月別アーカイブ: 2014年9月

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2014.09.10 Wednesday

人は高く買う

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はものすごい通り雨でしたね、下から跳ね返る雨なんて早々見られないことでしょう。。

幸いにして外出を早めに済ませてお店に待機していたのでよかったです。

 

今日は外部委託について。

近頃はアウトソーシングという名前で有名な業務委託の一種。

 

例えばオフィスビルの清掃業は入居しているテナントや事務所が手間と考える清掃をビルごと委託してコストを抑えて業務に集中できるようにしています。

システム系の企業だと雇用よりもリスクの少ない委託業務でどんどん本業以外を取り入れています。

 

活用する側からすれば一時的、副次的な問題に対処するためにこれほどビジネスライクな考えはないと思います。

人を雇い生涯にわたって保証するリスクを考えれば、業務委託に頼る気持ちはわかります。

 

しかし、悪用すれば非生産的なビジネスが成り立つ可能性があります。

業務委託を受けたのち、それを更に自社と提携している会社に委託する。

 

優秀な成果を安くあげられる企業・人材を見極める能力は必要ですが、雇用せずに優秀な人材を低いコストで委託し、委託金の一部を仲介料として徴収する。

 

これも一つビジネスの仕組みではあるものの、人件費の安売りで買付、高く売りつけるというのは些か抵抗があります。

 

古本屋に置き換えると客寄せ用の商品すべてを転売目的で仕入れるせどりのようなものでしょうか。

間接的に同業者ですと言っているようなものなので、やりすぎは首を絞めることに。

 

良いものにはそれなりの値段をつけてあげる。

高く買ったものは安く手に入れたものよりも重宝する。

 

ではでは

 

今日の本は、「社長になっていい人悪い人」です。

今でも時々、経営者目線で仕事をしろというよくわからない論法で従業員に高い意識を求める企業があります。管理職はともかく、従業員の身分で経営者意識を持つのは無茶な意見です。

上を目指すにも空席がない空きがあっても待遇はよくならない状態で、上を目指していずれは社長にという人が企業内にどれだけいるのでしょうか。

従業員は従業員目線で十分、人をまとめる人が多すぎては組織は動かない。

 

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2014.09.09 Tuesday

言葉の凡人、言葉の玄人

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、お店に籠ってキャッチコピーを頭を絞って捻出中。

取り留めなくダラダラとしゃべるのは楽なのですが、ぜい肉をそぎ落として的を得た一言を考えるのにものすごい時間をかけています。。

 

多分頭が堅いせいだと思うのだけれど、水平思考が非常に苦手のようだ。

自分で落とし穴を掘って出られなくなってしまったかのような袋小路ぶり。。

 

その点、言葉づくりの職人さんはすごい。

コピーライター、作家といった書き出すことで注目を集める方々、そして政治家、講師といった話すことで注意を引く方々。

 

その中で印象に残ったのが政治家の街頭演説で前座を務めていた司会のつなぎ。

大物政治家が現れるまでの数十分間を沈黙で濁すことなく、かといって退屈させることなく場を維持し続けていました。

急きょ予定が変更されその政治家は現れなかったのですが、それでも多くの観衆を前に場を取り成した名も知らぬ人物には脱帽した。

 

ビジネスにおいても文章力、表現力の重要性は語るまでもないことですが、こうした力は決して才能ひとつで切り分けられる話ではないと思っています。

場数を踏み、工夫して、そのうえで失敗を積み重ねて得られるものです。

 

ではでは

 

今日の本は、「頭がいい人の文章の書き方」です。

実はこのブログ、開始から2年が経過しています。

その間に得られたことと言えば、「文章がつまらないね」という一刀両断な感想ばかりでした。

しかし飽き性と言われた私がここまで続けているのも、文章がうまくなりたい気持ちがあるからです。

 

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2014.09.08 Monday

横柄な人は鏡を見たら?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

不安定な天気で、色々とヤキモキする一日でした。

これから秋の空模様と思うと外出が億劫になりそうです。

 

さて、今日は先月亡くなった祖父の初月忌というのをしていただきました。

私も初めて聞いたのですが、死後ひと月あたりに実施するそうです。

 

さて、この話を聞いたとき何か類似点のようなものを感じました。

わざわざお坊さんに来ていただいてお経をあげていただく。

わざわざ業者さんに来ていただいて修理点検をしていただく。

 

