月別アーカイブ: 2014年4月

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2014.04.20 Sunday

起業は一点突破ではない

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

日曜日は定休日。とはいえ家でゴロゴロするのはもったいない。

ということで今日は、旧知の人と久々に会って話をしました。

 

自分がくさっていた高校時代の知り合いということもあり、申し訳なさと恥ずかしさで結構覚悟していったのだけれど、話題作りの一環として活用した名刺が功を制したのか話題は近況報告が主になった。

 

恥の上塗りだけは避けられたのではないだろうか・・・

 

とはいえ、あんとれボックス自体はまだ誇るだけの結果を出せていないので、これからもじわじわと道を模索していくつもりだ。

 

さて、私が持ち歩いているあんとれボックスの名刺だけれど、上の方に小さく「起業関連書籍と雑貨」と書いている。

 

あんとれボックスはビジネス書専門の古本屋で、起業関係以外にも職場の人間関係やマナーなど新社会人向けの本も少なくない。

 

また社会人のスキルアップにも役立つ本を集めている。

新規事業の「何でも屋化」が著しい中、起業支援に関わる本だけを提供するのはあまりに視野が狭いと思う。

 

自分の長所を伸ばすのはもちろんだけど、不得手なものも克服しなければならない。

あらゆる情報を集める方が、一点突破の起業より選択の幅が広がる。

 

ではでは

 

今日の本は、「情報は集めるな!」です。

ウェブサービスの発展に伴い情報収集は非常に容易になった。

情報収集の条件を絞り過ぎるのは視野を狭めてしまうので危険だが、一方で情報収集に熱心になりすぎると集めた情報の活用が疎かになる。

情報には鮮度があり、情報を腐らせる人は収集に力を注ぎ過ぎなのだ。

 

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2014.04.19 Saturday

付かず離れずよりも・・・?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は曇りのち雨。

傘を持ってはいたけれど、幸か不幸か活躍する前に帰宅したので、雨の被害を受けなかった。

 

今日は、私の大学の後輩たちが東京でも楽しく過ごせるように、という趣旨の企画「新卒歓迎会」に参加しました。

 

若くてエネルギッシュな人たちを見ていると私自身もエネルギッシュになれるので、鋭気を養うのに重宝する。

 

私の参加理由はあんとれボックスの告知と起業家ネットワークの賛同者を募ることだったりするので、いい人を探しに行っているわけです。

 

とはいえ、私自身押しが強いわけでもないので、つかず離れずに普通のキャッチボールを楽しむ。

 

その中で、起業や現状に満足していないことを匂わせる相手が居たら、畳みかける。

古本屋と同じ、まるで釣りのように相手の出方を待つのが人見知りな自分には向いている。

 

営業の仕方も人によって得意不得意があるけど、それは試してみないとわからない。

今、私はこのやり方が一番向いていると思っているけれど、もしかしたらほかの誘い方の方が効果的により多くの人を集められるのかもしれない。

 

結果を求めるのであれば研鑽が必要なことは間違いないけれど、こればかりは実践で鍛えるしかないのかもしれない。

 

ではでは

 

今日の本は、「訪問しないで『売れる営業』に変わる本」です。

今や営業も売る営業から、聞く営業に変わってきている。

売り込みに掛けるよりも、コンサルタントのように問題解決のツールとしてサービスを提案する。

有能なコンサルタントは相手から問題を持ち込んでくるわけだから、確かに訪問する必要がない。

 

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2014.04.18 Friday

感情の起伏と季節の関係

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は昨日までと打って変わって寒い天気でした。

薄手で外出したのが裏目に出ました。

今後しばらくは天候も不安定のようで、もどかしい。

 

そうそう、このもどかしさに加えて最近周りがどんよりとしている気がする。

もしや、少し早いけれど5月病の前兆だろうか。

 

4月に立て続けに起こる出来事をこなしていると、5月あたりで急にぽっかり穴が開いたかのように余裕ができる。

 

そこに鬱のような無気力症が重なり5月病と言われる現象が起きる。

 

勿論これは迷信であり、5月でも元気な人はいる。

とはいえ、人によって感情の起伏と季節に何らかの結びつきがあると言えるのではないだろうか。

 

5月病はともかく、暑さに強い人なら夏は活発に動けるだろうし、寒さに強ければ冬は元気だ。

体と心はそれなりに関係しているので、体が元気な時は気持ちも上向きだし、その逆も然り。

 

感情の起伏と季節の変化は個体差があれど関係があると思う。

なぜこんなことを書くかというと、人は時々説明のつけられない感情の変化を起こす。

 

原因不明の気持ちのもやに季節軸を充てることで自身の整合性を創るわけだ。

 

ではでは

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2014.04.17 Thursday

自分の得意分野に引き込む

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

もうだいぶ暖かくなってきて、ジャンパーもいらないかもしれない。

長袖二枚が暑苦しく感じるけど、もしかして自分が肥えたからなのか!?

