みなさんこんばんは、代表の前田です。
さて、昨日は本を詰める作業をしていたのですが段ボールや本棚に本を詰めたり並べたりする際、効率的に詰め、効果的に魅せる作業はやりがいがあります。
実際普通にやっても詰まらなかった本の山をダンボール一つにまとめることが出来た時は顔がにやけてしまいます。
本の詰め方は、古本屋にとってはもはや一つの技術、戦略として存在していると言える。
さて、そんな戦略の騒動で一つ、巷を騒がせている記事が。
「「超スローボール」批判の岩佐フジテレビ元アナ 「世の中をなめた」部分は余計、本人に直接謝罪も」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140818-00000001-jct-ent
東海大四高校西嶋亮太投手が放ったスローボールについて、岩佐元アナウンサーがツイッターで批判的な発言をして非難を浴びている問題で、岩佐元アナウンサーがツイッターの該当発言を削除しブログでお詫びに関する記事を載せたという内容。
お詫び文の中で、やはり投球術に関しては否定的な立場に立ちつつも、発言の一部が完全に余計だったとして謝罪の意思を示している。
私は正直、うまくいったもん勝ちだと思う。
あえてストライクを狙える機会を擲って相手の気勢を削ぎ調子をずらす。
ストレートで相手と常に勝負をしてきた人たちからするとずるい、と感じるのもわかる気がします。
しかし商いの世界ではストレートで勝負し続けられる人は決して多くありません。
時には変化球やスローボールのような奇策も取り入れなければなりません。
そして最後は時の運。
奇策もしっぽをつかまれてしまえば真剣勝負よりももろいもの。
どちらにも一長一短があり、うまくいった方が持て囃されるのです。
ではでは
今日の本は、「まずはフツーをきわめなさい」です。
日本人は平均的なものに憧れる性質があります。出る杭は打たれるなんて言葉があるように傾奇なもの許容せず排除しようとする。
しかし逆に平均的な存在になろうと行動すると、思いのほか難しいことが分かります。
結果が出ないうちは何やっても賊軍ってことね…
悔しいけれど、言い返せない。正しさの証明は結果でしか判断されない。