月別アーカイブ: 2013年8月

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2013.08.21 Wednesday

単純明快な仕組み

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、雨がよく降りました。幸い被害はありませんでしたが、店先に商品や広告を並べているところは防水が必須です。

 

今日も、お店で読書をしていました。

 

商いに関わる本を読んでいるといつも思うことですが、何か重要なことが抜け落ちているような気がしています。

 

開業の本には、多種多様な儲けのコツが書かれています。

 

例えば、「上限が減ってもお客さんが窮屈を感じないように席を広くとる」とか、「トイレの蓋は下げる」といった訓示などです。

 

こうした訓告は、確かに実践してきた人たちにとっては成功の法則といえる部分なので模倣すべき点は多々ありますが、あくまで他人の法則であって自身に活かすには工夫が必要です。

 

そして、その試行錯誤の結果が新しい法則として世の中に流布されることがあります。

 

あくまで如何に売るか、といった部分に絞っていますがその点に不安を抱えているお店は決して少なくありません。

 

しかし商いの仕組みはいつだって単純明快で変わることはまずないでしょう。

 

安く手に入れて、高く売ることです。

 

ではでは

 

今日の本は、「すべては『売る』ために」です。

マーケティングとは、極端に言えばほしいモノ調査です。需要を追い求めて売れるものを作るのがマーケターの必須条件です。

対してセールスは、製品を売るための営業活動を指します。

どちらも商品を販売するためには必要な宣伝です。

 

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2013.08.20 Tuesday

三方よしすらままならない

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近ニュースで企業の不祥事が取り上げられます。

 

特に気になったのが景品表示法違反の出版社、秋田書店。

 

限られた予算でアンケートを収集したい、これは秋田書店の内部告発かも、とか様々な憶測が飛んでいますが、所詮氷山の一角でしょう、と一部の編集者側のインタビューもありました。

 

驚きの世界です。出版業界で名の知れた大企業が10数万円足らずの景品代をケチる意味が分かりません。

創業者の理念とかけ離れた、金儲けの醜い部分が浮き彫りになってしまった結果と言えます。

 

実業家の理念とは事業の原点です。それに賛同する人たちで構成された組織が企業です。

 

しかし、最近は理念を忘れて利益に固執し、多少ルールを逸脱しても良いと考えているかのような不祥事が後を絶ちません。

 

自営業者は生活の飯の種という泣き所を抱えているため、どうしても金儲けに考えが傾きがちですが、お客さんを騙そうという意思は一切ありません。些細な儲け心が命取りになります。

結果短期間で思ったような利益を上げられずに閉店するお店も少なくありません。

 

商売を継続するのは、小さくても大きくても難しいもののようです。

 

ではでは

 

今日の本は、「生き方 人間として一番大切なこと」です。

京セラの創業者である稲盛和夫の信念というか、価値観を共有できる本です。

利他の精神で社会を生き抜く姿勢、誠実に商いを徹底する執念。そういったものを知るにはちょうど良いかもしれません。

何を信じてよいのか分からない、どれもこれも胡散臭いという現代で今を生きる経営者の尺度を垣間見ることができます。

 

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2013.08.19 Monday

夏の体力づくり

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

もう八月も下旬に近づいてはいますが、まだまだ熱気が厳しい日々が続いています。

 

日中の外出が滞り、店内で作業しながら涼む生活が続いていました。

その結果、お腹まわりが膨れてきてしまいました。

 

少しでも出かける習慣を付ければそんなことは無かったのかもしれませんが、炎天下に遠出をする度胸はありませんでした。

 

しかし、このままではまずいと思い、最近運動を始めました。

 

大学生の頃は登校や教室移動、サークル活動など体を動かす機会に恵まれていましたが、それがない分自発的に体を動か差なければすぐ体に影響が出ます。

 

幸いにも私の終業時刻は一定なので習慣的に体を動かすことができます。

そうと決まれば、あとは自分の意志だけです。

 

今私は自宅の周りを10-15分程度ジョギングしてから夕食を取っています。

 

体が資本の自営業者だからこそ、従業員以上に体力を養うことが必要です。

 

よく食べ、よく動き、よく寝る。

 

健康の要訣はシンプルですが、真理です。

 

ではでは

 

