付かされることがありました。
まだ起業家ひよっこの私ですが、素人なりに起業について体当たりで学ぶことも少なからずありました。
そもそも、起業って何なのでしょうか?
・自分の労働に見合う報酬が得られる(金をより多く稼ぐ)
・自分の裁量で仕事ができる(いつでも仕事ができ、休むことも出来る)
・自分の影響力を向上させられる(組織ではなく、自身を世界に広める)
そのどれもが正しく、しかし十分な答えではないような気がします。
私は起業を「自己実現達成へのステップの一つ」だと考えています。
私の掲げる「自己実現」とはアブラハム・マズローという学者の提唱した「欲求段階説」の中に掲げられる最も高次の欲求のことで、5段階にピラミッド状に描かれていることが多いです。端的に説明すると
・種の保存に不可欠な生理的欲求(睡眠・食事・性)
・自己の保全に関わる安全の欲求(衣食住の安全、保障)
・集団への所属と愛を求める欲求(受け入れられること)
・承認・尊重の欲求(価値ある存在だと認められ、尊重される)
・自己実現(こうありたいと思う理想の自分を追求する)
ということになります。
私の自己実現の終着点は「誰からも後ろ指を指されない自由な人生を送ること」で、最も近い存在は「勧善懲悪の物語の中の主人公」でしょうか。
暗い話ばかりがニュースで流れる今の世の中で、前向きに生きられる人生を送りたい。
その思いが、今の「あんとれボックス」へつながっています。
起業への思いは人それぞれですが、起業は「スタートや過程の第一歩」であり、「ゴール」ではありえないと思います。
ではでは
今日の本は、「夢がなくても人は死なない 好きな仕事を探すより仕事を好きになりなさい」です。
今日のお話とは視点がずれますが、「こうありたい自分」が見つからないまま仕事に就く人も少なくないと思います。
「こんな仕事は自分のやりたいことじゃない」「自分はほかにもっとやりたいことがあるはずだ」と現在の仕事を懐疑的に捉え、しかし自分のしたいことを明確に言葉にできない。そういう人たちのために本書は書かれています。
あるかどうかも分からない「自分のやりたいこと」を悶々と模索するのではなく、目の前にある仕事を「自分のやりたいこと」に置き換える方が建設的なのかもしれません。
起業はニートにならないためだよ!
いやいや……今現在ニートより性質悪いですから。