…ああなるほど、アフターサービスというやつだ。

当然このアフターサービスは無償ではないけれど、やるかやらないかを聞かれたときにやらないと答えたら故人に対して薄情と思わせる所は勝手ながら憎いと思ってしまう。

勿論出張料金なんて半分くらい準備で吹き飛ぶだろうし、割に合う仕事ではないのかもしれないけれど、檀家さんとより良い関係を築くためにも、こうした細かな心配りが欠かせない時代なのかもしれない。

 

さて、そんな心配りの話題について。

世の神様気取りのお客さんが増えてきたというお話はよく耳にする。。

 

3年前の学生時代のアルバイトでも、店員を明らかに下に見て横柄な態度をとる人が少なくなかった。

来店時からイライラを周囲に振りまいていたり、店員を呼びつけるときに怒鳴ったり、挙句の果てには暴力とまでいかずとも小突くことも。

 

店員さん相手に横柄な態度をとっている神様たちは、自分が同じ態度をとられても決して激昂しないと言えますか?

 

心配り。これからは店員ばかりに求めるのではなく、お客様自身も考えていくべきではないでしょうか。

制服を脱げば、相手も自分と同じ人間なのですから。

 

ではでは

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2014.09.07 Sunday

買い物客を売り手にする

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、定休日ということで羽を伸ばして上野と秋葉原まで行ってきました。

午前中から小降りの雨が降り続いていたのに、屋内を拠点にしている場所は活気がありますね。

 

上野では東京芸大の文化祭があり、学生主導の露店がいくつもありました。

私は花より団子で別のものに目がいっていましたが、女性にとってこれらの露店はセミ芸術家たちの作ったファッション小物食指が動くのも当然でしょうか。

 

とはいえ、人だかりに反して売り上げはそこそこなのはフリマ出店のある方ならわかる感覚です。

影ながら応援させていただきます。

 

さて、芸術祭だけでは味気がないのでその後は秋葉原に観光がてら行ってきました。

どこもかしこも人だかりが多くでびっくりです。

 

そして、いくつかの建物に入ってみたのですが気になるものがちらほら。。

ショーケースです。

 

箱貸と言われる委託業務をしている店舗がいくつもありました。

中にはショーケースだけのお店も。。

 

本来店舗への買い物客だった人たちを対象に今まで買ってきた商品で売りたいものを販売してもらい、その売り場の代金を徴収する場所貸し。

最悪売れ残った商品たちは自社で格安で買い取って販売すれば仕入れコストも低く在庫を残さずにすみますし、場所貸しによる固定収入が出来る分事業戦略も冒険できます。

 

あんとれボックスでも一時期場所貸しを検討していましたが、結論から言えば固定客なしには事業化が難しいということでした。

 

固定客と集客力を持てば、それなりにうまくいくのはネットでも同じです。

逆に言えば固定客の獲得方法、集客力のどちらが欠けてもうまくいきません。。

 

固定収入に胡坐をかけば競争相手に出し抜かれる。

 

ではでは

 

今日の本は、「不動産投資は家賃6万円時代」です。

不動産投資は固定収入の典型例と言えます。

しかし、こと少子高齢化が進む日本社会ではこれから空き家問題が深刻化して、買い手、借り手がつかない家であふれかえるようになります。

不動産をどう活用するのか、これからの不動産活用法を学んでいきましょう。

 

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2014.09.06 Saturday

自分を変えるか、周りを変えるか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は気分転換について。

さて、最近周りで気が立っていたり、気が参っている人が少なくないように感じられます。

 

実際誰でも調子が悪い、何があってもうまくいかないという時期があることと思います。

時には自分ではどうしようもなくて必要以上に落ち込んだり、人につらく当たったりすることもある。

 

そんな時には気分転換が有効です。

気分転換として考えられるのが、自分を変えるように努めるか、一時的にでも周りの環境を変化させるか。

前者はもちろん、スランプを脱出する手段として気分転換として環境を変化させることが有効と言われています。

 

勿論当人が不調を自覚して前向きに行動するのが最良ではあるのですが、なかなかそうはならないのが現実。

周りの支援や助言があってようやく本人が行動することもある。

 

しかし、調子が通常通りではない人に変に助言をしたり環境の変化を薦めても基本的に拒まれるのが関の山です。

 

どうすればよいのか、なかなか難しいところです。

しかし体の不調と違い、心の不調は引きずりやすいもの、時間だけで改善するわけではないので、精神的な支援は欲しいところです。

 

ではでは

 

今日の作品は「魔女の宅急便」です。

このジブリ作品はスランプからの葛藤と成長が表現されています。

そして周りの人たちの立場が非常に大きな意味を持っている。

特に主人公と交友のある画家の少女がスランプに陥った時の助言が本当に深い。

ほかにも主人公が気にかけている男性が夢を魅力的に語って前向きに行動しているところとか、あれこれお節介をせずに温かく見守る下宿先の夫婦とかいい人たちに囲まれていることがわかります。

