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2014.06.13 Friday

苦労と徒労の混同

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は朝から晴れていましたが、昼間油断していた人には手痛い鉄砲雨が降り注いだことだろう。

自分は建物内にいたので持っていた傘の活躍はなかったものの、昼食に出かけていた人はちょっと気の毒。

 

さて、今日は苦労の話。

自分が大学生だった頃、大学生病の様なものに罹っていた気がする。

 

いわゆる苦労人自慢のようなもの。

いや、やっていることはくだらない自慢合戦なのだけれど、苦労も度が過ぎると相手が反論してこないことをいいことに優越感に浸ったりなんだり・・・

 

ああ、思い出しただけでも埋まりたくなってきた。

 

しかし、この症状で厄介なのが互いの苦労のハードルを上げてしまい、それが常識のようになってしまうことだ。

・長時間労働の代名詞として挙げられる睡眠不足自慢(徹夜自慢?)

・自身の生産性に関わらない部分での能力自慢(宴会の盛り上げ上手とか)

・サービス労働やボランティアのような献身自慢。

 

労働の生産性が下がるので睡眠は十分取るべきだし、他の人が対価を請求しづらくなるので度を越した献身はご法度だと思う。

 

それなのに、それが常識となりつつある現状は私には恐ろしい。

長時間労働もサービス労働も自己判断で行われるものだし、それらの善意を前提として事業活動は営まれるべきじゃない。

 

無茶をしないと仕事が回らないのであれば、それは従業員の責任というよりも経営者の責任と言える。

 

労働者の善意やサービス精神が、企業にいいように浪費されるのはよくないことだと思う。

 

ではでは

 

今日の本は、「『残業』はするな、『前業』をせよ!」です。

残業でも前業でも結構だけれど、人によって生産性のリズムは異なる。

朝が強い人もいれば、深夜が強い人もいる。

皆がしているからと無理に早朝出勤したり深夜残業するのではなく、自分に合った働き方を模索することが結果として企業に貢献できると思う。

 

コメント2件 “苦労と徒労の混同

  1. 姉貴

    大学生病(笑)たしかにイタタタってなるよね、そういうの。
    個人的には呼ばれてもないのに高校の部活にOBとしてやってきて教えだす人を連想。

  2. 前田

    先輩風びゅーびゅーだね。
    まあ人は誰しも承認欲求がありますから。

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