 

そうだったら、嫌だなぁ。もっと運動しないと。

 

さて、今日も産業振興会議がありましたよ。

集客なんて大層な議題で様々な視点で議論が展開されていて、自分は借りてきた猫状態。

 

それもそのはず、全体的な視点に立って考えないと集客なんてうまくいくわけがない。

道行く人の目に留まるようにする小さな集客ではなく、余所から人を集めて買い物や食事、宿泊してもらうわけだから、点や線ではなく、面で捉えないといけない。

 

人を呼び込む宣伝・広告、目的地への交通機関・駐車場や無料wifiスポット・多言語地図などのインフラ、そしてやってきたお客さんを受け入れられるよう商店会の体制が整っていることが求められる。

 

・・・一商店の店子の視点ではどうしようもないわな。

 

とはいえ、何も話さずに会議に参加するのは癪だから最後あたりに商店会側の受け入れ態勢側の課題を述べておいた。

 

シルバー人材、学生ボランティア、自治体、市民サークルなどなど商店会では得られない視点を取り入れる工夫の余地はあれど、商店会自体の体制が受け入れ云々どころではないくらい人手不足が深刻なのではないだろうか。

 

私が所属している早大南門通り商店会は早稲田商店会連合会という新宿区内ではそこそこ名の知れた連合会だった。

 

過去にも何度か紹介したけれど

この本になるくらい早稲田の商店会は活気があったと言われている。

 

しかしそれも過去の話。

 

いまでは連合会の定例会にも半数が欠席という事態が続き、意思決定がおざなりみたいだ。

 

そういう現状を踏まえて受け入れる側の人手不足をどうするか議題にしてみては、と提案してみた。

 

前後で同様の話が取り上げられていたので、「人手」が一つの軸として次回会議の議題に持ち込まれることになった。

 

マクロな話は私はできないけれど、商店の側から小さな話は出来る。

 

会議で自分の意見を出すのであれば、以下の3つを抑えて損はない。

・前の人から引き継ぐように話をする。

・自分の得意分野だけ話して風呂敷を広げない。

・始めと終わりに要点を述べて前向きに締める。

 

自分が実践できたかどうかはともかく、会議のなかでは沈黙は金じゃない。

得意分野に引き込んででも、意見を述べるべきだろう。

 

…明日は朝が早いので、皆さんとは早々にお別れして私は帰路に就いた。

 

ではでは

 

今日の本は、「会議は誰が仕切るかで決まる」です。

会議で実のなる話になるかどうかは、仕切る人で決まるという。

こと日本では、どんな意見が出たかより、だれが意見を出したかのほうが重要視される。

正論が封殺され、数・権力の暴力で意思決定が成されたらおしまいだ。

 

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2014.04.16 Wednesday

お店の礼儀、お客の礼儀

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は暑い一日で冷たいものが恋しくなる。

 

そう思って昼休憩の合間にスーパーに出向いた。

 

そうしたら、レジ前の小棚っぽいところに、全く関係ない商品が置かれていた。

きっとレジに通す直前で不要になったのだろうけれど、これまた・・・と思った。

 

スーパーなどの大型小売店に従事している人の話を聞くと、程度の違いこそあれ手に取った商品をよくわからない場所においていくお客さんが少なくないと言っていた。

 

商品を元の場所に戻すのは従業員の仕事だと思ってたかをくくっているかもしれないけれど、広い店内で一つの商品を元の位置に戻す労力がどれだけ無駄か。

 

あんとれボックスは陳列棚自体が少ないので、商品を動かされてもある程度は復元可能だけれど、手に取った本を適当なところに戻されたらちょっと面倒だなと思うだろうな。

 

お店の礼儀はお客様が気持ちよく買い物ができる環境を作ることだけど、お客さんも礼儀としてお店側にまた来てほしいと思えるような振る舞いがあってもいいと思う。

 