今日の本は、「『またやっちゃった…』あなたのためのこんどこそ!やめる技術」です。

できないかもしれないなら初めからやらなければよい、と理由を付けて行動に消極的な人が増えていると言われています。そして代わりに一時の享楽を求めて時間と金をつぎ込む人が多いです。

しかし「転んだ人を笑ってはいけない。彼は歩こうとしたのだ。」

日本の経営学者、米倉誠一郎の言葉です。笑う人より、笑われる人になりたいものです。

 

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2013.08.18 Sunday

奇抜なアイデアの前に必要なこと

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、お店でのんびりと過ごしていました。

家にいてもお店にいてもやることが変わらないので、最近は用もなくお店にいることが少なくありません。

 

仕事関連でお店を空ける機会も少なくないので不良店長の看板は残ってしまっていますが。

 

さて以前から言われ続けていることですが、個人商店の逆境は大変なことになっています。

 

看板のネームバリューだけでお客さんが選ぶ時代ですから、お店に入ることすら大変苦労するところが多いと思います。

 

それに対抗するにはインパクト、ということで奇抜なこと、チェーンにはまねできないもの、というものを追求しがちですが、それを実施する前に必要なことがあります。

 

誰にとっても入りやすい環境を維持すること、です。

 

よほど辛さに自信があったり固定客を抱えているといった状況でなければ辛さに特化したラーメン専門店を展開する意味はありません。

 

それよりも、食器の清潔さ、好き嫌いの少ないメニュー、清掃活動の徹底、そして食べやすい環境といった基本を忠実に守ることの方が大事です。

 

人の指摘程、自分の身勝手さを実感する内容はありません。

解決手段は自由ですが、解決しないのはもったいない気がします。

 

自分も指摘されたことリストが物凄いことになりつつあるので、一つ一つ解決していきます。

 

ではでは

 

今日の本は、「『人見知り』な人ほど話し上手になれる」です。

個人でお店をやっていて矛盾するようですが、私自身も相当な人見知りです。人に挨拶に行くときでさえ、過呼吸になる位の葛藤があります。

自分から会いに行かなければならない時は体調不良になるくらい緊張してしまいます。

しかし人見知りというのは、裏を返せば相手に気を使って発言を選んでいるそうです。

気遣いが出来る人は出世すると言われていますが、人見知りにはそうした要素があります。

 

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2013.08.17 Saturday

仕分け作業

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近、HPのテーマが更新された際に全体的に形が崩れてしまっていて、申し訳ありませんでした。

超有能な姉のお力で何とか復旧いたしました。何か不都合なことがあれば遠慮なくどうぞ。

 

 

さて、今日はちょっとした勉強会がありました。

商売をしているとついつい怠りがちな現状認識や、商いの自己分析の理論を学びました。

 

経営学と一緒で理論を知っているからと言って商いで成功するわけではありませんが、自分の商いに活かすにはこうした理論が助けにつながることもあります。

 

情報は知っていることと、知らないことの差が大きな明暗を分けることもあります。知らなくて損をすることの方が、知って損することよりも多いのではないでしょうか?

 

そんな現状分析において重要になってくるのが、分析の指標:仕訳けする項目です。

例えば「経営理念」「ビジネスモデル」「キャッシュフロー」といった項目によって自分の商いがどういったものかを再確認する際に必要な項目を示してもらう。

 

商いに特化した話ですが、キャッシュフローとは家計簿です。

家計簿がしっかりしているかどうかで、家の経済状況が分かることがあります。

 

家計簿をつけることで、お金の動きをまとめることができて欠点や改善点が見えてきます。

そうした仕分け作業を行うことが、商いには必要です。

 

納税や確定申告のために嫌々やっているという方はぜひどんぶり勘定でやってみてください。

 

十中八九利益が下がると思います。

 

ではでは

 

今日の本は、「お金は週末に殖やしなさい」です。

お金をただ貯蓄するだけでは銀行の利息以上の変動は生まれません。

勿論リスクは負いますが、勤め人以上の収益を求めるのであれば投資や起業は必須です。週末起業、投資、資格取得など自分を成長させる方法はたくさんあります。

しかしリスクは負いたくない、でももっと稼ぎたいという方は勤め人として自分自身の投資してみてはいかがでしょう。

昇給やキャリアアップに求められる資格を取得するための予備校へ通う・・・これも一つの投資です。

居酒屋で酔いつぶれることにお金を使うよりも建設的です。

 

