こんばんは、ちゃっぴーです。
今回は、「店舗什器を買う場所」です。
まず、私は父親から棚・机や椅子などを「什器」と呼ぶことを知りませんでした。「じゅうき」と読みます。自身の不勉強さにはちょっと落ち込みますが、若い時に勉学をおろそかにしたツケだと思っています。
この什器には、当たり前ですが使用目的によって違いがあります。
例えば、ファーストフード店にある机や椅子は、基本的に分厚く太い金属で支えられているものが多いと思います。これは家にある家庭用テーブルとは違い、より耐性を強化した結果だといえます。
また、雑貨屋などにある商品を置く棚の大半が市販品の棚ではなく、より頑丈な素材で構成されていたり、簡単には壊れない構造をしている可能性が高いです。
実際、什器と店舗什器には「頑丈さ」という点において大きな差があると考えられます。
しかし、それだけではありません。店の内装は店舗ごとにまとまった構成をしていることが多いため、自然と特注品、すなわちオーダーメイドの什器が使われやすくなります。
事実、多くの店舗で見かける商品陳列のための什器は、普通のホームセンターなどでは手に入らないものばかりだと思います。
このサイト「賑わい創りの道具や」
http://www.nigiwai-dougu.com/
には、そういった店舗什器に焦点を絞ったさまざまな什器が紹介されています。どれもこれもが一見普通の家具にも見えますが、その使用目的(つまり商品陳列)にも適切に対応できるような頑強かつ独特な形をしています。
一応、参考価格として下取り価格よりも高めの価格表示をされていますが、それでも一般的な什器に比べても割高な価格設定になっています。
確かに、これほど高価なものであれば店舗用として十分な強度を持った什器ができることと思います。しかも「自分オリジナル」のものが。
しかしそれでは「コストを低く」できません。
それは、起業家にとっては避けなければいけない問題です。
私はあえて断言します。
必ず儲かる、出費分は回収できる、そういった「自信」がないのであれば、
「オーダーメイド品など購入するべきではありません!!」
例え見た目はしょぼくとも、既製品だと笑われようと「機能性追求」で自身の予算に合う什器を購入すればよいわけです。
そこで私が活用したのは、
「IKEA」
http://www.ikea.com/jp/ja/
あの有名なオランダ家具メーカーです。
その徹底したコスト管理とDIY(Do It Yourself、つまり「自分ですること」)の精神は、行き過ぎたサービスと言われる日本企業にはない安さと均一の質があります。
これは非常に私のイメージにかみ合いました。
ほかのメーカーと比べても遜色ない品質、今までの価格レベルの半額以下のコスト、そして一番の懸念だった店舗什器としての頑強さ。
IKEAの製品すべてが説明書通りの性能を備えているとは限りません。
しかし、それでもやはり欧米の製品というものは
「大型」で「低コスト」でそれでいて必要以上に「頑丈」なのです。
店舗什器を揃える際の課題ともいえる統一性もIKEA一つで買いそろえるのであれば、ほとんど問題がありません。
私はそうやって、姉と議論を重ね、両親に車を出してもらうことで、店内に必要な什器の8割を一度にそろえることが出来ました。
細かい備品についてはまたいずれ触れたいと思います。
次回についてはまだ「未定」ということで、今回は終了します。
PS
更新頻度が急速に衰えていますが、更新に時間を割くほどの体と気持ちに余裕がないほど、開店準備が忙しくなってきているためです。
ご了承ください。