自分がされたら嫌なことは相手にもしない。

 

ではでは

 

今日の本は、「書くだけで人生が変わる嫌なことノート」です。

自分の取扱説明書、注意事項欄を書いている気分になる嫌なことノート。

恨みつらみをただ書くのではなく、そこからの対抗策まで含めて記述する。

そうやって順応していく方が、酒の席で愚痴を吐くより建設的カモ。

 

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2014.04.15 Tuesday

ジンセイはままならないものだ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日も春らしいいい天気だったけれど、私は未だにマスクが手放せない。

実用性よりもお守りに近い感覚だけれど、おかげでくしゃみの連続からは逃れられる。

 

さて、今日はお店に宗教勧誘の人が来た。

トンデモ論法に対抗してトンデモ回答で即刻帰ってもらった。

置き土産にパンフをおいていったが即ゴミ箱へシュート。

 

相変わらず私には理解できない論法で勧誘してくるが、彼らにもノルマがあるのだろうか。

より多くの人を引き込めたら昇格とか尊敬を集められるとか?

 

一見お金が絡んでいないように見えるけれど、ホスピタリティの究極形は宗教と言われる。

奉仕を求められるものと金が無縁なわけがない。

本当に無償の愛なら、寄付や喜捨などを求めること自体おかしいということになる。

 

精神的なつながりもいいが、人はパンも食べなきゃ死んじゃうのだ。

私も霞だけで生活できれば出費を節約できるけれど、ジンセイはままならないものだ。

 

…私は宗教自体を否定していない。

ただとりわけ人を勧誘する宗教は、人助けというお題目で人から支持やお金を集めている。

 

それが気に食わない。

 

本当に信じるに足る宗教なら、勧誘なんかしなくても信じる人は増えるでしょうに。

宗教とお金の関係は切っても切れないものだ。

 

ちなみに仏教関係のお坊さんの金回りについてはこの本がお勧め。

 

「ぼうず丸もうけ」のカラクリ

 

つまるところ、 隣の芝生が青く見えるのは人間の性だ。

 

ではでは

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2014.04.14 Monday

労働量不均等、賃金均等

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

ここ数日、よく言えば落ち着いた、悪く言えばほぼ変化のない生活をしている。

とはいえ、身体的には消耗しているようなので、下手に行動を起こすのは難しい。

 

今は鋭気を養うことが先決だ。

 

そんな昼時にふと道の看板を見たらそこかしこに求人の広告が。

 

なんでだろうと思っていたけれど、3月から4月にかけて大学の学生が大きく入れ替わることを思い出した。

 

アルバイトも人手が足りないのだろう、時給が高いものばかりだった。

気になるのは、時給の格差がとても大きいこと。

 

同じ道路上の飲食業でも、昼間870円~1150円まである。

 

釣る餌がなければ人は集まらないけれど、時給の固定化を覆すべきかもしれない。

 

仕事量に応じた報酬がなければ、仕事に対する動機づけが薄れる。

新人もベテランも賃金が同じだと、ベテランは不平等さを感じるだろう。

 

新人は仕事ができないからとベテランに仕事が集中してしまったら、ベテランの不満はたまる一方だろう。スキルは向上するが、待遇は決して改善されない。

 

こんな仕事場には一部の有能ベテランと大量の新人が入れ代わり立ち代わり出入りする構図になる。

 

新人が入れ替わっている分には大した問題にはならないけれど、有能なベテランが一人いなくなると途端に事業が立ち行かなくなる。

 

時給換算による結果平等がアルバイトの労働条件であり続ける限り、労働量の不平等による人の流出は止まらない。

 

ではでは

 

今日の本は、「ぼくたちの値段」です。

真面目にやっても、適当にやっていても仕事の報酬が変わらないのであれば、真面目にやる側がまるで愚かのように思い、仕事に対する姿勢を鈍らせる人間がいるが、自分自身の安売りをしていいことは何もない。

 

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2014.04.13 Sunday

ノルマは加点方式で

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

時々あんとれボックスには営業の電話や販売員がやってくる。

正直言って金がないので売り込みはやめてほしい。

 

とはいえ、相手もノルマをこなすのに必死でわらにもすがりたいのだろう。

藁にすがったところで流されるのは変わらないし、焼け石に水だと思う。

 

そもそも、ノルマはいったい何のために組まれているのだろうか。

 

商品を売ってお金を稼ぐ。これが企業の営利活動の原点だ。

 