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2013.08.16 Friday

発起人の苦労、参加者の義務

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

夏休みの真っただ中で、商店会も盆休みのため閑散としてしまっていますが、当店は相変わらず閑古鳥でも営業中です。

 

さて、そんな今日は月に一度の清掃活動の日。

商店会の有志がボランティアで第三金曜日の午後三時くらいから路上の落ちているゴミやガムなどをはがして集める活動をしています。

 

宣伝効果を目論んではっぴを着ていますが、あくまで非営利の活動です。

 

この清掃活動の発起人である商店主さんはこの活動のためにわざわざ人数分の軍手とこての様なものを用意してくださっています。

 

そのため私ははっぴを持ってくるだけで参加でき非常にありがたい状態です。

 

今日は暑い中ご苦労さんと言うことでジュースを頂いてしまいました。

ゴミ拾いで集めたごみがジュースに変わりました。

 

こうした細かな配慮も継続的な企画には必要です。

 

そういう私もこうした企画を時々立ち上げては実施しています。人の立てた企画に参加することも少なくありません。

 

集客や商いの直結するものであるならばともかく、企画があくまで趣味の延長だった場合、発起人の苦労は大変なものがあります。

 

人集め、場所確保、予算、当日の進行、全体への気配り等々。

 

うまくいかなかった企画だってたくさんあることでしょう。発起人が責任を負うことはたくさんあります。

 

しかし、それもこれも参加者の喜ぶ姿を見たくてやっています。

 

なので、私は楽しむことが参加者の義務だと思います。

陰でどんな文句を言っても構いません。終わってからダメ出しの連発をしてもいいと思います。

 

しかし、企画の最中は全力で楽しむこと。

それが息の長い企画の成功率を飛躍的に高めるのです。

 

ではでは

 

今日の本は、「君を成長させる言葉」です。

ビジネスで成功をおさめた人たちの訓示や名言をまとめた説話集ですが、著者独自の解釈がついています。

成功したいなら成功した人に会いに行け、とよく言われます。もちろん、そうしたから成功するとは限りませんが、テストで良い成績を収めた人に勉強を教わる方が、独学よりも身に付きやすいと言われるとそんな気がしてきます。

ただ、付け加えるのであればビジネスの世界に模範解答はありません。偉人の言葉を知っていても使いこなすことが出来なければ宝の持ち腐れです。

 

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2013.08.15 Thursday

依存とは

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

八月も早いもので折り返し地点に立ちました。

時が経つのは早いものです。

 

年よりくさいですが、それくらい自分の周りの世界が早く動いているということなのでしょうか。

これは、注意しましょう。

 

さて、最近「プラットフォーム戦略」という本を手に取りました。

 

簡単に言ってしまえば、成功している企業の事例の中から場を提供することによる儲かる仕組み=プラットフォーム戦略の有効性を説いています。

 

アマゾンやグーグルはプラットフォームを最大限に活用して利益を上げています。何かを調べる=ググる、商品の値段を見る=アマゾンという定型句が出来上がっています。

 

別の書籍「レイヤー化する世界」において、プラットフォームを構築した一部の人間が利益を独占し、その他大勢は手数料を払ってその仕組みを利用して利益を上げる構図が生まれる可能性について言及しています。

 

確かに広く網羅できる存在として、これらプラットフォームは魅力的です。

 

一方で消費者・販売者として一つのものに依存するのは危険な気もします。

一つのものにまとめられるということは、管理しやすい・扇動しやすいということです。

 

祖父から言われてきた言葉ですが、「常に二つ以上の定規を持て」。

一つの尺度からしか情報を判断できなければ、知らず知らずのうちに偏ってしまいます。

 

せめて二つ以上の尺度を持つことが大切です。

 

ではでは

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2013.08.14 Wednesday

健康的な生き方

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

例年にない猛暑の影響か、あまり外出していなくてもとんでもない日焼け具合です。

 

見た目が健康的になるのでこれはこれでよいのかもしれませんが、この暑さが何日も続くのは遠慮願いたいものです。

 

さて話は少し変わりますが、時々熱中症で入院や死亡したというニュースが流れています。

 

家のクーラー、扇風機の電気代を削ったり、水分摂取を怠ることが原因と言われています。

確かに、削れるところ削るのが節約の基本ですが、そのために病気になったり死んでしまっては元も子もありません。

 

救急車に運ばれるリスクを考えると、外出中の飲料水代を惜しむのは本末転倒な気がします。

 

