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2012.08.27 Monday

店舗レイアウト

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日は、お店の内装についてお話ししたいと思います。内装といっても、商品の陳列をする陳列棚の配置の仕方や無駄な死地(デッドスペース)を作ることなく効率的な店内を演出できるかという点に注目しました。

皆さんの多くはコンビニやデパートのブース、スーパーなどで内装などあまり気にせず商品を手に取っているかもしれません。しかし、商品を陳列・展示する側は顧客側がストレスなく商品を手に取ってもらうための工夫を必ず行っています。今回はその中でも基本ともいえる三つについて説明します。

一つ目は、商品の高さ。
商品を手に取りやすい位置というのはおおよそ決まっています。高さ1m以下では腰を屈める必要が出たり、逆に高さ2m以上の高さに商品があると届かないばかりか、商品そのものが見にくいといった肉体的、精神的負担を顧客に強いることになります。

そのため、そのような場所には陳列予定の在庫を置いたりすることがあります。これは、大量に商品を扱う店舗によく見られると思います。

高いところは自然と死地(デットスペース)になるので、同様に場所をとることになる在庫を詰め込むことで、敷地の活用の場が増えることにつながります。しかし、高所に在庫を置くと見栄えはよくありませんし、商品が落下する危険もあります。

二つ目は、商品間の距離
大型スーパーなどの棚の間は、顧客が二人買い物籠を持ったままでもストレスなくすれ違うことができるかという配慮がなされています。狭い通路を人は通りたいとは思いません。よほどその列に魅力的な商品がなければ、通ることすらしないでしょう。

ただし、コンビニ等の小規模店舗にとって商品間の距離を広げることはそのまま商品の種類が減ることにもつながります。スーパーと違い、小さい店舗スペースで多くの商品を顧客に提供したい場合に商品間を広くすることは逆効果です。

三つ目に、棚の配置
入りやすく、出やすい順路が組まれているか。袋小路のようにわかりにくい順路は嫌がられます。以前とある大型ディスカウントショップに入った際、店内のマップがなく、非常に入り組んでいる棚配置のせいか、しばらく店内で迷ったことがありました。

その店舗ではあえて配置をわかりにくくすることで、一般的な陳列よりもより多くの商品が顧客の目に触れるという効果がありました。しかし、よほど商品・サービスに魅力がなければ逆効果です。

これらを組み合わせ、自分のスペースや商材に見合った店舗レイアウトを組み立てることが、顧客満足への第一歩です。

明日はその具体例として、私のお店で実際に議論したレイアウトの内容を紹介したいと思います。

ではでは

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