みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近マスク着用で外出しているせいか、呼吸に負荷がかかって鍛えられているような気分に。
日々の生活にこうした鍛錬の機会があるのはいいことだ。
さて、最近和民、すき家などコストリーダーシップで業界を牽引してきた大企業が次々と店舗縮小へ動いている。
原因はただ一つ、人手不足。
わずかな優秀な人材ではなく、大量の「並」な人材を求め続けてきた結果、その並すら確保に難しく、また減益によって雇用もおぼつかない事態に。
働く側にしてみれば、自分が抜けたら業務に支障が出るような重責を時給1000円で請け負うのが無茶ぶりと言わざるを得ないと思っているだろう。
求める人材像は労働力偏差値55以上の人間ばかりなのに、それに対する対価は最低賃金ギリギリ~毛が生えた程度。
そりゃあ働く側は愚痴りますよ、ブラックだと。
アルバイト依存が前提となる事業体はこれから「フリーターとして優秀」な人材を取り合うことになるでしょう。どこぞの国のように正社員並みの待遇をパートやアルバイトにも定めることになるかもしれない。
利益が上がらない原因を人件費にばかり注視し、外注やパートに依存しすぎたら短期的に利益になっても決して事業は成長しない。
重要なのは、これから減る労働人口をどう維持するかではなく、少なくなる労働力でいかに効率的に事業を回していくかだと思われる。
ではでは
今日の本は、「前田建設ファンタジー営業部」です。
この本は、SFや特撮などにあるような設備を実際に作るにはどれくらいの予算と時間が必要なのか大真面目に検討している。
こういう本は、業界への入門書として真偽はともかく非常に読み応えのある内容になっている。
私自身もう10年近く前に『空想科学読本』という漫画や特撮のトンデモ設定を科学的に解説する本に熱中し、一時的に理系への熱が上がった時もあった。
結果は経営学、しかも人的資源管理というバリバリ文系な進路ではあったけれど、楽しめるという点ではこういう本の存在は非常に興味深い。
空想科学読本面白いよねー。
ところでマスク着用で鍛錬とか言ってないでフルート吹こうぜ!
少し前にコンビニ本になっててちょっとセンチメンタルを感じたけれど、やっぱり面白いよね。
マスク着用を馬鹿にするでねぇ。