みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、歌舞伎を見に行ってきました。
一階の席で昼食を堪能できるという、普段巡り合えない貴重な機会を頂きました。
ちょっとしたお手伝いの報酬としては十分すぎるものです。
特に私が思い出すのが、一つの芝居の中に所狭しと用意された間の取り方。
普通の芝居であれば、10分にも満たないくらいの短い流れを、何倍にも引き延ばしてお客さんに魅了させるのは並大抵の努力ではできないことです。
こだわり続けるその鍛錬の積み重ねがこの舞台を作り上げているのです。
そのこだわりに敬意を表しつつも、一極集中の困難さを実感しました。
個性を磨き続けることは、大衆に紛れて臨機応変に行動すること以上に険しい道です。
即効性の高い評価を得るためには、話題を喚起し、人の需要に応じた展開を作り続ける必要があります。当たりはずれを大量生産し、当たりの規模で利益を上げます。
そのため素早く臨機応変に行動し、利益に結び付く成果を出し続けられるかが重要になります。
しかし、歌舞伎のように息の長い成果を得るためには、上記のような行動は逆効果です。
時間をじっくりとかけて、需要がなかったとしても一つのことに集中してこだわり続ける姿勢が求められます。
一長一短ですが、どちらもないがしろに出来ません。
ではでは
今日の本は、「じわじわ、コツコツ『亀型』営業マンになるための本」です。
最近話ベタな営業マンが増えているそうです。世間話が出来ず、名前や固有名刺を早々に忘れたりしていても売上向上へ一役買っています。
しかし、カメ型の営業方法には多くの問題が残されています。
その最大の問題点は、継続的な営業が不可欠であるということです。
面白かったってこと?
歌舞伎とか小学生のとき芸術鑑賞教室で見たくらいかな、あのとき同様爆睡する気しかしない。
いや、単純に感心した。何かを魅せるのに、これだけ時間をかけるのかと。
ちなみに私も船を漕いでいた。