今は夏場のリスクについて例を挙げましたがそれ以外にも、変な出し惜しみによって健康を天秤にかける事態になっていることがままあるような気がします。

 

お体を大切にするなら、出し惜しみを避ける。

体もお金を投資するに足る資本ですから。

 

ではでは

 

今日の本は、「いつも目標達成している人の身体の鍛え方」です。

鍛錬にも言えますが、ダイエットが上手な人は、仕事の段取りも上手になりがちです。

プライベートでも目標達成ができるということは、体を動かす原動力として十分です。

そして、体を鍛えている分動き回る体力も上がることになります。体も資本です。

 

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2013.08.13 Tuesday

枝とか根とか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日も盆休みの中、事務作業や読書に耽る一日でした。

 

起業には人・物・金の三つが必要だと以前から言われてきましたが、最近はそこに情報を付け加えることが多いそうです。

情報を得るための不特定多数の集団の力を求めて、無料でサービスを提供するところも存在します。

 

勿論、商売には利益を生みだす需要が必要です。なんでも無料で提供していては利益になりません。

如何に人を集め、利益を上げるビジネスにするか、アイデアが勝負です。

 

こういったことを考えるのは楽しいですが、人によっては小手先の枝葉末節な技術だ、と思われてしまうこともあります。

 

起業家の中にはそれより自身のあり方や心構え考え方といった根を大事にするべきだと啓発的なリーダーを奉ってみたりする人もいます。

しかしそのリーダーが持っているのは自分の築いた土壌とそこで育ちやすく品種改良された植物です。

 

先人が開墾した土地で育てる植物は成長が早く成功しやすいビジネスになると思います。

 

しかし、その土地には限度があります。能力があっても定員にあぶれた人はどうすればよいのでしょう。

 

その人たちの起業の種を救い上げる土地を開く人が必要なのです。

少なくとも、一つの場所にこだわるリスクは従業員も起業家も一緒です。

 

ではでは

 

今日の本は、「先輩!お金の相談に乗ってください!」です。

起業においてまず懸念すべきことは、コスト削減です。削れる部分は削って、残す部分は残す。

よく言われる言葉ですが、何をもってして削る残すを判断するのか。

私は、自分しか使わないもの=削る、お客さんに関係するもの=残すと判断しています。

その削る項目の一つに借金があります。借金は自身の問題でお客さんには関係がありません。自己資本で投資できない部分を賄うために借金は必要だと考える人もいますが、それこそ細心の注意が必要です。

当たり前かもしれませんが、安易な借金は身動きが取れなくなってしまいます。

 

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2013.08.12 Monday

年中無休

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今は盆の時期で会社もお休みなところがあるようです。

勿論商店会も大学が夏休みということで、営業時間を縮小したり、夏季休暇を取っていたりしているお店があります。

 

一方で、どんな時期であっても年中無休なお店が当たり前になりつつあります。

24時間365日いつでも営業中のコンビニは爆発的に普及して、ひどいところだとコンビニの向かいがコンビニ(しかもおなじチェーン)なんてこともあります。

 

利用者からしてみればいつでも開いているという安心感が大きく、またポイントカードなどでお得感が生まれます。

店舗側も顧客の囲い込みや、ネームバリューによる安定した集客が望めるので双方にとって良いこと尽くしでした。

 

しかし年中無休で営業することが広く普及すると、それが当たり前のようになってきました。

 

休日お休みのチェーン店が存在しないように、猫も杓子も年中無休です。

しかし自営業者が同じことをしていたら煮詰まってしまいます。仕事を忘れて気分転換が必要です。

 

私も日曜日は定休日にしていますが、家でゴロゴロしているわけではなく、いろんな人と会ってみたり、イベントに顔を出してみたりと、アンテナを広げたり思考を整理することに費やしています。

 

お店を閉じていても自営業者は休んでいないことが多いのです。

 

勿論、仕事は「苦労するものだ」と考えずに「自分で決めたことを楽しくやる」訳ですからストレスフリーであることは間違いありません。

 

ではでは

 

今日の本は、「らくらく個人事業開業のすべてがわかる本」です。

自営業は法人格を持たずに起業する手段で、文字通り一人もしくは家族くらいの小規模で商売を始めるときに選択できます。

単純な比較は難しいですが、個人事業の方が手続き上起業しやすいと私は思います。