 

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2014.09.05 Friday

船頭多くして、船山に上る

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は結構暑いですね。

おかげでシャツを着替える羽目に…

 

さて今日は23日に実施される早稲田大学と早稲田大学周辺の7商店会のコラボ企画『地球感謝祭2014』の実行運営委員会に参加してきました。

http://www.wasemachi.com/kansyasai/

 

正直言ってやることがないのでカヤの外にいる気分で参加していますが、なんというか主催側というか運営をまとめている事務局側の焦りのようなものが垣間見えます。

 

ま、そりゃそうか。開催まで3週間を切った今の現状で落ち着いているほうがおかしいか。

・公式ホームページ未完成

・ステージの司会進行未定

・模擬店出店のルールが曖昧なまま企画進行

・各部署必要人数やスケジュールが大雑把

・結構頻繁に起こる馬上行動の連続で急な変更も少なくない

 

うん、まとめる側は大変だ。

 

何の責任も負っていない気楽な立場に好き勝手言われるのは気にくわないだろうから何も言えないけれど、私の記憶では5か月近準備期間があったはず。

 

他にやりようがあったろうに…。

と運営委員会が土壇場であわてている姿を自分に投影しながら私は隅っこに座っていた。

 

ではでは

 

今日の本は、「自分が居なくてもまわるチームを作ろう」です。

指示待ち人間はいらないと多くの会社は考えているようだけれど、指示待ち人間が養殖された理由は勝手な行動をさせずに指示通りに動くことを期待した人が多くいたからだろう。

誰だって始めは指示を受けなければ動けない。しかし、指示の出し方によって人は自発的に成長していくようになる。

問題意識を共有し、解決策を提示し、あとは自己流に任せる。

 

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2014.09.04 Thursday

奇抜な店は、奇抜な世界で

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はお店の備品を右に左に調整しました。

結局ほとんど物を動かしていないのであんまり意味はなかったかもしれませんが、試行錯誤は大事。

 

さて今日は奇抜さについて考えてみたいと思います。

 

先日、外出先でいわゆる奇書を扱っているお店を見に行きました。

中野ブロードウェイの一角にある「タコシェ」、古本好きの方ならメジャーなお店でしょう。

http://tacoche.com/

扱っている商品はどれも怪しいものばかりで、人の想像力を掻き立てられる。

 

しかし、一般的な品ぞろえの量や種類の豊富さでは太刀打ちできない部分を、独自の視点で区分されて陳列しているところに強み・面白みを感じました。

 

突飛なものであっても人から面白そうと思われたら戦略としてあり!!

 

しかしながら、こうした事業を継続するにはやはり土壌というか、環境がとても大きな影響を及ぼします。

タコシェの例も、中野ブロードウェイという土壌があって機能するのではと考えています。

 

例えば、飲食店が立ち並ぶ通りに一つだけ古風な古本屋があったとしましょう。

多くのお客さんはその地域に食事を目的としてやってくることでしょう。

 

よほど古本屋自身に魅力がない限り一店舗しかないお店のために足を運びたいというお客さんはいないでしょう。

 

どんなところにも商業区域の色というのがあります。

その色に適応したお店に人はやってくるものでしょう。潜在的な需要があるわけですから。

 

勿論、自助努力で来客の需要を、お客さんの流れを作り出してみせるという熱い気概をお持ちの方がいたら是非参考までにご意見を伺いたいと思います。

 

路面店ではないあんとれボックスでは結構切実な悩みだったりします。

 

ではでは

 

今日の本は、「超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から……」です。

求心力があれば、どんな場所であっても人を集めることができる。

一等地でなくとも、裏路地でも人を集める魅力を発信できれば自然と評価されるものです。

すでに立地による優位性というのはネット環境の発展に伴って崩れつつあります。

あえて賃料の低いところからお店を始めるのは悪いことではありません。

 

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2014.09.03 Wednesday

エゴイズム

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、涼しい環境の中ゆるゆると作業を進められました。

慌てると碌なことがないので、落ち着いて行動できる範囲で進歩してゆきます。

 

さて、今日は巷を騒がせているとあるマスメディアについての記事。

『池上彰氏が原稿掲載拒否で朝日新聞の連載中止を申し入れ』

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4316

 

ここまで来るとジャーナリズム宣言やら報道の自由やら今まで朝日新聞が主張してきたことに対して、この対応は矛盾していると言えます。

 

報道というのは人の印象を変え得る恐ろしい力です。

だからこそ事実を捻じ曲げたり、ありもしないことを偽装して報道することは報道の力を持つ存在であればそれこそ禁忌と言える所業です。

飲食店の食品偽装、ベンチャー企業の粉飾決算、研究者の研究成果でっち上げ……どれをとっても取り返しのつかない最悪の行為です。

 

その禁忌を犯しておきながら、自社への批判は一切受け入れない、批判的な記事に対しては規制を掛けようする。

 

これのどこにジャーナリズムがあるというのか。あるのはエゴだけだ。

 

対して池上彰氏の行動力には脱帽です。

普通、パートナーシップを結んでいる相手のことを批判するにはかなり勇気が必要です。

 

変に批判をすれば、最悪パートナーシップを打ち切られて収入がぐんと下がってしまう。

しかし、それでも自身の主張を曲げずに記事を作成し、掲載を断られたら連載を辞退するという申し入れまで行う。

 

報道に携わる人間でこれほど実直に行動できるというのはなかなかできないことだと思いますが、さすがは池上彰氏。

 

自分もこんなかっこいい道を歩めるかどうか、今から思い悩むのであった。

 

ではでは

 

今日の本は、「親が死ぬまでにしたい55のこと」です。

誠実に生きるというのは非常に難しい。

大人は、人生は矛盾に満ちている。そんなことを教えてくれたのは誰だったか。

しかし、その矛盾の中で自分の生きる道を決めて進んでいかなければならない。

 

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2014.09.02 Tuesday

店内ではしゃぐ店長の図

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、昨日までと打って変わってかなり熱気に満ち満ちた一日でした。

おかげで、背中まで汗でびっしょり。

そのうえ、今までお店にあった品物をほとんど入れ替えるという大改装をひっそりと実施して、過去の自分と向き合う羽目になったりして冷たい汗も流れてきます。

 

しかしながら、体とは違って店内のデトックスも終盤を迎え、ついに新しい物体を取り入れることに。

 

これからあんとれボックスは一体どうなるのか。

私にも予測がつかない!!

 

と散々あおっておきますが、正直これくらいの高揚感を獲得している現在です。

実際に新しい什器?家具?が届きます。

 

これをどう活用するかまだ具体的には定まっていませんが、これから展開予定のサービスの助けになるんじゃないかな。

なるといいな。

 

というわけで久々に変なテンションでお送りいたしました。

 

ではでは

 

今日の本は、「やる気になったあなたが成功するために本当に必要なこと」です。

やる気というのは、実行・継続していかないとなかなか伸びるものではなく、また一時的にやる気になっても風船のように栓が空くと気が抜けてなくなってしまう。

まずやってみる、次に賛同者と一緒になって行動する。

 

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2014.09.01 Monday

ほんの少しだけ素直になる

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は天気雨が続きそうです。

涼しいのはいいことですが、雨に降られると服が濡れてしまうので出来れば避けたいところですが避けられないのが痛いところ。

 

むしろお店の裏で雨の中青春真っ只中な野球少年たちの声を聴くと、自分は色々と臆病になったと思う。

 

臆病と言えば、皆さんは最近はっちゃけていますか?

例えばコンサート会場でペンライト振り回してみたり、着ぐるみキャラと一緒になって写真撮ったりピースしたり、スイカ割したり、花火に興じたり。。。

 

個人的にはそうしたイベントごとは好きなのですが、生来の気恥ずかしさや消極性がなかなか人前ではしゃげなくさせてしまっている。

 

しかし、本音と建前の使い分けは大事だけれどやはり楽しいことや嬉しいことは素直に表現するほうが自分にも周りにもいいことだと思う。

 

照れ隠しというのは人によっては隠れすぎてて本音がつかめないなんてこともある。

察してほしいと無理難題を相手に言っているようなものだから、相手も気を遣って疲れてしまうだろう。

 

初めから全力で馬鹿正直になれとまでは言わないけれど、自分が思っている事、考えている事を声に出しもせずに相手に分かってほしいというのはやはりおこがましいことだ。

 

と最近の自分を顧みて思う。

 

ではでは

 

今日の本は、「口コミ2.0」です。

サクラだの炎上商法だの、ステマだのネット上の宣伝活動はあまり耳触りの良い言葉がありません。

しかし、それでも宣伝活動にネットが活用されるのは、その力がとても大きいから。

本当にいいものであれば人は宣伝してくれるし、ファンになってくれる。

10人のお客さんを作るより、1人のファンを作る方が難しい。

でもそれは100人のお客さんを呼び寄せる呼び水になる。