月別アーカイブ: 2013年4月

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2013.04.10 Wednesday

春の調子

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

春の活気も落ち着き、ようやく一息となれるこの時期はとても大変な時期です。

何せ、春の陽気が心地よいのです。

春眠暁を覚えずとはよく言ったものです。

食後ついうとうとと舟を漕いでいた、という出来事が多かったです。

気が付けば机の上に涎が・・・・・・ということも。

いやはや、お恥ずかしい。

確かにここ数日あまり寝付けない日々が続いていましたが、これほど反動がある日も珍しいです。

自分を律する行動を少しでも増やしていって、精力的に活動すれば何とかなるものでしょうか?

ではでは

今日の本は、「『できる人』の時間の使い方 なぜか、『時間と心に余裕のある人』の技術と習慣」です。
世に出回っている時間管理術の本ですが、その大半は「時間」と「仕事」に関わるお話が多いと思います。
本書は「時間」と「人生」に関わる事象について書かれた本で、人によってはより窮屈に感じるかもしれませんが、その前段階として「自身の生活時間」を「客観的に分析する」ために本書を参考にしてみてはいかがでしょう。
「疲れたー」とか「あの上司・同僚のここが嫌だ!」と愚痴をウジウジ言っている時間が結局一番もったいない。

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2013.04.09 Tuesday

積み上げられる

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

先週は雨や寒さで大変でしたが、今週は一変して穏やかな天候が続いています。

そんな中、隣の工事も駐車場として本格的に再開発が進んでいます。

少しばかり騒音がしますが、仕方ありません。

さて、古書店と言えば皆さん何を思い浮かべますか?

昔ながらの古本屋なら、山のように積み上げられた本がいたるところに見えると思います。

「なんだ、ちゃんと整理も出来てないしそこから本を取るのも大変だ。この店主は本を商品として大切に扱っていないんだな」

と突っ込みたくなる気持ちもわかります。

見栄えはあまりよくありませんし、ほとんどの場合地面に平置きで、決してきれいにも見えません。

しかしそこには店側の悩みでもあるのです。

一言でいえば「逐一整理できないくらい頻繁に本が出入りしている」のです。

基本的に古書店を経営されているお店の大半が個人経営です。

そのため一人で処理できる書籍の数も、お店の広さも限られてきてしまい、結果として未処理の本がお店に平積みされるという現象が生まれるのです。

決してお客さんに不便を強いる目的でおかれているのではありません。

本の仕入れと販売の割合が一致しないために起こる在庫超過なのです。

商売ですから、売れないからと言って価格破壊や無償提供などしようものなら自分の首を絞めることになります。

それを避けるために同業者間で古物市場が形成されていったのです。その出品のために敢えてお店の入口あたりに山が形成されてゆくのです。

積み上げられた本はそうやって様々な書店を経由して皆さんのお手元へ届くのです。

ではでは

今日の本は、「お店を開くなら断然リサイクルショップ!」です。
リサイクルに見えないリサイクルな商品を並べるお店が増えてきています。その経営を支えているのは、そのお店に定期的に運ばれる高品質な中古品の入手先です。
単純にお客様から商品を集めていては玉石混合となり、綺麗なお店にはなりません。しかし、安定した仕入れ先がなければ商品はすぐ底をついてしまいます。
そんなリサイクルショップの妙を垣間見ることができる一冊です。

