みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近ニュースで企業の不祥事が取り上げられます。
特に気になったのが景品表示法違反の出版社、秋田書店。
限られた予算でアンケートを収集したい、これは秋田書店の内部告発かも、とか様々な憶測が飛んでいますが、所詮氷山の一角でしょう、と一部の編集者側のインタビューもありました。
驚きの世界です。出版業界で名の知れた大企業が10数万円足らずの景品代をケチる意味が分かりません。
創業者の理念とかけ離れた、金儲けの醜い部分が浮き彫りになってしまった結果と言えます。
実業家の理念とは事業の原点です。それに賛同する人たちで構成された組織が企業です。
しかし、最近は理念を忘れて利益に固執し、多少ルールを逸脱しても良いと考えているかのような不祥事が後を絶ちません。
自営業者は生活の飯の種という泣き所を抱えているため、どうしても金儲けに考えが傾きがちですが、お客さんを騙そうという意思は一切ありません。些細な儲け心が命取りになります。
結果短期間で思ったような利益を上げられずに閉店するお店も少なくありません。
商売を継続するのは、小さくても大きくても難しいもののようです。
ではでは
今日の本は、「生き方 人間として一番大切なこと」です。
京セラの創業者である稲盛和夫の信念というか、価値観を共有できる本です。
利他の精神で社会を生き抜く姿勢、誠実に商いを徹底する執念。そういったものを知るにはちょうど良いかもしれません。
何を信じてよいのか分からない、どれもこれも胡散臭いという現代で今を生きる経営者の尺度を垣間見ることができます。
景品の応募するの大好きだからこういうのあると失望する。。。
秋田書店は泥沼のまっただなかですよ。
告発をしたと思われる元社員と責任のなすりつけあいが起こっています。