営利活動には経費が掛かる。

経費を上回る利益を獲得するための売上の境目、すなわち損益分岐点を達成するのに必要な成約数を如何に獲得するかがノルマを決める基準の一つになる。

 

昔はこのノルマは加点方式であることが多かった。

達成すれば賞与や昇給といった飴がもらえた。

 

しかし、今ではノルマを掲げる多くのところが減点方式を採っている。

年賀はがきの買い切り、警察官の検挙ノルマ、新聞の押し紙などなど。

 

未達の場合は減俸やボーナスカットなどの厳しい処遇が待ち受けている。

 

業績が不十分なのにも拘らず処遇の改善ばかり求める人間を甘やかすのはよくないが、ノルマや制約を厳しくして人離れを引き起こすのも得策とは言い難い。

 

ではでは

 

今日の本は、「すごいほめかた」です。

世の中には、物凄いほめ上手な人がいる。

どんなに欠点ばかり見える人であっても長所を見出しそれを褒める。

他人を前向きに肯定する行為は、一つの才能や技術と言っても過言ではない。

 

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2014.04.12 Saturday

存在理由を模索する

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近天気は安定しているけれど、寒暖の差が激しくて変温動物な私にはきつい日々が続いている。

 

天気が安定してきたら体調不良も改善されるだろう。

兎に角もっと健康的な生活をしようと思う。

 

さて、起業を志す人の中に時々見かける動機が「自分が生きたあかしを残したい」という存在理由そのもの。

 

特に定年などで勤め先を引退する年齢になった人が有り余る時間の使い方として次に考えることが多いらしい。

 

しかし以前記事にした通り、起業はあくまで手段であって目的じゃない。

 

起業して自己顕示欲を満たしたいならペーパーカンパニーでも作ればいい。

自分の利益だけを求めるのならまず個人事業から始めればいい。

社会貢献が主目的なら営利団体である必要はないから、NPOでも社会人サークルでも作ればいい。

自分が矢面に立つ必要がないなら、既存の団体に所属するだけで十分存在理由を満たせると思う。

 

起業という手段が本当に必要なのか、十分吟味してから実施することをお勧めする。

 

…勤めをしっかり果たした方々が多いのだから、既に十分意義がある人生だと思う。

 

迷走中な25の古本屋店主の戯言である。

 

ではでは

 

今日の本は、「絶妙の文章の技術」です。

私のブログは自分の文章力や習慣の強化を目的として始めたものであるけれど、前身のEntre-Logから数えてあと3,4か月で二周年を迎える。

未だに文章力が向上したと思っていないけれど、やらない後悔よりやって後悔したほうが前向きだ。

でも好き勝手書かずに、読ませる文章を作るには勉強が必要なのかも。

 

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2014.04.11 Friday

頑張る度合

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近、昼時に不定期に眠気に襲われている。

節制を心がけているものの、体が睡眠を欲しているということだろうか。

 

自分の体ながら、堪え性がない。

 

でも実際問題、体の警告を無視してよいことなんてひとつもない。

 

よく精神が肉体を凌駕する、とかトランス状態とか限界を超える表現がある。

 

自分の限界を引き上げ、自身を成長させるという意味で、その状態に到達するまで自身を鍛えるのはよいことだとされる。

 

しかし度を越した限界突破は自分の限界を引き上げるどころか、むしろ衰弱を招き、最悪の場合取り返しのつかないことになる。

 

私はそんな自分の頑張る度合というか自制する限界点がある。

目に見えるものだし、自分のみならず他人にも判別できるという点で休息を与えるきっかけになる。

 

それは、鼻血。

 

頭に血が上っているのか、免疫機能が低下しているのか、はたまた花粉症で鼻をかみすぎているのかわからないけれど、血が沢山出ると一気に熱が冷めていく。

 

ああこりゃまずいな、少し休みを増やそうという気持ちになる。

 

……なんでこんな話をしているかというと、今日それが起きたからだ。

 

というわけでしばらくはめったな遠出を控え、おとなしくしていると思う。

 

ではでは

 

今日の本は、「おりこうさんおばかさんのお金の使い方」です。

お金の使い方云々で良く取引されるものがある。

それは、「時間」。

何かをする時間を自分以外の誰かにさせるためにお金を使う人は同じ時間でそれ以上の稼ぎが得られる人間だ。

欧米でよく浸透している合理主義的な考え方だ。