月別アーカイブ: 2014年4月

Untitled Document
2014.04.10 Thursday

起業して稼ぎたい気持ちを弄ぶネットワークビジネス

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

世の中には数多の起業希望者を募る仕掛けがある。

 

ベンチャーキャピタルが投資先を選ぶために設ける起業系サミットやコンテスト。

コワーキングビジネスで個業同士の連携を謳ったインキュベーションオフィス。

 

……そして、一番不確かで私がお勧めしないのが、起業成功者を旗印にしたネットワーキングビジネス。

 

特にず際限なく人を集めるネットワークビジネスは起業を助けるどころか食い物にされる可能性が高い。

 

起業に関するネットワークビジネスの仕組みは以下の通り。

・ビジネスでそれなりに富を得た人を中心に据え、周りを信奉者で囲う。

・信奉者が中心人物の成功の逸話や素晴らしさかを説いて回り、魅力を伝播する。

・そんな中心人物に会える、をうたい文句に月に数回、数十回お手頃価格の参加費でセミナーやイベントを開催する。

・イベントの参加回数の多い人物や貢献度の高い人物をリストアップし、信奉者に加わることのメリットを語って仲間に引き入れる。

・信奉者は自身が主催者となって、セミナーやイベントを開催し、参加費を徴収。中心人物にマージン、講演料を支払う。

・信奉者同士で参加者の融通が出来るので、イベントは常に満杯で実績作りも万全。

 

いいこと尽くしの仕組みに思えるけれど、これは商品のないマルチまがいに似ている。

規模が大きくなればなるほど、末端は搾取されるだけだ。

 

起業家ネットワークも一見ネットワークビジネスに聞こえるかもしれないけれど、

・参加費無料

・主催者はてんでダメな古本屋の店主

・手広くするつもりはなし

という点で、稼ぐ気なしだったりする。

 

ネットワークビジネスを掲げるすべてのビジネスを胡散臭いと否定するつもりはないけれど、金を出さなきゃ会えない成功者と対等に話せるとか言われても全然うれしくない。

 

というわけで露骨に自分のイベントを宣伝してみる。

次回の起業家ネットワークは5月11日の予定。

 

ではでは

 

今日の本は、「ネットワークビジネス実践講座」です。

ネットワークビジネスは、体験のマルチ、便乗商法とも考えられる。

この本もネットワークビジネスをビジネス小説風にまとめたものだけれど、見方によっては夢をかなえるゾウやもしドラのような売れたビジネスモデルを模倣したと言えるだろう。

 

Untitled Document
2014.04.09 Wednesday

仕事でつかえないのは新人のせい?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

ネットを閲覧していると恒例行事のようにとある言葉が取り上げられる。

曰くゆとり社員は使えない、常識がない。

いったい今まで何を学んできたんだ、といわんばかりの非難の記事ばかり。

苦しい反論をしましょうか。

結論からいえば
先輩方は新入社員に何を期待しているのかと。
入社前には蝶よ花よと持て囃しておきながら、入ってからダメ出しの連発。

新社会人が一番始めに感じる理不尽さはここではないだろうか。

会社に来る前に言われていたことと正反対の非難を受けて、会社を信じろと言うのが横暴だ。

 

 

企業側も人を雇うということは、三億近い買い物をしたわけだから性能に疑問を抱く気持ちは分からないでもない。
でも性能が分からないデジタルテレビをアナログな方法で斜め45度からチョップするのは故障の原因以外の何物でもない。

 

時代が変われば、人の扱い方も変わる。

物事がうまく進まない原因を新人にばかり押し付けてないだろうか。

 

ではでは

 

今日の本は、「実践!強い店長学」です。

店長にはまとめる力がないといけない。強さだったり、協調性だったり、カリスマ性だったり。

いずれにせよ。人を動かすには動かされる側からの信頼があって初めて成立する。

だから、力を誇示しすぎて信頼を失えばその人はもう店長ではなくなる。

 

Untitled Document
2014.04.08 Tuesday

なあなあときっちり

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

もうスギ花粉は飛んでいないのか、マスク着用者が減っている気がする。

しかし、私のアレルギーはこれからだ。

 

何アレルギーかすらわからないけれど、花粉が原因の一つだと言われているし、しばらくマスクは手放せないだろう。

 

今日は、たまたま営業時間が過ぎて来客があった。

元々営業時間の規定なんてあってないようなものだし、普通に歓談していた。

来客そのものが貴重な当店にとっては、こうした機会から噂が広がる様になればいいと思っている。

 

私が甘いのは百も承知しているけれど、なあなあのほうがきっちりしているよりもお客さんが気楽になれると思っている。

 

お店の雰囲気を「なあなあ」と「きっちり」に分けると、なあなあのほうが私は好きだ。

 

勿論、高級店やデパートのようにきっちりしている方が良い場所もある。

きっちりしているほうが適度な緊張感があって商売に向いているのかもしれない。

 

でも、すでにあるもので対抗しても仕方がないので私はなあなあでやっている。

 

皆さんはどちらの方がいいだろうか?

