みなさんこんばんは、代表の前田です。
毎日自転車で通勤していますが、大分寒さにも慣れてきました。
今日はコンビニで昼食を買いに出かけたのですが、途中の本屋さんでアルバイトの情報誌を見ました。
アルバイトの情報誌はものすごく分厚いですね。
ごく最近東京都は最低時給を869円に値上げしました。
前は850円でしたから、19円の値上げです。
それでもこれだけの求人があるということは、アルバイトの労働市場は未だに盛況のようです。
時間帯労働者は働いた内容に限らず、時間で賃金が定まっています。
アルバイトは長く働けば働くだけ賃金が増えてゆきます。
時給×労働時間ですから、賃金をより多く手に入れたいのであれば時給や労働時間が多い仕事を選ぶべきです。
しかし、残念ながらどんなに好条件のアルバイトであっても今の日本ではフリーター生活は容易ではありません。
時給800円を毎日8時間、週40時間として平日全て労働時間にあてた時の月額賃金は
時給800円*8時間勤務*22日/一か月=140800円
年収に直すと
140800円*12=1689600円
年収170万円にも到達しません。
若いうちは体力があるので問題ありませんが、30代後半、40代になってもこれが継続できるかわかりません。
時は金なり、ではありますが自分の時間を必要以上に安売りすると厳しい未来が待ち受けています。
なんともぞっとするお話です。
ではでは
今日の本は、「お店のバイトはなぜ一週間で辞めるのか?」です。
根性がない、融通が利かない、言われたことの半分も出来ない、そのくせ文句や不満だけは一人前。。
人の入れ替わりが激しい職場で聞こえてきそうな愚痴です。
確かに昔に比べれば打たれ弱く、融通も利かない若い人が多くいるのかもしれません。
しかし、それは経験豊富なベテランの見解です。
だれだって初めての作業には戸惑いますし、叱られればしゅんとするものです。
月14万かー、生活は出来るけど身体的に仕事できなくなったら終わりだな。
そんな14万がほど遠い自分たちとは。。。
不幸自慢じゃないけど、自営業はアルバイト以上に収入の確保が不安定な存在だよね。