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2013.04.08 Monday

春の浮かれ気分はどこへ

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

ここ数日の雨で桜も散って、段々と暖かい日差しが降り注いでいます。

そんな中商店会の通りも漸く穏やかになってきました。

サークル勧誘活動から、資格学校、アルバイト情報誌、新生活応援冊子など多くのフライヤーが道中入り混じっておりました。

私も「見た目」は学生に見えるのか、よくフライヤーを渡されそうになります。
勧誘の邪魔をしてはいけないと思い、受け取らないようにしています。

周りを見ると新入生に見える人たちもなんだかんだで受け取るのを断っているように見えました。

先輩たちにしてみれば、律儀に受け取っている人間は新入生であると声高に宣言しているようなものです。

新入生が受け取ろうとしないのはそうした「積極的な」勧誘を避けるための知恵と考えられます。

入学間もないですが達観しています。

少なくとも、学生の早熟ぶりは年々目を見張るものがあります。

自分の学生時代の幼さを思い出し、ちょっと寂しさを覚えました。

ではでは

今日の本は、「アメリカで大論争!若者はホントにバカか?」です。
「馬鹿と言う方が馬鹿だ」という言葉があります。もちろん経験を積んだ年長な方から見れば、今どきの若いものはろくに勉強もしていない大ばか者に見えるのかもしれません。
しかし、冷静に考えてみてください。ばかかどうかを測る基準が「今の自分」になっていませんか?
会社に何年も勤め上げた人から見れば、新入社員のやっていることなど愚の骨頂に見えるのかもしれません。
それを正し、「相手」を自分を通してみるのではなく「自分自身」を相手を通してみてください。
相互関係の認識を改める一歩になると思います。

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2013.04.07 Sunday

金儲けをしたいなら、金儲けを考えない

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日は日曜日なので、家で整理整頓を行っていました。

山積みになっている書籍の山を「在庫」に変える作業は私に安息を与えてくれます。

あんとれボックスはビジネス書専門の古本屋です。
多くのビジネス書籍は「お金を稼ぐため」に書かれています。

そしてほとんどのビジネス書には「目に見える成果が得られない努力」を行っているかどうかで将来の良し悪しが決まる、と書かれています。

その一例が「単純に金儲けで起業をしてもうまくいかないことが多い」です。

小売業の場合
賃料電気代人件費などを捻出するために仕入れた商品にその分の経費をすべて加えて販売価格を高くしてしまいがちです。

勿論経費を超える利益が無ければ商売とは言えませんが、消費者の視点から見るとやはり高いと感じてしまいます。

そうした顧客の不満に対して小売業側が取れる方法は二種類。

価格を下げるか、消費者が納得できる理由を提示するか。

価格を下げると多くの顧客は喜びますが、利益にはなりません。

高値でも消費者が納得できる理由が必要になりますが、一朝一夕に出来るものではありません。

起業で始めにぶつかる壁は「商品を高値にしても買ってもらえる理由づけ」を作ることです。

「金儲けにならなくても将来のための投資や、努力」が必要になります。

ではでは

今日の本は、「起業のネタ!」です。
起業のネタは起業に必要なのではなく、起業してから考える必要があります。勿論、起業する際に商売の仕組みを考える必要はあります。しかし「儲かる仕組み」は実際に商売を始めてから見つけられるものだと思います。

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2013.04.06 Saturday

たどり着いたら

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日明日ともに、激しい風雨が予想されます。この週末は外出に気を付けましょう。

今日もあんとれボックスではひとり思索に耽りながらパソコンに向かっていました。

「見切り発車は、悪いことなのでしょうか?」

とある少年は空気より軽いヘリウムガスを体内で発生させる薬を作成し、友人に飲ませました。結果友人は腹痛を起こして大騒ぎになりました。

そんな愚か者がいるなんて、と非難したくなる気持ちも分かります。

私が注目したのは「少年はなぜそんなことをしたのか」です。

その少年は「この薬を飲めば体内でヘリウムガスが作られ、きっと空を飛べるようになる」と純粋に考えていました。

冷静に考えればリスクがたくさんあることが分かります。事実この実験は失敗に終わりました。

大人になればわかることですが、子どもだった彼にはその危険性を十分に把握できていませんでした。

彼はその後生涯その空を飛ぶための人体実験をしなかったと言います。

私はこのお話の中で一つだけ教訓を得ました。

「直接的かつ深刻なリスクさえなければ、積極的に挑戦するべきだ」

結果論が先行し、リスクヘッジが騒がれる昨今にこそ、「見切り発車」が案外うまくいくかもしれません。

ではでは

今日の本は、「反射力 早く失敗してうまくいく人の習慣」です。
私が今日していたことに反する書籍ですが、何かを考え始めたらそれをすぐ実行に移すこと。そのための自己啓発書です。
自己啓発書の特徴は大きく分けて三つあります。
1読むことで読者のやる気を引き出す2奇抜か面倒な具体的手段が書かれている3継続できなかった場合意味はない、です。

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2013.04.05 Friday

文章を書く練習

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

そろそろ桜も見ごろを終え、春の興奮も少し穏やかになったころかと思います。

私は昨日の重労働から一転、今日はパソコンに向かって事務作業を重点的に行っていました。

古本屋である私がなんでパソコンで事務作業?と疑問に思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、どんなことにもITが必要なこのご時世古本屋がパソコンを使わない理由はありません。

その中で私がやっていることは在庫管理や入出金管理の帳簿づくりやホームページの調整、時には読書感想文のようなレビューを書くこともあります。

仕事をしっかりされている方からすれば「なんだその体たらくは」とおしかりを受けそうですが、私にとってどんな形であれ文章を書くことは大事なことなのです。

職業柄知り合いの方や人情味にあふれた人くらいとしか会話がない営業を送っている身の上ですから、どうしても言葉の扱いが疎かになります。

本を読めば何とかなる、と思っていても実際入力と出力が同じであることはあり得ません。いくらシェイクスピアの作品を読んだところでシェイクスピアと同等の傑作を人はまず書けません。

なのでそれを鍛える機会が必要なのです。

このブログもその一環です。継続力と文章による表現力を養う大切な空間です。

ではでは

今日の本は、「自由であり続けるために、ぼくらは夢で飯を食う 自分の店」です。
自己啓発や自己実現関係の書籍が大きいサンクチュアリ出版ですが、本書はその中でも「独立開業」に焦点を置いた書籍です。漠然と開業したいと考えている人にはとても読みやすい本だと思います。また出版編のシリーズもの書籍もあります。興味がある方は是非読んでみてください。

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2013.04.04 Thursday

三・往・復

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日は何日かぶりの良い晴れ模様でした。

せっかくなので荷物の運搬等蓄積されてしまった仕事を一気に片づけることにします。

まず、一往復目。

早朝からお店にいなくなるので、休業中の看板を付けておきました。
今日の新聞を持っていき、書籍を回収して帰宅しました。

帰宅してから家に段ボールが溜まっていたのを思い出し、整理して持ち出しました。ついでにお店に持っていく本も何冊か持っていきました。

二往復目。

段ボールとお店に持っていく書籍を運び、持ってきた3倍の量の書籍を持ち帰りました。

机の上に古本がたくさん載っているのは、古書店としてはよいのかもしれませんが、あんとれボックスごちゃごちゃして見えるので出来る限り積み本は排除しておきたいのです。

三往復目。

三往復目にしてようやっとお店に定着しました。
お店に集めた段ボールを加工して本棚を見やすくする工夫を始めました。

段ボールを切り貼りして、後ろの列の本を見やすくしようとしています。

完全に工作の世界ですが、自分の図工の成績が5段階中2であることを思い出しました。

私、本を丁寧に袋に入れることすらできない位不器用なのです。

でも、なんでも挑戦が大事。
いつか「まし」な工作ができるようになりたいです。

ではでは

今日の本は、「最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術」です。
お金のことについて書かれた著作が多い著者の数少ないマニュアル本です。
様々な作業を効率化させるために一つ一つの作業を明文化し、まとめてまとめられるところは編集して、「マニュアル化」する。
PDCAを具体的に行うためには、作業の明文化が不可欠だと思います。

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2013.04.03 Wednesday

泥よ、け?

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

最近雨続きで、出勤時はいつも憂鬱になってしまいます。

別に雨が嫌いなわけではないのですが、お店に着いた時に靴や服が水浸しになっているとそれだけで気分が沈みます。

特に、歩き方が悪いのかズボンに泥はねが大量にこびりつき、まるで水溜りで転んだかのような跡がついていることがあります。

こうなると座って作業ができるようになるまで、立ち仕事で乾燥させるしかありません。

そのじれったさと言ったら……何と表現してよいのやら。

そのため、今日は泥はねよけの方法を実践してみました。

ずばり「つま先歩き」です。

かかとから跳ねた泥がズボンを汚すのであれば、初めからかかとを付けずに歩けばよいのでは?

