みなさんこんばんは、代表の前田です。
なんだか体が疲れているのか、今日は異様に眠気と戦っていた気がします。
好きで怠けているわけではありませんが、どうも今日は調子が良くないということでしょう。
そうそう、怠けると言えばよく「要領がいい奴が出世する」といいます。
人に仕事を任せたり、適度に手を抜きつつ、最後はしっかりまとめて結果を出す。
仕事を押し付けられた側からするとずるいという印象を抱きますが、各個人の成果はともかくチームとしての成果を上げられる方が全体として良いわけですから要領が良ければ出世するというのも的外れではないのでしょう。
問題は、その出世枠が企業の中にないということで、役職なしのリーダーが増えているということです。
少し前にアルバイトがリーダーとして店舗運営を担っている特集を見ましたが、労働価値の投げ売りにしか見えませんでした。
アルバイトでも一生懸命働いている方を馬鹿にしているつもりはありませんが、責任や労働の質に見合った報酬が与えられるべき状況で、正社員以下の待遇や給与で満足するのは有償ボランティアと同義です。
それが回りまわって新規の従業員が就業する際に「正社員並みの労働意欲、仕事への姿勢」と「アルバイト研修生の時給」という二つの定職への障壁となるわけです。
優秀な従業員が低所得で満足するのは、それだけ周りに圧力を与えてしまうわけです。
あの人でさえこれだけしかもらってないのに時給を上げてほしいというのはおこがましい、みたいな。
結局得をするのは、優秀な人を安価で雇うことができた要領の良い雇用者だけなのです。
ではでは
得するのはいつだって地主。
地主が得るのは安定収入だね。事業利益の損益に関わらず地代を請求できる。
不動産事業として見れば地主さんも立派な事業主になるのかな。