 

ではでは

 

今日の本は、「TIME×YEN時間術」です。

どんな人でも時間の流れは平等。

そんな時間を如何に効率の名のもとに節約して、有効活用するかを考える本。

大事なのは時間を節約する方法よりも、節約された時間をどれだけ生産的活動に使うかだと思う。

 

Untitled Document
2014.04.07 Monday

本気と手抜きを使い分ける

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

春休みも終わり、新しい学生生活が始まろうとしている。

自分も少し前まで学生枠にいたことを思い返すと少し感傷的になる。

 

月並みな言葉だけど、学生時代はそれこそ自由な時間だ。

部活に打ち込むもよし、学業に打ち込むもよし。

 

後悔のない学生生活を過ごしてもらいたいもんだ。

 

私の高校の卒業式で卒業生スピーチで代表はこう語った。

 

「私の高校生活は死ぬほど充実していたし、最高に楽しい時間だったが、二度とやりたくない」

 

やり直したくない位本気で何かに打ち込める時間というのは、貴重だと思う。

 

逆にこういう時期に手を抜くことを覚えると後々大変だ。

本気を出すのが怖くなってくる。

 

勿論、朝起きてから就寝するまで常に本気で行動していたらきっと体が持たないだろうから適度な息抜きは必要だけど、始めから手を抜いてやることを覚えたら本気で取り組む経験を積めなくなる。

 

学生時代は本気を出して失敗してもフォローしてくれる存在が身近にいる。

本気の経験を積むのは大事なことだ。本気の練度を磨くのは経験を積む以外にありえない。

 

……大人になったらいやでも手を抜くことを覚えるようになるのだから、練習は後回しで十分。

 

ではでは

 

今日の本は、「本気になればすべてが変わる」です。

世界的に有名な日本人テニスプレーヤーだった松岡修造氏。

そのキャラクターからお笑い枠だと勘違いされがちだが、日本人でいち早くテニスの世界で戦ってきた経験から伝えられる言葉一つ一つが非常に奥深い。

終始一貫してぶれない主張は、共感した多くの人を奮い立たせた。

 

Untitled Document
2014.04.06 Sunday

薄利多売の何がダメか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は日曜日。

歯科に行って、特に家でやることが思い浮かばなくて定休日にも拘らずお店に行く。

 

いざ注文があったときにお店で対応したほうが早い為。

 

とはいえ、お店そのものは休みなので、店の中でくつろいでいた。

 

仕事の最中には気が付かないことでも、気を緩めてみると意外と改善点が見えてきたり。

細かい事務をしつつも、お隣さんにお目汚しを見せないようロールスクリーンで入口を見えなくしてぐだぐだするのは気持ちいい。

 

そうやって本を読んでいたりするとカバーに書かれた消費税のことがふと頭をよぎった。

 

消費税8%は商品12.5円ごとに1円の税金がかかる。

普段は意識していなくとも、この税率は大きい。

 

多くの商品が値上がりしているが、当店はその影響の外にある。

 

消費税還元セールをしているわけでも、単価を引き下げたわけでもない。

ただ単純に消費税を個人事業者として納める基準に到達していないだけだ。

 

消費税を納める必要が生まれるのは、年間売上1000万円以上である。

実はこれ、薄利多売の抑制につながっている。

 

例えば売上1000万円で利益率(売上高純利益率)10%だと所得が100万円にも拘らず消費税を納めることになるが、売上500万円で利益率20%だと所得が同じ100万円でも税金は納める必要がない。

 

上記の消費税の有無の差は約74万円。上の薄利多売型だと所得がぐんと減る。

 

小さいようで青色申告並みの経費削減につながる。

ちなみに、消費税自体は売上1000万円以下でもお客さんから徴収できる。

ただ納税する義務がないだけ。

 

ではでは

 

