みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、久々に祖母の家にお邪魔してきました。
1人暮らしの祖母ですから、色々と不都合なことが重なると一人ではなかなか解決できなかったり。
というわけで、自身の息抜きを兼ねていってきました。
一緒にお昼ご飯を食べて問題を解決して、ちょっとまったり。
一人暮らしの人に必要なのは、介護やヘルパーさんなんて大げさなものではなく、もっとシンプルな助力なのではと感じました。
さて、そんなこんなでまったりタイムに色々とお菓子やらなにやら頂いていたのですが、そんな時に地元の老舗についてのお話が。
実は私、幼いころから祖母が正月に遊びに来ていたら必ず貰っていたお饅頭があったのです。
なんでも地元に根差したお饅頭ということで、地域の人にも愛された品だったようです。
しかし、昔ながらの技を知る先代、先々代の店主が前線を退いて次に着いた店主が商いの方向を転換し始めて少し不満が出てきているそうです。
噂では原料の質を下げてでも価格の低い仕入れ先に替え、製法も先代まで拘っていた一手間を省いて市販のものと大差ないとか。
そしてこれが一番個人的に腹立たしかったのですが、大きさが明らかに過去に比べて小さくなっていて、値段が包装紙分だけ上がっているという点です。
勿論老舗には老舗の苦労があるのでしょう。
長いこと付き合ってきた機械を替えたり、利益を上げるために土産物としてブランド展開してみたり。。
しかし、地元に愛されない老舗に一体何の価値があるのでしょうか?
例え原料の変動費が大きくなっても、一手間の苦労が大変だったとしても、地域に愛されるために最大限の努力をし、安易な値上げによる利益追求をしない。
それが老舗が老舗として長く地域に愛されるコツなのではないでしょうか。
私が知る豆腐屋の同級生はその点を深く理解していると思います。
大層な包装なんていらない。
地元の方にも手軽に買える価格を維持する。
それでいて、自分たちの強みは最大限に生かす工夫を忘れない。
地域活性化の原点はやはり、地産地消。
地域に愛されない商業区域が活性化するはずがない。
外から集客をすることばかり考えるのではなく、すぐそばのお客さんを満足させるところからお店と町の発展は始まる。
ではでは
えぇー、それはがっかりだよ…いつもちょこばかりだけど久しぶりに餡子食べたくなってきた。
和菓子いいよね。
作る側は使用される砂糖の量を見てるから食指が動かなくなるとかいう話もあるけれど。