みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。
今日は、朝から曇天でした。昼ごろから雨が降ると天気予報が告げていました。
古書店のオーナーにとっては、ちょっと大変な季節です。
私は建物の中に位置しているのでそこまで影響はないかもしれませんが、それでも古本を扱うものとして気を付けなければいけません。
古書は痛みやすいものですが、日焼け、湿気、虫食いなどはその原因としてよくあげられます。
本が痛むというのは、変色したり・紙質が劣化したり・喰われたりととにかく家に置きたくない、じっくり読みたくない本の状態になってしまうことを指します。
経年の重みを感じられる一品として注目されるかもしれませんが、一般的に同じ内容の書籍であるならば、劣化しているものをあえて購入しようと考えるお客さんは少ないと思います。
古書店にとって商品が劣化するということは、そのまま在庫の本が売れにくくなってしまうということと同義です。
そのため、書籍を扱う人間にとって日光・湿気・虫食いは天敵です。
日光も同様に紙の質を容易に変化させ、劣化を早めるリスクがあります。また、日焼けにより紙が茶色っぽくなってしまうので、人によっては敬遠してしまうかもしれません。
湿気も紙の質を落とし、劣化を早めてしまいます。また、虫食いの促進をさせてしまうこともあります。
それらの問題に対抗するため、古書店では様々な対策が取られています。
日焼け対策のために店内には日よけのポスターなどが張られ、店内の湿度を保つために除湿や扇風機などで調整、そして適度に店内の清掃や商品配置をずらすことで虫食いのリスクを減らすことにつながります。
梅雨や秋は穀物の恵みをもたらしたり、良い影響も与えますが、他方では湿気をもたらす警戒すべき季節なのです。
皆さんも、お客さんとして雨天時に傘を店内に持ち込んだ際に出来る限り設置された傘立てを活用していただければ幸いです。
ではでは
一番の湿気の要因はあきちゃん自身だけどね!