今日の本は、「まっとうな経済学者のお悩み相談室」です。

この本は、新聞などで見かけるいわゆる人生相談コーナーを経済学者が面白おかしく回答している内容を見開きごとに紹介している。

欧米の出来事がメインなので、日本的ではないかもしれないけれど、皮肉・ジョークありの雑学本です。

 

Untitled Document
2014.04.05 Saturday

より使いやすく

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日はお店のお菓子が不足していたので、買い足しに出かけました。

 

というのも、地元フリーペーパーのJIMOREにうちの商店街のことが載っていて、あんとれボックスは「来店者にお菓子・飲み物サービス」と書いているため。。。

http://www.jimore.net/paper/index.html

 

あんまり期待されても困るからいうけれど、お菓子・飲み物の質はそんな高くない。

サービスって基本的に対価を期待してやっているわけで、無料サービスが高品質ではやっていけない。

 

それでも行く!…という猛者は紙コップお茶とクッキーでお待ちしているよ。

 

話は変わるけれど、あんとれボックスは食べ物の持ち込みは禁止してない。

本・商品を汚さない、匂いのするものでない限り、飲食可だったりする。

 

あんとれボックスをより使いやすく気軽に利用してもらうためにどうするのか、改善の試行錯誤は続いている。

 

ではでは

 

今日の本は、「貧乏人の逆襲!」です。

世の中、自称貧乏人が多くて困る。

貧乏は出費を切り詰めても貧乏なケースと、収入に比例して浪費する貧乏なケースがある。

大半が後者で自覚のない贅沢をしていることが多い。

得られる収入より先に日々出ていく出費を先に計算し始めたら、節約の第一歩だ。

 

Untitled Document
2014.04.04 Friday

高く売れるようにする

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、鉄砲雨の連発だった。雷も轟く豪雨が一時的に降り注いだ。

不運にも雨に打たれた人はご愁傷様。

 

こういう時に雨よけの道具の需要が高まり、コンビニ傘が飛ぶように売れる。

TPOを捉えることは売り上げに直結する大事な要素であり、ビジネスマンはそのためにアンテナを広げている。

 

需要に見合い、かつ供給が少ない。

そんな黄金の市場を求めて、企業は絶えず姿を変える。

 

しかし、企業に対して一事業者が生半可な労力で砂金を見つけることは不可能だ。

誰より早く見つけ出しても、金鉱を競争相手に荒らされることを覚悟する必要がある。

 

それでも金のなる木を育て上げることが出来れば、高く売れる。

重要なのは、正しく付加価値を付け足すこと。

 

楽して稼げるものはない。

運だけで稼げるわけでもない。

 

自力でどこまで高く売れるかが伸びるかどうかの分水嶺だ。

 

ではでは

 

今日の本は、「営業マンは断ることを覚えなさい」です。

営業において禁句と言えるのが、「No」だ。

顧客からお金を集めるには、顧客のあらゆる要望にYesで応えなければならない。

しかし、割に合わない仕事ばかり引き受けていても儲けることはできない。

時には相手にNoと拒否する意思を示すことが求められる。

 

Untitled Document
2014.04.03 Thursday

サービスの対価

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日からの雨が続いている。

飲食店は雨除けの来客が増えるかもしれないけれど、古本屋にとって雨や湿気は本をカビらせる大敵だ。

 

しかし、店舗以上に大変なのが外での業務。

晴れの時はまだしも、雨や台風、雪であっても必要とあれば外出しなければならない。

 

典型的な例を挙げれば、新聞配達員やピザの宅配などの配達員がそれにあたる。

彼らはどんな天候であれ、目的地に届けることをサービスとして対価を得ている。

 

どんな天候でも届けるものだというものを理解しつつ、厳しい状況下でも届けて当然と配達員の仕事を低く見ている人をときどき見かける。

 

対価を支払っているから当然と考えているのかもしれないけれど、自分自身が当事者だったらどう思うだろう。

 

例えば、明後日までに東京から北海道まで電車でも何でも使って手紙を届ける仕事を80円で受けろと言われて、モチベーションが上がる人がいるだろうか。

規模の経済性によって単価を下げていることを踏まえても、仕事を受ける側はそれほどモチベーションは上がらないだろう。

 

私が何故これほど物流や配達に肩入れするかというと自分の商売の半分はこういった物流を支えている人によって成り立っているからだ。

物を送るとき、自分では到底運べないような距離を短期間で安価に配達するにはこうした人たちの力が不可欠だ。

 

食べ物のデリバリーにしても同様、出来立てのものを個別に届けるのだから単価が高くて当然と言える。

 

