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2013.09.30 Monday

道に落ちている小銭を拾うような

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今朝ネットで見たニュースで「違法ダウンロード刑事罰適用から一年」、という内容の記事を拝見しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130929/k10014898651000.html

 

半沢直樹の時も言及しましたが、売れない原因が外にあると決めつけている業界は視野が狭いような気がします。

 

著作者の権利を守るための施策であることは理解していますが、権利を守ることは利益に必ずしもつながるわけではないことは明らかです。

 

辛辣な言い方かもしれませんが、道に落ちている小銭を拾うような成果になってしまいました。

 

そうではなく、もっと外を見てはいかがでしょうか。

映画館で映画を見るのと同じ価格で10分前後の音楽CDを買うのが妥当か否か。

ネット動画などで話題を集めて広告費を削減、その分価格を引き下げたり、ライブなどに誘導したりしてCDではなくアーティスト単位で収益を考えてみてはいかがでしょうか。

 

とカッコよく書いてみたものの、これらのアイデアは「フリー」から着想を得ています。

 

発想には二つあると言われています。

持続的イノベーションと破壊的イノベーション。

今までの企業は持続的イノベーションに特化して収益を上げてきました。

それで十分利益を上げることができたのは、まさに持続的イノベーションが機能していたからだと言えます。

 

その一方で破壊的イノベーションの波が持続的イノベーションの価値を超えるようになりました。レコードからカセット、CDからMD、そして今や音楽はデータとなりCDから大幅にコストを圧縮できるようになりました。

 

いつまでもCDの売れ行きに固執してはいけないと思います。

 

ではでは

コメント2件 “道に落ちている小銭を拾うような

  1. 姉貴

    データだけ買えるのは便利だけど、一曲だけ欲しい場合以外は形に残るCDがやっぱり欲しい派。ジャケットとか歌詞カードのデザイン含めて作品だよ!
    あと特典商法いいと思うけど、イベントとか抽選じゃなくてグッズをつけて欲しい。

  2. 前田

    デザイン含めて作品というのは賛成。
    特典商法に関して一言付け加えるのなら、複数買いをさせないでほしい。
    なんで特典をそろえるためだけに同じものを買わなければならないのか。

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