Untitled Document
2015.02.25 Wednesday

フランチャイズの限界

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

近所のコンビニ店がまた一つ閉店するそうです。

ふだんあまり利用していませんでしたが、お客さんがそれなりに入っているようなところでも利益が固定費を上回れずに撤退する。

 

商圏がかぶりすぎているので(徒歩1分圏内に5店舗競合がある)、力の弱いところから撤退するのは仕方のないことですが、それでもフランチャイズチェーンという大きな背景を持つ店舗が撤退する。

 

市場としては供給過剰ということでしょう。

需要を大きく逸脱して品物を並べたら在庫が余るのは当然と言えます。

 

とはいえ、コンビニエンスストアがどれだけ新規出店と廃業を繰り返しても、基本的に本部は損をしないというのが悩ましいところ。

 

出店数を維持できるかどうかは別にして、出店を増やせば増やすだけ加盟料を徴収できるわけですから、本部がオーナー探しに熱心になるのは順当なのでしょう。

 

しかし、それはもはやパートナーシップというより資産運用のリスク肩代わりのようなものです。

本部として絶対に儲かる確信があるところに直営店を置いて、直営店の平均利益でオーナーさんに魅力的だと思わせる。

 

そして、リスクの高いところに出店をさせて利益の一部をマージンとして徴収。

例え廃業しても本部へのマージンが減るだけで損失はそれほど大きくならない。

 

確かに本部にとってはおいしい商売です。

私がコンビニのフランチャイズに懐疑的なのにはそこに理由があります。

 

今回廃業を決めた店舗と以前あんとれボックスの隣にあった店舗は同じ系列店でした。

そして、そこで一生懸命働いていた従業員さんを両方の店舗で見かけたからです。

 

お客さんが来たら必ず通る声でいらっしゃいませとあいさつをして、品出しやレジ業務を丁寧にこなしていました。私もただの客としているだけなので、詳しいことはわかりません。

 

しかし、それでも腑に落ちないという気持ちはあります。

一生懸命な人が何度も失業する目に合うのに、本部から送られるスーパーバイザーさんやエリアマネジャーさんは後ろでダメ出しをするだけ。

店舗の売り上げに貢献するのは一体どちらなのでしょうか?

 

ではでは

コメント2件 “フランチャイズの限界

  1. 姉貴

    社員になって食べる側になるしかないんじゃない?セブンのドーナツ食べたい♪

  2. 前田 投稿作成者

    むしゃむしゃ。セブンのドーナツはまだ全国展開してないみたいだね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください