みなさんこんばんは、代表の前田です。
なんだか冬の天気がぶり返してきたかのような寒さだった。
自転車こぎにはつらい。まだ手袋は手放せそうにない。
さて、最近アマゾンの在庫を見ていてうんざりすることがある。
自分が登録している商品の脇に表示されている最低価格の項目である。
「1円」もしくは「プライムで251円」といったものばかりだ。
とある古本屋さんは言った。
本の真の価値を決めるのはお客さんであり、我々古本屋であると。
だからこそ需給の調和のため多少の値崩れは仕方がないとは思う。
…しかし1円とは。
いっそ本を供養してやってほしいと言いたくなる。
それでも出品がなくならないのはそれでも送料分×回転率の高さで利益が見込めてしまうからだろう。
しかし個人事業主が規模の経済で大企業とは張り合うなんて愚の骨頂だ。
物は同一。
価格は割高。
それでも商品を買ってもらうためにはどうすればよいのか。
お客さんにその本の付加価値を見出してもらうことで価値を高める。
それくらいしか今のところ思い浮かばない。
思考の袋小路の中で活路を見出すべく模索し続けるしかないのが歯がゆい。
ではでは
今日の本は、「価格の心理学」です。
本の定価は再販制度によって厚く保護されていて、出版社と印刷会社の経費を計上し、著者の利益が確保できるように値付けされる。
だから売れない作家の本は(製作単価と定価)高くなり、ベストセラー作家は安価な文庫本からでも大きな利益を得ることができる。
道に面してないから仕方ないかもしれないけど店頭で買いに来てくれる人がいるといいのにね。
付加価値もつけやすくなるし、あきちゃんとの会話とかw
現状を憂いても仕方がないし、業績が悪いのは自分のせいだから理由や原因を探すことにするよ。。