そういう打開策をネットで調べ、その通りに歩いてみました。
予想以上にふくらはぎが酷使されます。ダイエットに最適ですね。

傍から見ると「エアーヒールで歩いている人間(男)」です。

気持ち悪さ2割増しですね。

しかしその甲斐あって、少ない泥はねで到着できました。

昼過ぎから天気も好転し、夜までその歩き方で帰る必要がなくなったのは幸いでした。

ではでは

今日の本は、「シャキット!わずか三分間で見た目が変わる服装術」です。
私が特に苦手としている見た目への評価を固める手段、服装や身だしなみへのこだわり。それをイチから簡単に知るには良い本だと思います。
これらはあくまでテクニック集ですので、向き不向きはありますし、基礎的な部分はやはり身近な人に聞いてみるのが一番でしょう。

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2013.04.02 Tuesday

営業は自分からとりに行くもの

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

雨がひどく降っています。恵みの雨かもしれませんが、ズボンがずぶぬれになってしまうので私は雨が苦手です。

またこれだけ続けて天気が不安定だと、本を家に持ち帰るわけにもいかず、お店に本が蓄積されてしまいます。

結果、机の上が本だらけになっています。

今日は雨のため外出もできなかったので、起業家ネットワークへの集客のため、方々へ連絡を取っていました。

私に金銭的な利益はありませんが、起業家ネットワークを様々な人が交流できる環境にするため、継続的に人に呼び掛ける必要があります。これも一種の営業活動です。

勿論相手もそれを理解してくださり、時間と気持ちの余裕がある限り参加してくださいます。有難いことです。

しかし、世の中そんな良好な営業ばかりではありません。自分のノルマのために必死になって飛び込みで営業に出かけたり、嫌がられるのを承知で電話をかけ続ける世界です。

その必死さが時に消費者側に不利益を生じる契約を迫ったり、まるで詐欺まがいの勧誘につながっていることもあります。

残念ながら、そういった行為が結果として「営業はお客さんを騙すのが商売だ」と消費者に思わせることもあります。

私のところにもそういった営業の方がいらっしゃることもあります。

電話で当店ホームページの集客の課題を無料で検査させてほしいと連絡があり、サポートできる部分を随時ご契約させていただきたいといった点検営業。

お客さんとして来店しておきながら私を保険営業の顧客に捉えてそれとなく自分の領域へ誘導する飛び込みキャッチセールス。

双方ともにこやかにお断りさせていただきましたが、未開の地へ自ら飛び込もうとやってきたその心意気と意欲は見習うべきところです。

正直、営利目的ではなく個人的に仲良くなれていれば良かったなと残念に思います。

ではでは

今日の本は、「営業の超・基本!50」です。
営業の基本教科書ということで、とても分かりやすく丁寧に書かれた本です。元トップセールスマンでありながら破天荒な営業方法ではなく、基本に立ち戻った営業のいろはを解説しています。
無論著書の通りにしているだけで上手くいくわけでもないので、ここから営業マンが独自の「付加価値」を加えていくことが重要です。

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2013.04.01 Monday

エイプリルフール

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日は、早稲田の通りがとても賑わっていました。
入学式なのでしょうか。

交通規制のため制服を着た方々がたくさんいらっしゃいました。

普段も賑やかな通りですが、これは大変です。

資格予備校や飲食店の方々は渡りに船とお客さんを呼び込むのに大学サークルに混じって宣伝活動に精を出していました。

それくらい人がたくさんでした。

何せ、私のところにもお客さんが来るくらいですから!!

……とエイプリルフール特有の嘘を織り交ぜつつ(実際はフリーペーパーと郵便物の配達員さんしかいらっしゃいませんでした)、行事の賑わいを他人事のように感じていました。

そんなあんとれボックスも少しずつ変わり始めています。
一つは、1冊400円が基本だった当店に「800円棚」を設けることです。

割高にするのかよ!と突っ込まれそうですが、仰る通りです。

良い本との出会いが安い値段で陳腐に見えてはいただけない、そう思っただけです。

ではでは

今日の本は、「覆面調査員は見た!感動のサービスあきれたサービス」です。
昨今の日本は世界的に見ても「過剰なサービス社会」と言われています。
時給800円前後のアルバイトにホテル並みのサービス精神を当たり前のように求められる社会です。
消費者の側に立てばサービスを受けるのは気分の良いもので、まるで自分が偉くなったかのように錯覚させられることもあります。
しかし、サービスは「お客様のために供給側が行う自発的なおもてなし」であって、「お客側が金銭のやり取り無しに要求できるもの」ではありません。
当たり前のサービスのありがたさに対し、時には感謝の言葉を従業員にかけてみてはいかがでしょうか?