でもどちらもサービスそのものは同じだ。

どんな環境下でも出来る限り早く物を届ける。

 

誰だってできることを代わりにやる仕事は、外から見ると単純のようだけれど事業化にはそれなりの規模とリスクを背負って行動している。

 

せめて配達員に遭遇したら「いつもありがとう」くらい言ってもばちは当たらない。

現場で働いている配達員の大半が、賃金以上の対価を得られるのはそういう場面位だから。

 

ではでは

 

今日の本は、「サービスの手帳」です。

サービス業のアルバイト経験のある人ならばわかってもらえることだけれど、初めての頃はメモ帳とペンで仕事内容を書き取っていたと思う。

分からないことがあれば質問リストを作り、学んだことは消していく。

こうやって頭の中でシミュレーションを重ねて漸く無意識に体が動くようになって慣れることを覚える。

 

Untitled Document
2014.04.02 Wednesday

チラシ配りの効果

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日もサークル勧誘などで商店街は大忙しの模様。

新入生が集まって食事をしているためか、お昼時はどこの飲食店も満員御礼だった。

 

そして昨日から変わらずチラシ配りに一生懸命な人たちがいた。

早稲田の歩道は、学生街には不釣りあいな程狭い為チラシに立ち止まる人がいると人の流れが滞ってしまう。

 

とはいえ、配布する側も広報活動に必死なのは重々承知している。

それぐらいしないと認知されないのかもしれない。

 

そもそもチラシ配りの効果はその中身だけにとどまらない。

・特定のターゲット層に直接情報を手渡すことができる。

・認知度を向上させる。

 

チラシ配布そのものは決して費用対効果の高いものではないけれど、知られていない認知度を向上させ、情報を選別することができる。

 

勿論ターゲットがあいまいだったり、あまりに限定的だとチラシ配りはあまり効果が期待できない。

 

あくまで、手広く自分が求めるターゲット層に情報伝達をする手段と考えられる。

 

とそんなことを考えつつ、サークル勧誘のチラシを断る私であった、

 

注意

勧誘の皆さん、必死な気持ちは伝わってきますが、客引き顔負けの追いすがりはかえって恐怖ですよ。

 

ではでは

 

今日の本は、「ネットで売上10倍!!『エン×ブラ』の魔術」です。。

映像マーケティングと言われる手法で最近思い出したのが、不動産の内覧動画を投稿した不動産賃貸業者の映像は、遠方の不動産投資を考えている人向けと言える。

また、意味深なネットワークビジネスを実施しているところはこうした無料動画投稿サイトを活用して信者を募っている。

今のオンラインは複雑化してきている。

 

Untitled Document
2014.04.01 Tuesday

春満開で足元が…

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は近くの大学の入学式。

スーツ姿の若人たちが期待に胸を膨らませながら大学の門をくぐる姿は一生に一度の記念として親共々感慨深いものがあるのだろうか。

 

もう交通規制が起こりそうなくらい多くの人人人。。

 

この日が無事快晴で桜満開の季節というのもあってよい一日を過ごせたものと思う。

 

しかし、人が集まるということはいいことばかりじゃない。

 

昼休みがてら少しお店の外を歩いたのだけれど、道端に大量のチラシやごみが散らばっていた。

 

サークル勧誘、アルバイト紹介、資格学校などなど様々なものが道端に転がっており、多くの人が疑問も持たずにそれを踏んでいく姿を見ていた。

 

これを捨てた人はどのような気持ちでこれを散らかしたのだろうか。

この道がゴミ箱にでも見えたのだろうか。

 

仕方がないので、お店から袋を持ってきて拾える限りのチラシを拾ってきたが、チラシ配りの人たちの足元に落ちているものを拾った時はさすがに「拾ってくれよ」とあきれてしまった。

 

商店街をきれいにしているのは大抵町内会の人や商店の人たちで、清掃業者じゃない。

 

新入生や勧誘のチラシ配りに町を汚されるのは決していい気分じゃないし、これからの付き合い方が不安でいっぱいになる。

 

春の陽気に浮かれるのは結構だけど、地に足を付けて街の一員として関わってくることを忘れないようにしてほしい。

 

ではでは

 

今日の本は、「大学力 早稲田の杜から『変える力』を考える」です。

学歴フィルターといわれる問題が、最近新聞記事に載っていた。

不公平感を著した問題だけれど、会社には会社独自の方針がある。

それはセンター試験や義務教育の様な機会均等の世界じゃない。

学歴によって人を分けるのも一つの手だ。