みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、セット販売について。
いまさらですが、近頃の書店の現象具合は異様です。
書店がネット販売に勝る競争優位性を獲得できないことが大きな要因だと思います。
しかし、書店にもネット販売では得られない優位性があります。
それは実物の本を手に取って読み、また多方面の本を見ることができる「衝動買い」を誘発できるという点です。
とはいえ、お店に行くのも労力だと言われる時代、なかなか集客の効果が見込める仕組みというのは見つかりません。
そこで、考えられたのが書店員の持つ「専門性」とお客様の需要を知る「マーケティング」を直接つないだ御用聞きのセット販売。
ニュースでも評判なので、御存じの方も多いと思いますが、北海道の書店「いわた書店」がそれを実施しています。
読者の目線で本を選び、選んだ理由も添えて本を送る。価格は一万円。
なんとも、読書好きにはたまらなさそうな発想です。
相手の専門性に依存する性質が、本の虫である書店員に合致したのが成功要因の一つでしょう。
読者が選ぶ本をあえて書店員が選んでくれる、というサービスは売り手からすると単体では売れなかったかもしれない本にセット販売による販売機会を見出すチャンスともいえます。
あんとれボックスの例で言えば
例えば、
・「金持ち父さんシリーズ」で有名なロバートキヨサキ氏が考案した投資系ボードゲーム「キャッシュフロー101」の初心者向けゲーム会を開催する。
・参加者には参加費を頂き(1000円とか)、代わりにロバートキヨサキ氏の著書を一冊進呈。
・また、ゲームにて最も初めにゴールした人には素敵な景品をプレゼント。
ゲーム参加者はキャッシュフローと著作を通して「金持ち父さんシリーズ」のことを楽しく効果的に学べるし、こちらとしても書棚を一部圧迫しているキヨサキ氏の書籍を効果的に売り上げに変換できる。
キャッシュフローゲームに興味がある人がいましたら、ぜひ当店へ。
イベント会場及びボードゲーム本体、金持ち父さんシリーズの書籍を準備してお待ちしております。
なんちゃって。。
ではでは
ふと疑問に思ったんですけど、勉強会、イベントの肖像権?パブリシティ権って、どうなるんでしょうね?ビッグネームをパクったイベントを無許可でやったら、どうなるんだろうか?
程度によると思います。
商標登録されているものや著名人の名前を無許可で使用したり(弟子を騙ったり)したら問題かもしれませんね。
何事にも事前に確認が必要ですね。
本の詰め合わせ良いアイデアだね。福袋みたいなワクワク感がある♪
わくわく感が満たされるといいのだけれど、今日日娯楽にあふれている現代で、満足感が満たされるものってレベル高そうだよね。